アンケート入力を効率化!エクセルでの集計や代行サービスについて解説

「アンケート入力に時間がかかり、注力したい業務に時間が割けない」
「人的ミスが多く、データの正確性に不安が残る」
このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
これらの問題を解決するためには、Excel(エクセル)での集計を効率化させたり、アンケート入力代行サービスを利用したりする方法があります。
本記事では、アンケート入力を効率化させる方法として、エクセルを活用する方法と、アンケート入力代行サービスの活用方法について解説します。
アンケート入力代行のメリットや費用相場についても解説していますので、「アンケート入力を効率化させて、生産性をあげたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
アンケート入力を効率化する方法
まずは、アンケート入力を効率化する方法と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
Excel(エクセル)で集計する
エクセルは、マイクロソフトが開発・販売している表計算ソフトウェアです。数値データを入力することで、計算や集計、分析ができるため、アンケート入力には適した表計算ソフトといえます。
エクセルを使用する主なメリットは、導入コストを抑えられる点です。エクセルの無料版でも基本的な機能が利用できるほか、エクセルと互換性のある無料のGoogleスプレッドシートの利用も可能です。
このように、アンケート集計が必要になった際、誰でも手軽に始められるのが利点です。エクセルを使いこなすことで、アンケート入力業務をより効率化できるでしょう。
エクセルを使用するデメリットは、高度な計算やデータ分析を行う場合、専門的な知識やスキルが必要になる点です。また、手作業によるデータ入力が中心となるため、時間や手間がかかりやすく、入力ミスが発生する可能性も考慮する必要があります。
アンケート入力代行サービスを活用する
アンケート入力を効率化するには、アウトソーシング会社などが提供する、アンケート入力代行サービスを活用する方法もあります。
アンケート入力に特化したスタッフが業務を行うため、精度の高い集計が期待できるだけでなく、自社の手間や負担を軽減できるメリットがあります。また、表やグラフを用いた視認性の高いアンケート結果の作成にも対応しており、結果に基づいた分析や考察が容易になる点も特徴です。
アンケート入力代行サービスを利用する場合、コストが発生するデメリットがあります。しかし、自社で対応する場合の人件費と比較すると、費用対効果が高い可能性もあるでしょう。
Excel(エクセル)でアンケートを集計する方法
それでは、エクセルで「COUNTIF関数」を使って単純集計を行う方法を解説します。
COUNTIF関数とは、エクセル内で、特定の条件を満たすセルの数を数えるために使用される関数です。アンケート結果から、特定の条件に当てはまる人数を知りたいときや合計人数を出したいときなどに活用できます。
手順1.アンケートデータの入力
アンケートデータをエクセルに入力し、ローデータを作成します。
手順2.COUNTIF関数を使った集計
次に、特定の条件に合致するデータの数を数えます。たとえば、回答者の中で男性の数を数える場合は、次のように入力します。
=COUNTIF(B2:B6, “男性”) |
これにより、B列の2行目から6行目までの範囲で「男性」の数が数えられます。
エクセルでアンケート集計を行う場合、このような関数を活用して集計が可能です。エクセルは簡単に集計ができる一方で、関数の知識が必要になったり、データ量が膨大な場合は集計に時間がかかるなどのデメリットもあります。
手間をかけずにアンケート入力・集計を行いたい場合は、以下で解説するアンケート入力代行サービスの活用がおすすめです。
アンケート入力代行サービスとは
続いて、アンケート入力代行サービスについて解説します。
アンケート入力代行サービスとは、アンケートの回答結果を入力・集計し、要望に応じて項目ごとにデータ化するサービスです。アンケート結果の集計・分析から、レポート作成まで対応できるケースもあります。
【アンケート入力代行サービスが対応できる業務例】
- データの集計などに活用しやすいよう、入力フォーマットを提案&用意
