メールの作成・送信・転送・保存・情報抽出を自動化!活用事例と方法を紹介

メール業務の自動化により、作業時間を大幅に削減できるだけでなく、ミスや対応漏れのリスクも軽減できます。
本記事では、メール業務の自動化方法や、具体的な活用事例を詳しくご紹介。さらに、自動化ツールの活用やアウトソーシングを含む実践的な手段についてもわかりやすく解説します。
自動化のポイントを押さえ、メール業務の効率化を目指しましょう。
メール業務のよくある課題
日々のメール対応は時間がかかるうえ、送信ミスや対応漏れも発生しやすい業務です。さらに、一斉送信やリマインドを手作業で行うのは非効率的です。
しかし、こうした課題は、自動化によって大幅に改善できます。ここでは、メール業務にありがちな課題と、その解決策をあわせてご紹介します。
メールの作成・送信に毎日多くの時間を費やしている
一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査によると、ビジネスパーソンは1日平均で15通のメールを送信し、50通を受信しています。メール対応だけで数時間を費やし、本来の業務が圧迫されるケースも少なくありません。
特に、報告・共有・お礼といった定型メールは内容がパターン化されており、手作業で対応すると効率を下げる要因になります。
このような繰り返し発生する定型業務は、自動化によって大幅な効率化が可能です。
参考:一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2023」
対応漏れや送信ミスが発生するリスクがある
多忙な業務の合間にメール対応を行うと、送信忘れや宛先間違いなどのミスが発生しやすくなります。
特に、対応を担当者のスキルや記憶に頼っている場合は業務が属人化し、抜け漏れのリスクが高まります。こうしたミスは、取引先からの信頼低下やトラブルにもつながりかねません。
メール業務を自動化すれば、ヒューマンエラーを未然に防ぎ、対応を標準化できます。
一斉送信やリマインドが手作業で非効率
案内やリマインドなど、同じ内容を複数の相手に手作業で送ると、件数に比例して時間と労力が増えてしまいます。
さらに、送信するタイミングや内容が担当者によって異なる場合、運用にムラが生じやすくなります。
こうした定期的・一括で対応が必要な業務は、自動化による効率化と標準化の効果が非常に高い分野です。自動化を導入することで、作業負担を減らしつつ、安定した運用が実現できるでしょう。
メール自動化で得られるメリット
メール業務を自動化することで、以下のようなメリットが得られます。
- 作業時間の短縮
- ミスの削減
- 属人化の防止
- 顧客満足度の向上
なかでも大きなメリットは、業務時間を大幅に短縮できることです。繰り返し発生する作業がなくなり、スタッフのリソースをより付加価値の高い業務へ振り向けられます。
また、宛先間違いや対応漏れといった人的ミスも防げるため、安定した品質でメール業務を遂行できます。
さらに、業務が特定の担当者のスキルに依存しなくなることで、属人化を防げる点も大きなメリットです。
自動化によって対応が迅速かつ正確になれば、業務の安定性が増し、顧客や取引先の満足度も高まるでしょう。
【活用事例付き】自動化できるメール作業
メール業務は「送信」や「振り分け」など、いくつかの作業領域に分類できます。ここからは、作業領域ごとにどのような自動化が可能なのかを詳しく解説します。
【主な自動化領域】
- メールの「送信・返信」
- メールの「作成」
- メールの「受信・振り分け・転送」
- メールの「通知・リマインド」
- メールの「添付ファイル処理」
- メール本文からの「情報抽出」
あわせて、具体的な活用事例もご紹介するので、自社に自動化をどう取り入れられるかの参考にしてください。
メールの「送信・返信」を自動化
メールの定型的な送信・返信は、スケジュールや条件に応じて自動化が可能です。
Excelやフォームと組み合わせれば、一括送信などのカスタマイズもでき、人手を介さずに返信や受付確認メールを送信できます。
以下は、部門別の送信・返信自動化の活用例です。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | セミナー案内やフォローメールをExcelリストから一括送信 |
採用・人事 | 応募受付後、面接日の案内を自動返信 |
