アウトソーシングとは?派遣との違いやメリットを解説!

業務効率化の手段として一般的になりつつある「アウトソーシング」。導入を検討している方も多いでしょう。

しかし、そもそもアウトソーシングとはどのようなサービスなのか、他の類似サービスとどのような違いがあるのかを正確に把握している人は少ないはず。

アウトソーシングとは、社内業務の一部を外部に委託することを指します。
コスト削減だけではなく、企業の成長に大きく貢献できる可能性を持ったサービスです。多くの企業にとって導入を検討する価値のあるサービスといえます。

この記事では、アウトソーシングの概要や導入するメリット、実際の導入事例などを詳しく解説しています。サービスをうまく活用できれば、生産性を大きく向上させることも可能です。

自社でアウトソーシングを導入するべきか、判断する際の材料にしてください。

アウトソーシングとは

アウトソーシングとは

アウトソーシングとはそもそも何を指すのか、概要や種類などを詳しくご紹介します。

アウトソーシングの意味

アウトソーシングは「外部(アウト)」と「資源利用(ソーシング)」を組み合わせた言葉で、社内業務の一部を外部の企業に委託することを指します。業務の委託先はアウトソーサーと呼ばれるのが一般的です。

アウトソーシングの対象となる業務は、営業事務や受発注業務、Webサイトの作成や経理の仕分けなど、多岐に渡ります。

アウトソーシングの種類

アウトソーシングの種類は、以下のように大きく分けて3種類あります。

● BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)
「BPO」は企業の業務プロセスを一括して外部に委託する方法です。業務の代行範囲が幅広いのが特徴となっています。また「人事部」や「総務部」のような部署の業務を丸ごと外部に依頼する場合もあります。

● ITO(インフォメーション・テクノロジー・アウトソーシング)
企業の情報システムや情報サービスに関する業務を外部に委託するのが「ITO」です。委託対象となる業務としては、自社ホームページの運用や社内ネットワークの構築、サーバー管理などがあります。
ITに関する最新技術やサービスを導入して生産性を向上させたいと考えているものの、社内にITリテラシーの高い人材がいない場合に用いられる傾向があります。

● KPO(ナレッジ・プロセス・アウトソーシング)
「KPO」は、マーケティングや経営戦略の分野において、データの収集や加工、分析などを外部に委託する方法です。「知的業務委託」とも呼ばれ、2000年代初めから欧米企業を中心に広がりを見せています。
一般的なBPOと比べると、マニュアル化しにくく、より高度で専門的な業務を対象としており、導入することで企業に新たな知見や高度な意思決定をもたらす効果があります

アウトソーシングの形態

アウトソーシングの契約には主に次のような形態があります。

● コ・ソーシング
「コ・ソーシング」とは受注先(アウトソーサー)と発注先が共同で作業をする契約形態を指します。業務を完全に委託する場合と比べて、自社内にノウハウが蓄積されやすいといったメリットがあります。

● マルチソーシング
特定の企業に一括して業務を依頼するのではなく、依頼先を分散させるのが「マルチソーシング」です。業務分野ごとに最適なアウトソーサーに依頼することで、コストやスキルの最適化を図る狙いがあります。

● オフショアアウトソーシング
「オフショアアウトソーシング」とは、海外企業に業務委託することを指します。人件費が安い海外で開発を行うことにより、コストダウンできるのが特徴です。
特にIT系の人材は、専門性の高い優秀なエンジニアが多いため、技術的に高度な依頼も可能です。

アウトソーシングとその他サービスの違い

アウトソーシングとその他サービスの違い

自社以外のリソースを活用する方法として、アウトソーシング以外にも人材派遣やクラウドソーシングといったサービスがあります。それぞれのサービスにはどのような違いがあるのでしょうか。

アウトソーシングと人材派遣の違い

アウトソーシングは「業務や成果物」に対価を支払うサービスです。一方、人材派遣は「業務を依頼する人」に対価を支払うサービスといえます。

【アウトソーシングの特徴】
アウトソーシングでは、受託企業(アウトソーサー)と依頼企業の間で「業務委託契約」を結びます。受託企業が配下の業務スタッフに直接指示をするのが特徴です。

またアウトソーシングに依頼した場合、基本的に業務は受託企業の人材・設備を用いて遂行されます。チーム・会社単位で対応をするため、依頼企業がコストを負担することはありません。
加えてアウトソーシングでは、業務内容や委託期間に制限がなく、幅広い依頼が可能となっています。

【人材派遣の特徴】
人材派遣の場合は派遣元企業と受け入れ先(派遣先)企業の間で「労働派遣契約」を結び、人材を派遣することになります。そのため、派遣されたスタッフに対して業務の指示を行うのは、受け入れ先企業の従業員です。

また、人材派遣の場合は受け入れ先企業で備品の準備が必要です。新たに人材が必要になったときには、派遣人数に応じたコストもかかります

さらに人材派遣では、労働者派遣法によって人材派遣できる業務が決まっているのが特徴です。3年を超えて同一の事業所へ同じスタッフを派遣することはできません。業務がカバーできる範囲も、派遣スタッフ個人のスキルに左右される可能性は高いでしょう。

