【厳選】データ入力代行サービス4社|選び方や料金相場を徹底解説

単純なデータ入力業務に時間と人員が取られて困っている。
膨大なデータ入力作業でコア業務に集中できない。
社員がデータ入力業務に追われ、本来やるべきコア業務に支障が出てしまうのでは企業としては困りもの。
社員にはコア業務に集中して収益を上げて欲しいものですよね。
そんな悩みを解決するのがデータ入力代行サービスです。
名刺入力、データ集計、名簿作成などさまざまな入力業務を担ってくれるため、企業の業務効率化に大きく貢献してくれます。
この記事では、データ入力代行サービスに依頼できる仕事内容やメリット・デメリット、料金相場の解説、さらには、おすすめのデータ入力代行会社4つも紹介していきます。
データ入力代行に興味がある、委託先に悩んでいるという方はぜひ参考にしてください。
目次
データ入力代行とは
データ入力代行とは、あらゆるデータの入力業務を請け負ってくれる代行サービスのことです。サービス内容を確認していきましょう。
データ入力代行に依頼できるもの
データ入力代行は、データ化できるものであればほぼどんなデータでも委託できます。
実際に企業が委託している、具体的な業務内容を4つ紹介します。
名刺のデータ入力代行
名刺に記載されている情報を指定のフォーマットに入力代行してくれるサービスです。必要な情報を要望に合わせた形式で納品してくれます。
アンケートのデータ入力代行
アンケートの回答結果をデータ化してくれるサービスです。
エクセルなどのフォーマットに入力してくれたり、データの集計等に活用しやすいよう入力フォーマットを提案、用意してくれるサービスもあります。
また、多くのサービスでは、データ化した後の集計やグラフ化まで請け負ってくれます。
名簿のデータ入力代行
データ化されていない顧客名簿や住所録など、さまざまな形式で保存されている顧客情報をデータ化してくれるサービスです。
エクセルのデータ入力代行
大量の文字や数字の原稿をエクセルにデータ化してくれるサービスです。多くのサービスでは、顧客のニーズに合わせたグラフ化などのオプションも用意されています。
データ入力代行のメリット
誰にでもできるデータ入力をわざわざ委託する必要はないのでは?
そう考える方も多いでしょう。しかし実際はデータ入力業務を委託するメリットはたくさんあります。
データ入力代行のメリット1.作業の負担が減る
データ入力代行を活用すれば、従業員の作業の負担が減ります。
データの集計やリスト化など日常的に発生する膨大なデータ入力作業は、従業員にとって大きな負担。そんな手間や負担を軽減してくれるのがデータ入力代行です。
データ入力代行のメリット2.コア業務に集中できる
データ入力代行を活用すれば、従業員がコア業務に集中できます。
必須でありながらも煩わしいデータ入力作業はノンコア業務です。そのノンコア業務に費やしていた時間をコア業務に当てられれば、その分だけ利益に直結。結果的に会社全体の生産性を高めることになります。
これは、データ入力代行を活用する最大のメリットといえます。
データ入力代行のメリット3.人件費削減
データ入力代行を活用すれば、人件費削減効果が期待できます。
正社員が残業してデータ入力作業をしている状況であれば、データ入力代行の費用は残業代で十分に賄えます。多くの場合、データ入力のために従業員を雇うより、代行業者に委託した方がコストを抑えられる傾向があります。
データ入力代行のデメリット
メリットがあればデメリットもあります。メリットばかりに着目してデメリットを理解していないと、せっかくの委託化も失敗に終わってしまうことも。
データ入力代行を利用するデメリットも確認しましょう。
データ入力代行のデメリット1.品質にばらつきが生じる
データ入力代行を利用するデメリットのひとつとして、品質にばらつきが生じることが挙げられます。
データ入力代行会社では、多くの作業員がデータ入力業務の対応をしています。個々の能力はもちろん、業者によって教育水準もまちまちです。
また、データ入力代行会社のなかには、品質の低いサービスを提供する企業が紛れ込んでいることも考えられます。
そのため、品質の高いサービスを提供してくれる代行業者を見極めることが重要です。担当者の対応が迅速か、問い合わせに明確かつ誠実に対応してくれるか、といった点で判断するといいでしょう。
データ入力代行のデメリット2.セキュリティ面のリスク
データ入力代行のデメリットとして、セキュリティ面のリスクも考えられます。
依頼するデータの多くは個人情報や企業情報などの機密事項が含まれていることが多いでしょう。これらは絶対に情報漏洩させてはいけません。
セキュリティ体制がしっかりとしていて、情報漏洩を防げるサービスを利用する必要があります。
データ入力代行会社が公示しているプライバシーマーク(Pマーク)やISO27001といったセキュリティに関する指標を目安に、慎重にサービスを選ぶことをおすすめします。
データ入力代行の料金比較
社員の作業負担を軽減し、コア業務に注力させるためにもぜひ取り入れたいデータ入力代行サービス。気になるのはやはり料金ですよね。
適切なデータ入力代行サービスを選定するためにも、おおまかな料金相場を知っておきましょう。
成果物 | 料金相場 |
名刺のデータ入力(1枚15項目あたり) | 20円~50円 |
アンケートのデータ入力(1項目あたり) | 0.5円~1.5円 |
名簿のデータ入力(1項目あたり) | 3円~9円 |
これらは、目安となるおおまかな料金相場です。もちろん、データ入力代行会社によって料金は変動します。また、納期が短ければそれだけ単価は高くなる傾向です。
求めるものとコストのバランスを考慮しながら、最適なプランを提案してくれるデータ入力代行会社を選定しましょう。