カスタマーサポート | お問い合わせ内容に応じてFAQを返信 |
総務・バックオフィス | 定例会議の案内を毎週決まった時間に送信 |
経理・財務 | 月末に支払い通知や請求書を一斉送信 |
IT・システム部門 | アカウント作成完了時にログイン情報を通知 |
メール自動化事例:定期的なスケジュール送信(会議通知・報告メールなど)
ステップメールやキャンペーンなど、定期的な配信メールを自動化する事例をご紹介します。
自動化前の 課題 |
・宛先ごとに個別対応が必要で、手間がかかった ・配信日時や対象者の管理が煩雑だった |
自動化による 効果 |
・配信タイミングを設定するだけで自動送信でき、作業の手間を軽減 ・毎週・毎月などのスケジュール設定もでき、柔軟に運用可能 |
【自動化の流れ】
- 送付先リストと本文のテンプレートを用意する
- 配信タイミングを設定すると、自動で繰り返し配信される
シナリオに沿った送信ができるため、キャンペーンなどの定期配信に効果的です。また、社内向けのリマインドや採用スカウトメールにも活用できます。
メール自動化事例:条件に応じた自動返信(問い合わせ・応募受付など)
あらかじめ条件を設定し、それに基づいてメールを自動送信する事例です。
自動化前の 課題 |
・顧客ステータスの判断に時間がかかっていた ・最適なタイミングで送信できず、機会損失につながることがあった |
自動化による 効果 |
・条件に応じて適切なタイミングで送信でき、反応率の向上が期待できる ・担当者が不在でも安定した運用が可能に |
【自動化の流れ】
- SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)に顧客情報を登録・更新
- 設定した条件に応じて分岐を自動判断
- ステータスに合わせたメールを送信
この仕組みにより、適切なタイミングで顧客にメールを送信できるため、見込み客の育成や既存顧客へのフォローアップに役立ちます。
メール自動化事例:資料請求対応の自動送信
顧客からの資料請求に対して、自動で資料を送付する事例です。
自動化前の
課題・資料請求送付までに時間がかかり、商談機会を逃すリスクがあった
・担当者が商談などのコア業務に注力できない状態だった自動化による
効果・資料送付とフォロー対応を効率化し、1件あたりの対応時間を15分から1分へ短縮
・担当者が商談などコア業務に専念可能に
・資料送付の迅速化とフォロー漏れの防止を実現
【自動化の流れ】
- 資料請求があった顧客に対し、テンプレートメールで資料を自動送付
- 手動でのメール作成・送信作業を排除し、対応を即時化
メール自動化事例:スカウト・通知メールの自動送信
指定の求人媒体から候補者へスカウトメールを自動送信する事例です。
自動化前の 課題 |
・スカウト送信や面談調整に2~4時間かかっていた ・手作業では候補者全員にリーチできず、タイムリーなフォローが難しかった ・朝、夜、土日など返信率の高い時間帯にアプローチできなかった |
自動化による 効果 |
・対応時間が30分に短縮 ・24時間365日の対応が可能になる ・他社より早く候補者へアプローチでき、採用競争力が強化される |
【自動化の流れ】
- 利用する求人媒体と対象候補者を設定
- 送信時間を登録し、スカウトメールを自動送信
- 候補者からの返信に自動応答
- 面談日程調整にも自動対応
メールの「作成」を自動化
定型文のテンプレート化や、過去のやり取りをもとにした文面提案により、メールの作成を自動化できます。
さらに、ChatGPTのようなAIを活用すれば、文面のたたき台作成や長文の要約も自動化が可能。書き出しや締めのフォーマット作成もツールに任せられます。
各部門におけるメール作成自動化の活用例は、以下のとおりです。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | 営業メールなどの原稿生成、フォロー文の提案 |
採用・人事 | 応募受付メールや面接案内のテンプレート化、内定通知の生成 |
カスタマーサポート | 問い合わせに対する回答の下書き |
総務・バックオフィス | 社内連絡の定型文生成、報告メールの要約 |
経理・財務 | 請求関連メールのテンプレート反映、定期報告作成 |
IT・システム部門 | 障害発生報告や対応完了通知の文面生成、アカウント発行連絡などの雛形作成 |
以下に、AIを活用したメール作成の自動化事例をご紹介します。
