【リファラル採用導入のヒント】人手不足の今、必要なこととは

近年注目を集める採用手法「リファラル採用」。GoogleやFacebook、日本国内でもメルカリが実施していることで浸透し、多くの企業で導入されています。今回は、リファラル採用とは何か、多くの企業が導入を決めた理由。また導入の際のポイントをご紹介します。

目次

1. リファラル採用とは

リファラル(Referral)とは、「紹介・推薦」の意。従業員の人脈を利用し、知り合いを紹介してもらう採用手法のことをリファラル採用と呼びます。

リファラル採用とコネ入社の違い

リファラル採用という言葉。親族に紹介され、スキルが満たない場合でも入社させる手段「コネ入社」と同じなのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
リファラル採用とコネ入社の違いは、紹介者が経営幹部である、または経営幹部と近しい持つ人物であるかどうか、また選考が行われるかどうかです。

コネ入社とは、
企業にとって重要な役割を担っている人から紹介され、選考過程を飛ばし(形式的な選考過程のみで)入社することを指します。そのため、企業にとって必要な能力を有していない場合も多くあるようです。

一方でリファラル採用とは、
全社員*1 が紹介を行う制度であり、通常の選考フローに則り*2 、適切な人物かどうか判断の上、採用を行います。

*1 企業により対象社員が異なります
*2 選考過程が一部省略されることはあります

リファラル採用が導入されている理由

ではなぜリファラル採用が導入されているのでしょうか?

海外ではメジャーな採用手段として浸透し、日本でも多くの企業で導入されています。その理由は
・コストを削減できる
・採用率が高い
・離職率も低い
等の理由が挙げられます。

また、採用の現状として
・紹介会社を使用していても応募者が集まらない
・理想の人物像にマッチする人がいない
・一人当たりの採用コストが増えてきている
・入社後の離職率が高い
といったように、採用に関する悩みを抱えている企業が多いことが挙げられます。

では、リファラル採用のメリットはどういった点なのでしょうか。

2.リファラル採用のメリット・デメリット

リファラル採用のメリット

office チームメンバー
リファラル採用のメリットは、
・コストカットできる
採用説明会にかかるコスト、転職サイトへの広告出稿費、選考に関わる採用担当者の人件費を減らすことができます。

・質の高い人材・理想のスキルセットを持った人材に出会うことができる
リファラル採用とは、旧来から行われているリクルーター制度の中途採用版と言うことができます。そのため、理想の人物像の一人である従業員と親交があり、似通った思考やスキルを持った人材と出会うことができます。

・社風や経営戦略に対する理解
また、従業員経由で会社の社風や経営戦略について聞いている可能性が高く、納得した上で応募してくることもメリットの一つです。

・経営課題が見つかることも
仮に紹介された人が入社しない場合であっても、断った理由から、評価制度や研修制度など改善すべき点が見つかることもあります。

デメリット

一方で導入したことによるデメリットもあります。
・人間関係の複雑化
紹介された人が不採用だった場合。または、どちらかが離職した場合には人間関係が悪化することがあります。また、両者ともに離職してしまう可能性も。

・ミスマッチ
紹介者に、会社が理想とする人物像イメージが伝わっておらず、想定とは違う人物を紹介されることもあります。

・同じ思考の人材ばかりに偏る
また、紹介される人は紹介者と似た考え方を持つ人が多いため、同じ思考の人材割合が増える場合もあります。

3.リファラル採用成功のコツとは

メルカリの事例から学ぶ成功のポイント

メルカリ*3では、以前よりリファラル採用を行ってきています。

メルカリが意識している点としては、
・会社自体のブランディング作り
・人材イメージの共有
・社員同士のコミュニケーション機会を増やす
・さらなる出会いを求めてMeetupイベントの開催や勉強会を積極的に導入
を行っているそうです。

*3 参考URL:創業5年で1,000人規模へ、メルカリ組織をリードした2人が明かすターニングポイント『THE BUSINESS DAY 02』レポ

リファラル採用導入のポイント5選

導入する際のポイントを確認しましょう。
・段階的に導入する
全社員対象とするのではなく、マネージャー層や管理職のみ導入するなど、段階的な導入が有効です。全社員に対して導入を行う前に、採用フローが異なる求職者を同時に管理できるツールや制度を順次整えていきましょう。
また、紹介者がメンターの役割を担い、入社後のフォローまで行えるかどうかという点も離職率を下げるために重要な要素です。

・他の採用手段も組み合わせる
同じ考え方を持った人物に偏らないために、複数の採用手段を並行して行い、人材の同質化を避けましょう。

・採用戦略を共有・社内のコミュニケーションを活性化
全社員に対して、採用戦略を共有することや、社内SNSを導入してみてはいかがでしょうか。

・社内環境を見直す
従業員が不満に思っていることはないか、改善すべき点はないかを見直してみましょう。福利厚生の充実や労務環境の改善など、従業員の意見を取り入れることで、従業員満足度、さらには求職者にとってのメリットとなり、採用の成功につながります。

・求人票を作れない新規のプロジェクト立ち上げ時に導入する
また、職務内容がはっきり決まっておらず、必要な資格や経験を打ち出せない新規のプロジェクトの時にこそ、リファラル採用が有効です。

報酬制度の是非をしっかり検討してから導入する

リファラル採用導入時に一番の懸念事項となる報酬制度。一部の社員にのみ報酬を与える制度に不満を感じる場合や、報酬を目当てに合わない人物を紹介する従業員も出てくる可能性があります。

また、労働者の募集に際し、報酬を与えることは本来禁止されています。
そのため、紹介そのものに対してではなく、業務の一環として報酬を与える旨を就業規則や労働契約に記載する必要があります。

報酬ありの会社で支払われる金額は、3~10万円が一般的*4。ただし、トラブルのもとになるため、報酬なしの会社も多いようです。

*4 参照URL:リファラル採用(社員紹介)意識調査 62%の企業がリファラル採用の経験あり。実施理由は、定着・活躍のしやすさ。

上記のように、報酬制度については賛否両論の意見が出てきます。導入する前に検討することが大切です。

4.まとめ

今回は、リファラル採用のメリットや成功のポイントをお伝えしました。
多くの企業がリファラル採用を導入していますが、結果が出ない場合も多くあります。

そういった場合には、福利厚生を厚くする、社内の労働環境を整えるなど自社内の環境を見直してみてはいかがでしょうか。また、迅速な人材確保が必要な場合には、アウトソーシングが有効です。

アウトソーシングによって、必要なスキルを補う、社内における業務効率化を図る、ノンコア業務を任せて、既存社員のリソースを空けるといったことも可能です。

貴社採用戦略の一つとして、リファラル採用やアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか?

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