データ入力代行会社を選ぶポイント
数あるデータ入力代行会社の中から自社のニーズに合った、優良な一社を見極めるのは容易ではありません。ここでは、データ入力代行会社を選ぶ際のポイント3つを解説します。
総合的なバランスのとれた適切な会社を選ぶためにも、ぜひチェックしておきましょう。
データ入力代行会社を選ぶポイント1.コストパフォーマンス
データ入力代行会社を選ぶ際のポイントとしてまず挙げられるのが、コストパフォーマンスです。社内でデータ入力業務をこなす場合と委託する場合とで、コストを比較してみましょう。
比較する際には、データ入力にかかる単純な作業時間による単価だけではなく、コア業務と並行することで生じるロスや精神的ストレス、割増しでかかる残業代なども含めて総合的に判断することが重要です。
データ入力代行会社を選ぶポイント2.品質
どんなにコストを抑えられても、成果物の品質が低ければ意味がありません。データ入力代行会社を選ぶ際には、品質の高いサービスを提供する会社を見極めることが重要です。
そのためにはまず、出来上がりのレベルや納品フォーマットなど、自社の求める品質を候補先の担当者に伝えましょう。
候補先担当者の対応が迅速か、自社の要求に明確かつ誠実に対応してくれるか、といった点で判断するといいでしょう。
データ入力代行会社を選ぶポイント3.納期・スピード
データ入力代行会社を選ぶポイント3つ目は、納期・スピード感です。データは企業方針や経営判断など日々の決断に携わる重要な情報です。そのため、できるだけ迅速に納品できることが重要です。
ただし納品スピードだけで判断するのではなく、正確性も兼ね備えているサービスを選びましょう。
データ入力代行会社を選ぶポイント4.セキュリティ
セキュリティ体制がしっかりとなされているかというのは、データ入力代行会社を選ぶうえでとても重要なポイントです。
セキュリティ体制をチェックする際のわかりやすい指標としては、PマークやISO27001でしょう。これらは、個人情報保護体制の基準への適合性を第三者機関から評価され付与されるもので、信頼できる指標です。
他にも従業員の入退室管理、依頼された書類の管理、作業環境や従業員のセキュリティに関する教育体制などを事前に確認してみるのもいいでしょう。
データ入力代行会社を選ぶポイント5.実績
データ入力代行会社を選ぶポイントとして見逃せないのが、実績の有無です。
「弊社のデータ入力は正確・早い・安全です」と言われても簡単に鵜吞みはできません。そのため、品質やセキュリティなどを知るうえで、その会社の実績を確認することをおすすめします。
サービス提供年数や案件数、継続率などの数値、合わせてプライバシーマーク取得の有無なども確認するようにしましょう。
データ入力代行のおすすめサービス
最後に、データ入力代行のおすすめサービスを厳選4社紹介していきます。
品質とセキュリティ体制に定評があり、豊富な実績と信頼を得ているサービスを厳選したので、ぜひ参考にしてください。
データ入力代行のおすすめサービス1.HELP YOU
実績 | 取引先企業250社以上 |
特徴 | 継続率98%!多彩なスキルをもつアシスタントが業務をサポート |
料金 | 月30時間~ 100,000円(税抜)~/月 |
セキュリティ対策 | Pマーク |
HELP YOUは、現在多くの企業が取り組む業務のDX化(デジタルトランスフォーメーション化)に伴うシステム移行や紙資料のデータ化など、大量の事務作業に特化した「HELP YOUエンタープライズ」というサービスも提供しています。
自社社員に負担をかけず、スピーディーに業務を進めるひとつの方法として、早期DX化の成功に貢献してくれそうです。
▼詳細はこちら
データ入力代行のおすすめサービス2.うるるBPO
実績 | 取引先企業4,500社以上 |
特徴 | 24時間対応で急な案件にも対応可能 |
料金 | 名刺入力・データ化 31円/8項目~
名簿入力・データ化 1円/4項目~ アンケート入力・集計・データ化 0.5円/41項目・1枚~ |
セキュリティ対策 | Pマーク |
データ入力代行のおすすめサービス3.リスモン・マッスル・データ
実績 | 取引先企業3,000社以上 |
特徴 | リーズナブルな価格 |
料金 | 名刺入力 35円〜/1件
申込書入力 20円〜/1件 アンケート入力 20円〜/1件 |
セキュリティ対策 | ISO/IEC27001 / Pマーク |
データ入力代行のおすすめサービス4.ナレッジデータサービス
実績 | 大学など学術機関といった専門業界で多くの実績 |
特徴 | ビジネスゴールに直結したデータ分析が得意 |
料金 | 名刺名簿情報の入力 38円〜/1枚
アンケート入力・集計 1.5円〜/1項目 ハガキの入力・集計 20円〜/1枚 |
セキュリティ対策 | ・施設への入退室、および機器を収めるラックの施錠も厳重に管理
・不正アクセス防止 / 通信の暗号化 ・ユーザ認証 / ログ監視 ・個人情報保護方針遵守 |
まとめ
データ入力代行について、依頼可能業務やメリット・デメリット、料金相場やおすすめサービスについてみてきました。
新型コロナウイルスの影響によるテレワーク推進やDX化を背景に、今まで以上にデータ入力やデータ移行作業が大量に発生している企業は多いでしょう。
今回紹介したデータ入力代行サービスの導入は、スタッフの業務負担を軽減し、コア業務に集中できる時間が増えることによって、全体的な業績向上へつながる動きが期待できます。
データ入力代行サービスを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したサービスを参考に導入を検討してみてください。