自動化前の 課題 |
・社内ルール化した言い回しがあり、文面作成に時間がかかっていた ・慣れていない新入社員は表現に不安を感じていた |
自動化による 効果 |
・AIが自動で適切な文面に変換し、作成時間を大幅に削減 ・誰でも同じ品質のメールを作成でき、属人化を防げる |
【自動化の流れ】
- 過去のメールのやり取りをAIに学習させる
- AIが入力文を社内ルールに沿った文面に自動変換する
これにより、誰でも短時間でメールを作成できるようになり、業務が効率化します。
メールの「受信・振り分け・転送」を自動化
送信元や件名、キーワードなどの条件に基づいて、受信メールを自動的にフォルダ分けやラベル付けできます。
条件を設定すれば、チャットや別のアドレスへの自動転送も可能なため、チーム内での情報共有や通知がスムーズになります。
各部門におけるメールの受信・振り分け・転送自動化の活用例は、以下のとおりです。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | 問い合わせを営業担当別のフォルダへ振り分け |
採用・人事 | 応募受付メールを職種や勤務地ごとに分類 |
カスタマーサポート | キーワードで仕分けし担当グループに転送 |
総務・バックオフィス | 社内申請・問い合わせを部署別フォルダに整理 |
経理・財務 | 支払関連メールを振り分け、経理メンバーへ転送 |
IT・システム部門 | システム監視アラートを重要度別に分類し、担当者へ通知 |
たとえば、受信メールの送信元や件名に応じて、自動的に関係部署へ振り分ける事例があります。
自動化前の 課題 |
・手作業での振り分けに時間と手間がかかっていた ・スパムメールに埋もれ、重要メールの見落としや誤削除のリスクがあった |
自動化による 効果 |
・条件設定だけで振り分けでき、作業効率が向上 ・スパムメールを除外し、重要メールへ迅速に対応できるように |
【自動化の流れ】
- 受信アドレスと振り分け条件を設定
- システムが常時監視し、条件に応じて自動振り分けを実行
メールの「通知・リマインド」を自動化
特定のメール受信やステータス更新などのイベントをトリガーに、メールやチャットへ通知を自動送信します。
各部門におけるメールの通知・リマインド自動化の活用例は、以下のとおりです。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | 担当者へ商談日などをリマインド |
採用・人事 | 面接予定日について、候補者と面接官へ通知 |
カスタマーサポート | 未対応の問い合わせに対して一定時間経過後に通知 |
総務・バックオフィス | 各申請の締切前にリマインド |
経理・財務 | 請求書提出や支払予定日を事前に通知 |
IT・システム部門 | システム保守点検の前に関係者へリマインド |
以下は、特定のGmailを受信した時にChatworkへ自動転送・通知する事例です。
自動化前の 課題 |
・連絡ツールが複数あり、確認漏れのリスクが高かった |
自動化による 効果 |
・確認先を一箇所に集約でき、重要メールに迅速に対応可能に(作業時間が7分から3分に短縮) |
【自動化の流れ】
- Gmailで通知対象となるメール条件を設定
- Chatworkを通知先として指定
- 条件に合ったGmailを受信したら、Chatworkへ自動転送・通知
これにより、対応漏れや締切忘れといったヒューマンエラーを防止し、重要メールの取りこぼしを防げます。
メール「添付ファイルの処理」を自動化
メール受信時の添付ファイルを、フォルダへ保存、ファイル名のリネーム、形式変換などで自動処理できます。
各部門におけるメールの添付ファイルの処理自動化の活用例は、以下のとおりです。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | 発注書を案件ごとにフォルダに保存 |
採用・人事 | 応募書類をGoogleドライブに格納 |
カスタマーサポート | 問い合わせに添付された資料をリネーム・保存 |
総務・バックオフィス | 申請書類(Excel)を自動で分類しPDF化 |
経理・財務 | 領収書の画像を仕訳用フォルダへ保存 |
IT・システム部門 | バックアップレポートを保存・圧縮・日付でリネーム |
以下は、Gmailの添付ファイルをGoogleドライブに自動保存する事例です。