アウトソーシングとクラウドソーシングの違い

人材をインターネット上で集めて、業務を依頼するのが「クラウドソーシング」です。個人のフリーランスや主婦など、さまざまな人材へ依頼できるため、大幅にコストを抑えて業務を依頼できるケースもあるのが特徴です。

その反面、人材の選定に時間を割かなければなりません。スキルにばらつきがあるため、自社が求める水準を満たす人材を見つけるのに時間がかかる可能性があります。

個人に依頼する場合は業務のカバー範囲も限られるため、一定の質を担保しながら多くの業務への対応を希望する場合は、アウトソーシングを利用した方がよいでしょう。
企業やチーム単位で対応するため、人材を採用する手間やコストもかかりません

アウトソーシングと派遣・クラウドソーシングの違い

参考:厚生労働省「労働者派遣事業を行うことができない業務は・・・
厚生労働省「派遣元事業主の皆様へ

アウトソーシングが重要視されている背景

アウトソーシングが重要視されている背景

国内におけるBPOの需要は年々高まっています。非IT系BPO・IT系BPOともに市場規模は拡大しており、2020年の国内のBPO市場規模は前年比1.9%増となりました。2021年以降も年約2%程度の拡大が見込まれています。

国内BPO市場規模推移・予測

出所:株式会社矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場に関する調査を実施(2021年)」(2021年11月9日発表)

なぜ今、アウトソーシングに対する注目が高まっているのでしょうか。その背景にある要因を見ていきます。

人材不足

日本は少子高齢化が進んでおり、15~64歳の生産年齢人口が減少している一方で、65歳以上の高齢者が増加しています。日本全体の人口も減少しつつあるため、働き手は不足しているのが現状です。

しかし、経営環境の変化に対応するため、多角的な経営に取り組んでいる企業も多く、対応すべき業務の量や種類は増えています。社内で賄いきれない業務に対処する方法として、アウトソースが活用されるようになってきたのです。

働き方の変化

新型コロナウイルス感染症を機に、企業を取り巻く環境は大きく変化しました。多くの企業で、テレワークやDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。

人員配置やコストの見直しなど、抜本的な業務改革に取り組む機運が高まっていることが、アウトソーシングが重要視されるようになった要因の一つです。

また、時間外労働の上限時間が明記されたことにより、長時間労働を是正する強制力が強くなったことも要因といえるでしょう。決められた時間内で業務を遂行するためには、生産性の向上が必須です。

業務内容を可視化したうえで、社内で対応すべき業務を絞り、それ以外の業務はアウトソースするという考え方が広まりつつあります。

参考:内閣府「令和3年版 少子化対策白書 全体版」
厚生労働省「時間外労働の上限規制 わかりやすい解説」

アウトソーシングのメリット

アウトソーシングのメリット

アウトソーシングを導入することによって、現在のリソースでは解決するのが難しい問題に対処できる可能性があります。ここでは、アウトソーシングを導入するメリットについて解説します。

人件費・固定費の削減

新しい事業やサービスを展開するときには、専門的なスキルを持った人材の獲得や、社内での人材教育が欠かせません。しかし、採用・教育ともに多大なコストがかかるのが問題です。

人手不足の状況が続いている企業では、残業代や深夜労働が頻繁に発生し、コストの負担が重くなっているケースもあります。

アウトソーシングを導入し、外部リソースを活用することで、採用や教育にかかる手間や費用に悩む必要がなくなります。生産性を向上させ、人件費を削減することも可能です。

また、正社員の採用を増やした場合、固定費が多くなります。正社員として雇用した場合は簡単に解雇できないため、業務量と給与が見合わない状況になっても固定費を削減するのは困難です。

しかし、アウトソーシングであれば、時期や業務内容に合わせて依頼するかどうかを決められます。人件費を変動費にできるのが大きなメリットです。

企業競争力の強化

市場のグローバル化が進む中で、自社内のリソースだけでは太刀打ちできなくなっている企業が多くなっています。単なる人手不足の解消ではなく、企業競争力を高める手段としてもアウトソーシングは有効です。

アウトソーシングを導入すると、外部の専門的な知見やノウハウを自社に取り入れることができるため、商品やサービスの品質向上につながります。

また、企業の利益アップに直接つながる「コア業務」に人的リソースや資金を集中させることで、自社の社員は他社との差別化に注力できます。アウトソーシングの導入は、企業の付加価値向上に大きく貢献する可能性があるのです。

