アウトソーシング企業おすすめ5選!業務別の事例や導入メリットも解説

「バックオフィス業務が多くて他のやりたい仕事に取りかかれない」
「採用コストを削減したい」
「専門スキルのある人材が不足している」
など、企業はさまざまな悩みを抱えています。

このような課題に対し、リソース不足や人材不足・コスト問題を解決できるのが「アウトソーシング」です。

この記事では、アウトソーシングの導入を考えている企業に向けて、おすすめのアウトソーシング企業や業務別の導入事例、アウトソーシング導入のメリットについてご紹介します。

この記事を読めば、アウトソーシングについての理解が深まり、自社の業務効率化や生産性向上の実現のヒントが掴めるはずです。

アウトソーシングとは

アウトソーシング 企業1

アウトソーシングとは、自社業務の一部を外部の企業や個人に委託する手法のことです。「外部」を意味する「アウト」と「調達」を意味する「ソーシング」を組み合わせた言葉です。

自社に不足している人材やサービスを外部から調達することで、業務効率化や生産性の向上、企業としての競争力強化などが見込めます。

アウトソーシングの種類

アウトソーシングといってもさまざまな種類があり、業務内容によって「BPO」「KPO」「ITO」「オンラインアウトソーシング」などに分けられます。
ここでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

BPO

BPO(Business Process Outsourcing)とは、業務プロセスの企画・設計から実施までをすべて外部委託する手法です。アウトソーシングの中でも外部委託先の自由度が高い手法になります。

BPOは業務範囲が幅広く、人事・総務・経理・情報システムなどのバックオフィス業務から、物流業務、製造業務にまで及びます。どの業務も、自社の社員でなくても業務の遂行に大きな問題がない点が特徴です。

アウトソーシングの中では比較的安価で導入でき、人員を採用・教育する負担がなく業務効率化を図れるというメリットがあります。

その一方で、ノウハウが社内に蓄積されない、外部人材を使うことによってセキュリティリスクが生まれるといったデメリットも存在します。

ITO

ITO(Information Technology Outsourcing)とは、IT関係や情報システム関連業務の外部委託を指します。ITインフラの設計や構築、システム運用といった情報システム部門が主な業務です。

現在は業務のIT化が進んでおり、企業にとって社内ネットワークやサーバーは、業務に欠かせない重要なインフラです。

しかし、社内ネットワークの構築やサーバーの保守管理などは専門性が高く、IT人材の不足している企業では自社社員だけでは対応しきれないこともあるでしょう。
このような場合に、情報システム関連の業務を高いITスキルを持った外部委託先にアウトソーシングする企業が増えています。

しかし、ITOは専門スキルのある人材への外部委託となるため比較的コストがかかり、自社システムを理解してもらうために導入まで多くの時間が必要になるなどのデメリットもあります。

KPO

KPO(Knowledge Process Outsourcing)とは、情報分析などをメインとした知的処理業務の外部委託を指します。日本ではまだあまり導入されておらず、海外の利用者が多い傾向にあります。

KPOではデータの収集や加工、分析などの業務が中心となります。規則性が少なく都度判断することが多いため、手間と時間がかかるわりにマニュアル化しにくい業務であることが特徴です。

外部委託先が持つ知見を活用することで、事業の方向性の決定をサポートしてもらえるなど、事業成長の加速につながるというメリットがあります。

一方、依頼する企業や人材の決定に時間がかかるなど、委託先の選定が難しいという問題があります。

オンラインアウトソーシング

オンラインアウトソーシングは、オンライン上で企業の業務をサポートするサービスです。アウトソーシング会社が採用・育成した在宅ワーカーに業務を依頼します。

経理、総務、人事といったバックオフィス業務から、マーケティングやクリエイティブ業務まで、幅広い業務に対応できるという特徴があります。

企業側には採用の負担がなく導入までの日数も短いことから、比較的安価に導入できるのがアウトソーシングサービスのメリットです。

バックオフィス業務を外部に委託することで、社員はコア業務に集中できるようになります。また、スキルのあるスタッフへ仕事を依頼するため、業務効率化や品質向上なども見込めます。

しかし、出勤が必要なオフラインでの対応が難しい、在宅ワーカーの作業環境によってはセキュリティリスクがあるというデメリットもあります。

アウトソーシングと人材派遣の違い

ここでは、アウトソーシングと人材派遣の違いについてご紹介します。

アウトソーシングは、企業とアウトソーシング業者が業務委託契約を結び、「業務」そのものや「成果物」を提供する外部委託サービスです。
企業はアウトソーシング会社に業務に関する指示を出しますが、作業するスタッフに直接的な指示をする必要はありません。

人材派遣は、企業と派遣会社が労働派遣契約を結び、企業の条件に合った「人材」を提供するサービスです。派遣の場合、派遣先の企業が作業するスタッフに業務の指示を直接出すことになります。