自動化前の 課題 |
・手動でのダウンロード・保存に、3~5分かかっていた ・担当者ごとに保存場所がバラバラだった ・保存忘れや誤削除による重要ファイル紛失のリスクがあった |
自動化による 効果 |
・受信時に自動で指定フォルダに保存され、対応時間が実質0分に ・保存場所を統一し、属人化や紛失リスクを軽減 ・チームでの即時共有ができ、外出先からでもアクセス可能に |
【自動化の流れ】
- GmailとGoogleドライブを連携し、保存先フォルダを指定
- 添付ファイル保存の条件(送信元・件名など)を設定
- 受信時に自動でドライブへ格納
これにより、ファイル管理が明確になり、誤削除のリスクも軽減されます。
メール本文からの「情報抽出」を自動化
メール本文に含まれる情報を自動で抽出し、他システムや管理シートへ転記できます。
各部門における、メール本文からの情報自動抽出の活用例は以下のとおりです。
部門 | 活用例 |
---|---|
営業・マーケティング | 会社名や要望内容を営業リストに反映 |
採用・人事 | 応募者情報を採用管理シートに転記 |
カスタマーサポート | 不具合情報を対応管理表に記録 |
総務・バックオフィス | 出張予定を社内スケジュールに反映 |
経理・財務 | 請求情報を一覧化 |
IT・システム部門 | 障害報告の要点を自動抽出 |
たとえば、メールを受信した後に情報を抽出し、自動でデータベースに入力する事例があります。
自動化前の 課題 |
・顧客情報や注文内容をメールから手作業で抜き出し転記するため、時間がかかっていた ・入力ミスや転記漏れが発生しやすく、業務品質にばらつきがあった |
自動化による 効果 |
・情報を自動抽出して即時転記するため、作業時間を大幅に削減 ・手入力が不要となり、ミス防止につながる |
【自動化の流れ】
- 対象メールの条件を設定し、自動抽出ルールを作成
- 抽出データの転記先を登録
- 受信時に自動で抽出・転記を実行
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メール自動化の主な手段
メールを自動化するには、主に次のような手段があります。
- メールソフトのルール・設定を活用する
- エクセルやGASなど身近なツールで自動化する
- RPA・iPaaSなど外部ツールを活用する
- アウトソーシングを活用する
ここでは、それぞれの手段の特徴や導入時のポイントを解説します。
メールソフトのルール・設定を活用する
多くのメールソフト(OutlookやGmailなど)には、「自動振り分け」「自動転送」「テンプレート返信」などの自動化機能が備わっています。これらを利用することで、仕分けや返信の手間を削減し、日常のルーチン業務を効率化できます。
たとえば、特定の送信元や件名に応じて自動でフォルダに振り分けたり、定型文で返信したりする設定をすれば、メール対応の負担を大きく削減できるでしょう。
現在使用しているソフトをそのまま活用できるため、手軽に自動化を始められる点も大きなメリットです。
エクセルやGASなど身近なツールで自動化する
ExcelのVBAやGAS(Google Apps Script)を使うと、メールの一括送信やスケジュール送信など、より高度な自動化が可能です。
たとえば、Excelに登録したリストへの一括送信や、Googleフォームの回答者への自動返信などが行えます。
導入にはある程度のスクリプト知識が必要ですが、その分、細かい条件設定や柔軟なカスタマイズができる点が魅力です。
RPA・iPaaSなど外部ツールを活用する
RPA(例:WinActor、UiPath)やiPaaS(例:Zapier、Make)などの外部ツールを活用すると、複数のアプリケーション間の操作をまとめて自動化できます。
たとえば、Gmailで受信した添付ファイルをGoogle Driveに保存し、その完了をSlackで通知するといった一連の処理も自動で行えます。
特に、手作業の多いプロセスではミスが発生しやすく、自動化による効果が大きい分野です。業務フロー全体をスムーズにし、作業時間の短縮と品質向上を同時に実現できる点は、企業にとって大きな魅力と言えるでしょう。
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アウトソーシングを活用する
アウトソーシングの活用も、自動化を進める有効な手段の一つです。