アウトソーシングに向いている業務・向いていない業務

アウトソーシングに向いている業務・向いていない業務

アウトソーシングをうまく活用するためには、アウトソーシングと相性の良い業務について理解しておくことが重要です。

アウトソーシングに向いている業務

定型的でマニュアル化が可能なルーティンワークや、高度な判断が不要な業務など、いわゆる「ノンコア業務」はアウトソーシングを活用するのが効果的です。

以下のような業務はアウトソーシングに適しているといえます。

  • 事務全般
  • 総務
  • 人事業務
  • 経理業務
  • コールセンター業務 など

そのほかにも、自社で専門的な知見を保有していない分野や、繁忙期・閑散期がある業務などに対してアウトソーシングを活用するのもよいでしょう。

アウトソーシングに向いていない業務

反対に、企業の利益や売り上げに直結する「コア業務」については、アウトソーシングとの相性はあまり良くありません

以下のような業務は、経営戦略上重要である場合が多く、高度な判断が必要となるため、なるべく自社で対応した方がよい成果につながる可能性が高いでしょう。

  • 営業
  • マーケティング
  • 経営戦略の立案 など

これらの業務を外注したい場合は、戦略立案などにも対応できるスキルとノウハウを備えた質の高いアウトソーシングサービスを検討しましょう。

また、アウトソーシングで外部に依頼した業務については、社内にノウハウが蓄積されづらいというデメリットもあります。長期的にノウハウや知識を蓄積したい業務については、自社で対応した方が無難です。

アウトソーシングなら「HELP YOU」

アウトソーシングならヘルプユー

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」の概要や特徴、活用事例などをご紹介します。

HELP YOUの特徴

HELP YOU」は、バックオフィス業務に特化したオンラインアウトソーシングサービスです。幅広い業務を代行できるため、さまざまな観点から企業の業務効率化に貢献できます。

【「HELP YOU」サービスの特徴】

  • 業務を代行するのは、厳しい選考を通過した優秀なアシスタント
  • 専属ディレクターが窓口となり、チーム制でさまざまな業務に一括対応
  • オンラインで簡単に導入可能
  • 500以上のクライアントで導入実績あり。平均継続利用率は98%

【対応業務例】

  • 総務関連業務(出張手配・スケジュール調整・名刺作成・データ整理など)
  • 経理関連業務(入金管理・支払業務・請求書発行など)
  • 人事・採用関連業務(求人票の作成・書類審査管理・セミナー会場手配など)
  • 営業サポート関連業務(提案書作成・会議資料作成・業界の最新情報の調査・KPI管理など)
  • マーケティング関連業務(SNS投稿・メルマガの作成と配信・データ収集・社内外資料作成など)
  • ECサイト関連業務(売上管理・商品管理・サイト管理・ランディングページ作成・ニュースリリースなど

なお、クリエイティブな資料作成やマーケティングなど、より専門性の高い業務を代行する「HELP YOU+plus」サービスも展開しています。詳細はお問い合わせください。

【「HELP YOU」の導入費用】

  • 月額料金:10万円(税抜)~
  • 契約期間:6ヵ月~
  • 実働時間:30時間~

※初回月のみ、契約時間分が利用できなかった場合、翌月分に繰り越し可能です。

クライアント様のご依頼内容に合わせてプランをカスタマイズすることもできます。詳しい金額や内容についてはお問い合わせください。

HELP YOUのアウトソーシング事例

HELP YOUにご依頼いただいた場合にどのような成果を得られるのか、幅広い業種の企業を対象にキャリア開発支援を行う「ライフワークス」様の事例をご紹介します。

ライフワークス様では、人事担当者向けのWebメディアを展開しています。数多くある業務のうち、HELP YOUにはWeb関連のデータ入力やメルマガの配信設定、コンテンツ制作補助などの定型業務をご依頼いただきました。

依頼前は「日々の業務に追われて定期的なデータ収集ができない」「リソースに限界があり、施策改善が計画的に実行できない」といった課題をお持ちでした。

しかし、HELP YOU依頼後は定型業務に追われることなく、数字の振り返りやコンテンツの企画、事例取材といったコア業務に集中できるように

「やるべきこと」だけではなく「やりたいこと」にも手を広げられるようになった結果、目標達成率100パーセント超えを実現しました。

 

1人体制のマーケティングチーム、HELP YOUの導入で目標達成率100パーセント超えを実現

アウトソーシングのまとめ

アウトソーシングのまとめ

アウトソーシングは、昨今の人材不足や働き方の変化を背景として多くの企業で導入が進んでいます。
同じように自社の業務を外部に委託する人材派遣やクラウドソーシングと比べて、幅広い業務を依頼でき、安定的な価値提供を受けられるのが特徴です。

アウトソーシングを適切な形で活用すれば、自社の人材をコア業務に集中させることができ、企業の付加価値向上につながります。
コスト削減や業務改善に課題を感じている方は、ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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オンラインアウトソーシングはHELP YOU

500以上のクライアント様が導入


人手不足が深刻な状況で、業務を外注する企業が増えています。
特にオンライン上のアウトソーシングサービスは、下記の点で多くのお客様に選ばれています。

【HELP YOUが選ばれる理由】


1.厳しい採用プロセスをクリアした「優秀なアシスタント」が業務を担当
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ぜひこの機会にHELP YOUの導入をご検討ください。

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