アウトソーシングはスケジュールや納期に対して比較的柔軟に対応できるため、業務の発生頻度に波がある場合やスポットで依頼したい場合に向いています。

一方、人材派遣は決まった期間に常時業務がある場合に活用されます。

おすすめアウトソーシング企業5選

アウトソーシング 企業2
ここではおすすめのアウトソーシング企業を紹介します。

HELP YOU(株式会社ニット)

HELP YOU

HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
優秀なスタッフがクライアントをトータルサポートし、社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。

HELP YOUの特徴

【HELP YOUのプラン】
<チームプラン>
お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チーム制でサポートするプランです。

チームプラン4つの強み
1.厳しい採用プロセスをクリアした「優秀なアシスタント」
2.チーム制なので欠員があっても業務が滞る心配なし!長期的な依頼が可能
3.さまざまな業務の依頼でも窓口は一つで簡単!頼れる「専属ディレクター」
4.海外在住の日本人スタッフによる時差を活用した夜間帯業務も可能

チームプランの主なサービス内容
HELP YOUには、さまざまなスキルを持った優秀なメンバーが多数在籍しているため、幅広い業務の依頼が可能です。

■総務業務:出張手配、スケジュール調整、名刺作成、データ整理など
■経理業務:入金管理、支払業務、請求書発行など
■人事・採用業務:求人票の作成、書類審査管理、セミナー会場手配など
■営業サポート業務:会議資料作成、データ収集、KPI管理、経費申請など
■マーケティング業務:SNS投稿、メルマガ作成、アンケート集計など
■ECサイト業務:売上管理、商品管理、サイト管理、ニュースリリース作成など
※各サービスは、お客様のご要望によって組み合わせが可能です。

料金
月額:10万円~/実働時間:30時間~(税抜)

 

チームプランに加え、固定の専属アシスタントが業務を柔軟にサポートする「1名専属プラン」も提供しています。

 

HELP YOUの口コミ・評判

HELP YOUを実際に導入したユーザーのレビュー・口コミをご紹介します。

管大輔さんのHELP YOUに関するレビュー|ミナオシ

「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが適しているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社


NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社は、人事や総務、経理部門といった管理部門を中心としたアウトソーシング会社です。

<特徴>
・総合アウトソーシングでコスト削減を実現
・導入時の綿密な事前調査による最適な運用
・疑問や不安を解決する徹底的なサポート支援

主なサービス内容 【経理】
売上・売掛金、仕入・購入・買掛金、経費精算、決算業務、経理・請求書トータルソリューション

【総務・労務】
文書管理、ファシリティマネジメント、施設管理、契約書管理

【人事】
給与計算、入退社管理

【事務代行】
請求書発行・郵送、集金代行、収納代行、ハガキ・DM発送代行 など

料金 要問い合わせ

 

トランスコスモス株式会社


トランスコスモス株式会社は、社会インフラを支えるデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを提供している企業です。

<特徴>
・顧客視点のデジタルトランスフォーメーション
・リアルタイムでの対応可能なチャットオペレーション
・さまざまなチャネルに対応したテクノロジーの導入・運用をサポート

主なサービス内容 【Webサイト・アプリ構築/運用】
サイト運用・改善サービス、マーケティングソリューション導入サービス、システム構築/開発・インフラ保守

【チャットオペレーション】
ノンボイスセンターの運用、関連資料送付

【デジタルコールセンター】
在宅オペレーターによるコールセンター運用、対話ログの音声認識ソリューションの提供 など

料金 要問い合わせ

 

株式会社アウトソーシングテクノロジー


株式会社アウトソーシングテクノロジーは、ITOサービスによる産業支援を提供するアウトソーシング会社です。

<特徴>
・技術・テクノロジー・研究産業のプロフェッショナル人材の育成・派遣
・イノベーションのためのソリューション提供
・労働力のデジタルトランスフォーメーション化

主なサービス内容 【人材派遣】
エンジニア派遣、設計補助派遣、IT業務請負

【設計・開発】
機械設計、電気・電子設計、ITシステム設計・開発、半導体設計、化学・バイオ開発 など

料金 要問い合わせ

 

株式会社パソナナレッジパートナー


株式会社パソナナレッジパートナーは、専門力を駆使した知的財産のKPOサービスを提供しているアウトソーシング会社です。

<特徴>
・知的財産・技術のスペシャリストによる調査
・知的財産の運用を多面的にサポート
・知財活動のコンサルティング提供

主なサービス内容 【特許調査】
先行技術調査、無効資料調査、クリアランス調査、技術動向調査

【知財管理】
出願手続事務サービス、権利評価・維持手続事務サービス、国内/国外特許事務所、年金管理会社への手続代理、出願・維持手続の改善提案、制度・運用体制の設計・提案 など