メール自動化では、ツールの選定から設計・構築・運用まで多くの工程が必要なケースがあります。社内のリソースや専門的なノウハウが不足している場合は、自動化の仕組みづくりから運用代行までを外部に委託(=アウトソーシング)すると安心です。
設計から運用代行まで一括で任せられるため、スピーディに自動化を導入でき、作業効率や精度も確実に向上します。
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特徴 | ・AIやRPAツールを用いた業務の自動化に対応 ・総務、経理、人事・労務、営業事務など、幅広い業務を依頼できる ・目的や課題に応じて「チーム制」「1名専属」プランを選べる ・最短3日で優秀な人材を確保できる |
主な対応業務 | ・経理 ・人事・労務・採用 ・営業事務 ・秘書・総務・翻訳 ・マーケティング・広報 ・ECサイト ・資料作成 など ※各サービスはご要望に合わせて組み合わせが可能 |
料金・プラン | ■チーム制でサポートする「チームプラン」 月額:10万円~(税抜)/実働時間:30時間~ ■専属アシスタントによる「1名専属プラン」 月額:10万円~(税抜)/実働時間:30時間~ |
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メール自動化に関するよくある質問(FAQ)
メール自動化を検討する際によく寄せられる質問と、その回答をまとめました。
Q. Outlookのメールを自動化したい場合、どんな方法がありますか?
A. Outlookには「ルール機能」「テンプレート」「自動返信」などの標準機能が備わっています。
これらを活用すれば、受信メールの自動振り分けや定型文での返信、特定条件での転送などを簡単に行えます。
また、より複雑な処理や一括送信、ファイル保存などを自動化したい場合は、VBAやMicrosoft Power Automateの活用がおすすめです。
特にPower Automateはノーコードで操作でき、OutlookをはじめMicrosoft 365のほかのアプリやクラウドサービスを連携して、自動化フローをスムーズに構築できます。
Q. Gmailの機能を使ってメールを自動化できますか?
A. Gmailは、標準機能だけでも基本的な自動化が可能です。
たとえば、「フィルタとブロック設定」を使えば、送信元や件名に応じて自動振り分けやラベル付け、定型文による自動返信などを設定できます。
また、Googleカレンダーと連携したスケジュール送信や、Googleフォームと連動した返信も可能。GASを使えば、メール内容の読み取りや条件分岐による返信など、より高度な自動化も実現できます。
Q. AIを使ってメール業務を自動化することはできますか?
A. AIを活用することで、メール業務の多くを自動化・効率化できます。
たとえば、お問い合わせ内容に応じた返信文の自動生成や、過去のやり取りをもとにした返信内容の提案、長文メールの要約、ポイント抽出などが可能です。
また、定型文の自動生成やパーソナライズ対応も一部自動化できます。
ChatGPTなどの生成AIや、Gmailのスマート返信機能を組み合わせることで、メール対応の質とスピードの両立が期待できるでしょう。
Q. Pythonでメール自動化はできますか?
A. はい、Pythonを使うことでメール業務の自動化が可能です。
たとえば、標準ライブラリや「smtplib」「imaplib」などを使い、メールの送受信や条件に応じた振り分け、自動返信などを実装できます。
さらに、添付ファイルの操作や外部システムとの連携なども柔軟にカスタマイズ可能です。
ただし、一定のプログラミング知識とセキュリティ対策が必要なため、導入にはややハードルがあることを理解しておきましょう。
メール自動化のまとめ
メール自動化は、日々の業務を効率化し、ミスの防止にも大きく貢献します。受信・送信・振り分け・添付ファイル処理・リマインド・情報抽出など、さまざまなメール関連作業の自動化が可能です。
市販のツールやプログラミングによる自動化に加え、近年ではAIの活用も広がっています。しかし、自社での設計や運用が難しい場合は、アウトソーシングの利用がおすすめです。専門的な知識やリソースがなくても、スムーズに自動化を導入できます。
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