- オンライン上のアンケートだけでなく、手書きのアンケート内容も整理してデータ化
- デジタルツールやシステムと連携させて、集計を自動化させる など
集計されたデータはグラフや表にまとめられるため、納品後すぐに結果を確認し、企業の戦略立案に役立てることができます。
また、アンケート入力代行サービスを利用することで、自社の作業負担を大幅に軽減し、社員はより重要なコア業務に集中できるようになるというメリットもあります。
アンケート入力代行の費用相場
アンケート入力代行の費用相場をご紹介します。自社の予算と合わせて、データ集計代行業者を選定する際の参考にしてみてください。
入力・集計方法 | 費用相場 |
択一選択問題 | 0.5~1.5円 |
複数選択問題 | 1.4~3円 |
自由記述/1文字 | 0.2円~1円 |
単純集計 | 300円~/項目 一式 15,000円〜 |
クロス集計(項目) | 500円~/項目 一式 30,000円〜 |
アンケート入力代行サービスを選ぶポイント
アンケート入力代行サービスを選ぶポイントとして、以下の3点を解説します。
- 入力精度が高いか
- セキュリティ体制は万全か
- 業務範囲が広いか
入力精度が高いか
まず確認したい重要なポイントは、入力精度です。アンケートの結果を正しく集計するためには、誤差や入力ミスが生じないようにしなければなりません。
入力精度を高めるためには、以下の方法が挙げられます。
- スタッフによるダブルチェック
- ベリファイ入力(複数のスタッフが同じデータを入力し、両者のデータを照合してミスを検出する方法)
- OCRを活用した高精度の読み取り など
検討しているアンケート入力代行業者が、どのような体制を取っているのか、事前にしっかり確認しておきましょう。
セキュリティ体制は万全か
アンケートデータには企業や顧客の個人情報も含まれています。もし、業者側で情報漏洩などがあった場合、自社に悪影響が及ぶ可能性も大いにあります。そのため、依頼する業者がどのようなセキュリティ体制を取っているのかも、選ぶ際の重要なポイントです’。
【セキュリティ対策例】
- プライバシーマークやISO/IE27001など第三者機関の認証
- セキュリティルームの設置、監視システムの導入
- ガイドライン制定や従業員教育の徹底 など
業務範囲が広いか
アンケート入力・集計業務を効率化したい場合、業務範囲の確認は重要なポイントです。
たとえば、アンケート入力のみのサービスを選んだ場合、集計や分析は自社で行う必要が生じ、期待したほどの効率化ができない可能性があります。
また、アンケートを実施しても、その結果を有効に活用できていないケースもあります。アンケート結果は、単に入力・集計するだけでなく、分析を加え、グラフなどで可視化することで、事業戦略に活用できる有益な情報へと転換できます。
そのため、データ分析や資料作成など、幅広い業務範囲に対応できる業者に依頼することで、ビジネスに活用できる高品質なデータが入手できるようになるのです。
アンケート入力・集計なら「HELP YOU」
アンケート入力・集計はもちろん、データの分析や資料作成まで依頼したい場合は「HELP YOU」がおすすめです。
HELP YOUの特徴
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
アンケート入力・集計をはじめ、経理、人事・労務・採用、営業事務、総務からマーケティング業務まで、幅広い業務に対応します。
データ入力に関しては、以下のような業務に対応可能です。
対応可能業務 |
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特徴 |
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セキュリティ体制 |
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HELP YOUでは、「週に1~2時間の業務」や「月に50枚の領収書のPDF化」など、お客様のご要望に合わせた小ロット単位での作業にも対応可能です。
お客様に安心して業務をご依頼いただけるよう、機密情報を扱う業務やオフライン対応が必要な業務は、セキュリティ対策を徹底した自社センターにて対応します。詳細は以下の資料をダウンロードしてご覧ください!