料金 要問い合わせ

 

アウトソーシングを活用するメリット

アウトソーシング 企業3

アウトソーシングを導入すると具体的にどのようなメリットがあるかをご紹介します。

社員がコア業務に集中できる

アウトソーシングを活用することで、社員はコア業務に集中できるようになります。

ルーチンワークやバックオフィス業務といったノンコア業務に時間をとられている場合、社員は本来力を入れるべき重要なコア業務に集中できません。

そこでノンコア業務をアウトソーシングし、コア業務に集中できる環境を整えることで、業務効率化や企業の生産性向上、社員のモチベーションのアップにつながります。

コスト削減につながる

アウトソーシングの導入によってコストの削減が見込めます。

自社で一から新しい人材を雇用・教育しようとすると、大きなコストがかかります。求人を掲載するところから始まり、選考・採用・育成までの人材コストは企業にとって大きな負担です。

アウトソーシングを活用すれば、採用・教育にかかる費用はもちろん、備品費用・社会保険費・福利厚生費などのコストを削減することが可能です。

プロの知見やノウハウを活用できる

アウトソーシングの導入には、自社が持っていない知見やプロのノウハウを活用できるというメリットもあります。

法令や制度、システムが頻繁に改訂されるような業務は、アウトソーシングするメリットが大きいです。改定のたびに社内人材を教育した場合、費用・時間ともにロスが発生します。

外部の専門業者にアウトソーシングすることによって、常に最新情報をもとに業務を遂行できます。専門家に依頼するため、より正確でスピーディーな業務も期待できるでしょう。

アウトソーシングを導入した企業の事例

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最後に、アウトソーシングを実際に導入した企業についてご紹介します。アウトソーシングの導入を検討している方は、ぜひご参考ください。

バックオフィス業務のアウトソーシング

老人ホーム、訪問介護ステーション、訪問看護ステーションといった介護・医療事業を展開している株式会社テンダーハートの事例です。

同社では、バックオフィス業務担当の負担が大きく、担当者が抱えている業務のマニュアル化ができていないことが課題となっていました。
そこで、業務のマニュアル化や給与計算業務、スケジュール調整業務などをオンラインアウトソーシングの「HELP YOU」に依頼しました。

これまでは施設管理者がバックオフィス業務も担当していましたが、HELP YOUにアウトソーシングしたことで、職場環境の整備など本来注力すべきコア業務に専念できるようになったそうです。

また、管理者が職員と話をする機会も大幅に増え、離職率低下などの嬉しい変化も出ています。

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【介護・医療】事務の外注で働きやすい職場づくりに注力できた

経理業務のアウトソーシング

デジタルマーケティングを得意とし、メール関連ソリューションの提供を通じて企業の課題解決に取り組む株式会社ニューストリームの事例です。

経理業務に関わる資料の作成数が多く、新会社設立にあたってさらに業務の増加が予想され、経理部門のリソース不足が課題となっていました。
そこで、社員がコア業務に集中できる環境を整えるために、経理に関わるルーチン業務をHELP YOUに依頼しました。

依頼後、アウトソース化のためのマニュアルを整備する過程で、業務の進め方が可視化されたと言います。マニュアルを整え、担当者に依存しない仕組みを確立できたことは、事業継続の観点でも大きな意味があったとのことです。

また、アウトソーシングの活用により社外との関わりが増えることで、新たな視点を得る機会が広がり、社員の成長機会にもつながっていると感じているそうです。

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新会社の設立にともない経理業務をアウトソース化。HELP YOU利用による副次的な効果とは?

人事・採用業務のアウトソーシング

日本全国に80以上の拠点を持ち、総合物流企業としてさまざまな事業を展開する株式会社ギオンの事例です。

株式会社ギオンでは、採用広報のチームが一時的に人員不足になってしまう状況があり、採用広報の業務に限らず、自社でなくても実施できる業務の委託先を探していました。

そこで、採用サイトでのスカウトメール送信や各拠点の中途採用業務のフォロー、社内報の作成業務などをHELP YOUに依頼しました。

HELP YOU導入後は、一人あたりの業務負荷が軽減され、アウトソーシングによって働きやすい職場環境を整備できていると感じているそうです。

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まとめ

アウトソーシング 企業5

おすすめのアウトソーシング企業やアウトソーシング導入のメリット、導入事例についてご紹介してきました。

アウトソーシングを導入することで、社員がコア業務に集中できる、コストの削減につながる、外部のプロフェッショナルの知見やノウハウを活用できるなど、さまざまなメリットがあります。

アウトソーシングの導入を検討中であれば、一度アウトソーシングしたい自社業務がどういったものかを整理してみましょう。
課題を明確にすることで、自社にぴったりのアウトソーシング企業が見つかり、企業としての成長にもつながるはずです。

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