HELP YOUではデータ入力以外にも、秘書業務や経理、営業事務など、幅広い業務に対応しています。「どんな業務をどこまで依頼できるか」など、 ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
アンケート入力・集計・分析の代行事例
HELP YOUでは、AI OCRやRPAなどのツールを活用し、アンケートデータの集計・分析作業を自動化します。
ツールを活用した正確かつスピーディーな作業に加え、優秀なアシスタントによる人手での作業も可能です。お客様の課題やご要望に合わせて、テクノロジーと人の力を組み合わせた柔軟なサポートをご提供します。
どのような作業が依頼できるのか、詳細を知りたい方はぜひ下記の資料をご覧ください!
アンケート入力代行の流れ
では、データ集計代行サービスに依頼する時の流れについて解説します。
【アンケート入力代行の流れ】
- 問い合わせ
- ヒアリング・見積り
- アンケート入力
- アンケート集計
- 報告書・レポートの納品
問い合わせ
まずはアンケート入力代行サービスに問い合わせを行いましょう。問い合わせ前には、依頼内容の詳細や目的を明確にしておくことが大切です。
サービスを選ぶポイントとしては、前述したアンケート入力の精度・セキュリティ体制・業務範囲などがあります。
また、費用に関しては安さだけで判断せず、品質や対応スピードなども含めた費用対効果で検討してください。相場と比べて安すぎる・高すぎる場合も注意が必要です。本記事で解説した費用相場も参考にし、自社に合ったサービスを選びましょう。
ヒアリング・見積り
問い合わせ後、依頼内容の詳細(データの利用目的、活用方法、納品形式、納期など)のヒアリングや見積もりを行います。複数社を検討し、相見積もりを出してもらうのもおすすめです。
見積もりの内容や条件から、依頼するアンケート入力代行サービスを選定します。
アンケート入力
依頼するアンケートデータを業者に共有します。共有方法は業者によってさまざまです。
アンケート用紙が紙媒体の場合、業者によって対応が異なるため、ヒアリングの際に確認しましょう。原本を送付する場合やスキャンしたデータを送る場合、業者によって紙媒体は非対応というケースもあります。
データ入力は特に手間のかかる作業なので、人手不足に悩んでいる場合はデータ入力業務から依頼するのがおすすめです。
アンケート集計
アンケートの集計方法にはいくつかの方法があります。集計する目的や要望に合わせて最適な方法での集計を行います。
単純集計
単純集計とは、一つ一つの設問ごとに回答を集計し、どれくらいの人が答えたのか、またそれぞれの回答がどれくらいの割合だったかを集計する方法です。アンケートデータの集計方法としては最も基本的な方法と言えます。
シンプルに「どの回答をした人がどれだけいるのか」がわかりやすく、全体像が把握しやすいのが単純集計のメリットです。
クロス集計
クロス集計とは、単純集計で得た結果に対し、回答者の属性や傾向などを掛け合わせた集計方法です。
クロス集計のメリットとして、特定のターゲットの回答だけを確認できたり、年代や性別などの属性による回答の違いを分析しやすいという点があります。
報告書・レポートの納品
集計したアンケートデータを分析し、図やグラフにわかりやすくまとめて報告書やレポートとして納品します。業者によっては、そのままプレゼンなどに使用できる形で資料作成を依頼できる場合もあります。
データ分析やわかりやすい資料作成にはスキルが必要なため、自社にノウハウがない場合は外注を検討してみるのもおすすめです。
まとめ:アンケート入力代行を活用して業務を効率化しよう
アンケート入力や集計作業は、時間と手間がかかり、企業にとって大きな負担となります。そこで、アンケート入力代行サービスに依頼することで、従業員はより重要な業務に集中でき、企業の生産性向上につながります。
また、アンケート入力代行サービスを利用すると、正確性が高まるだけでなく、表やグラフなどを用いた見やすいレポート・資料を受け取ることができ、分析・考察をよりスムーズに行えます。これにより、今後の事業計画や成長戦略の策定が容易になるでしょう。
「アンケート入力に時間を割く余裕がない」「専門知識を持った人材がいない」とお悩みの場合は、ぜひアンケート入力代行サービスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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