経理代行利用のメリットとは!サービスの種類や料金相場、選び方
事業を営むうえで不可欠なのが経理業務です。
経理業務は、日々の取引記録やお金の管理等、会社経営の中枢業務といっても過言ではありません。
にも関わらず、人手不足などの理由で本業と経理を兼務する企業も多く、手が回らないといった声も少なくありません。
そのようなときに便利なのが「経理代行サービス」です。スタートアップ企業や中小企業等を中心に、利用率が増加しています。
そこで当記事では、経理代行サービスの種類や選び方、メリット・デメリットを解説するとともに、おすすめの経理代行サービスも詳しく紹介します。
経理代行サービスの利用を考えている企業や経理担当者は、ぜひ参考にしてください。
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経理代行とは
経理代行とは、自社の経理業務を経理のプロが代行することをいいます。
日常的に発生する取引の記帳業務や伝票管理、給与計算や決算業務など、経理にまつわる業務を幅広く代行してくれるため、経理に手が回らないという企業も安心して任せることができます。
経理代行サービスを利用する企業の多くは中小企業や個人事業主がほとんどです。
大企業は経理部門などのチームを組んで業務を遂行しますが、中小企業などは1人の担当者が経理を任されていることも珍しくありません。中にはコア業務と経理を兼務している人もいます。
そうなると、経理担当者の負担は大きく、ハードワークになりがちです。人的ミスも起こりやすくなるでしょう。
そのようなとき、経理代行サービスを利用すれば、ミスの減少や担当者の負担軽減が期待できるので生産性も上がり、企業にとって多くのメリットを享受できます。
経理代行と記帳代行の違い
経理代行と混同されやすいものに「記帳代行サービス」があります。
記帳代行サービスとは、経理代行サービスの一部を代行するサービスで、日々の取引を各種帳簿に記録することに重点を置いています。
具体的には、企業から預かった領収書や請求書等をもとに仕訳を行い、会計ソフトに入力、さらに各種出納帳や試算表、総勘定元帳といった帳簿の作成までを一貫して行うサービスです。
一方、経理代行は、記帳業務も含めた経理業務全般を代行するサービスです。記帳代行では対応していない給与計算や決算業務などもサポートしています。
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経理代行サービスに依頼できる業務
経理全般を依頼できる経理代行サービスですが、依頼できる代表的な業務を5つ解説していきます。
記帳業務
記帳業務とは、日々の売上や仕入れ金額、経費の支払いなど、取引におけるお金の出入りを帳簿に入力していく業務です。
記帳業務は従来、少額所得の白色申告者は免除されていましたが、近年はすべての事業者に記帳の義務が課されていますので、すべての事業者に必ず発生する業務となります。
記帳する帳簿にはさまざまな種類があります。
例えば、取引を日付順に記録する「仕訳帳」、現金や預金等の各種「出納帳」、勘定科目ごとに取引を記録する「総勘定元帳」などがあります。記帳には簿記の知識があるとスムーズです。
記帳内容は、企業の経営状況や業績を把握したり、税務申告のための分析等にも活用されるため、正確性が求められます。
給与計算業務
給与計算業務とは、従業員に支払うべき賃金を計算し、実際に支払う業務です。給与計算の中には、各種保険料や税金の計算・納付も含まれるため、単純な作業ではありません。
給与計算業務は、大まかに以下の手順で行います。
- 従業員の労働時間を集計
- 雇用契約や社内規定に従って、総支給額を計算
- 各種保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料等)や源泉徴収税(所得税、住民税等)を計算し、最終的な手取り支給額を算出
- 給与明細の作成、給与の振込み
- 保険料・源泉徴収税を納付
給与計算は労働の対価であり、従業員からの信用にも関わるため、ミスは許されません。
給与計算業務に特別な資格は必要ありませんが、給与計算を正確に行うためには、労働基準法や所得税法などの労務の知識が求められます。
売掛金・買掛金業務
売掛金・買掛金業務とは、売上や仕入取引で発生した債権や債務の管理を行うことをいいます。
「売掛金」は、BtoB間の取引で商品を売り上げたものの、代金が未回収のときに帳簿に記入する科目です。BtoB間の取引は原則後払いなので、売掛金・買掛金業務は毎月発生します。
売掛金業務は、請求書の発行や取引先からの入金確認、滞納があれば支払催促状を送付する等の回収業務も含まれます。
一方、「買掛金」は、商品を仕入れたものの、代金が未払いのときに帳簿に記す科目です。
買掛金業務は、主に取引先から仕入れた商品・サービスの代金を期日までに支払い手続きを行う業務です。また、支払期限を取引先ごとに管理したり、請求書や領収書の管理等も行います。
年末調整
年末調整とは、従業員の月給や賞与から徴収された源泉所得税と、実際に支払うべき所得税の差額を清算するための手続きをいいます。
源泉所得税とは、その年の推定年収から算出する所得税です。それに対し、所得税はその年の年間所得に対して課税されるものであるため、どうしても金額に差が生じてしまいます。
そのため、年間所得が確定する毎年12月頃に、金額の過不足を清算する作業(年末調整)を行なう必要があるのです。
年末調整では、所得税の差額精算だけではなく、社会保険料控除や生命保険料控除など、一部の所得控除も適用されます。
複雑な業務ですが、もしも不備や未提出を含む不正等があった場合、企業が罰則を科される可能性もあるため、精度の高さが求められます。
決算業務
決算業務とは、その年の経営状況や財務状況を明確にするために、1年間の取引データをまとめた決算書類を作成することです。
具体的には、一定期間の経営成績を示す「損益計算書」や、年度末時点での財政状態を示す「貸借対照表」の作成が挙げられます。
作成した決算書は、監査役の監査を経て株主総会に提出、株主への報告資料となります。
また、税務署に提出するための「税務申告書」の作成も、決算業務の一部として行われています。税務申告書とは、法人税や事業税といった企業の納税額を計算するための書類です。
決算書をベースに作成するため、決算書に情報の欠落やミスがあると、脱税や追徴課税のリスクを引き起こす可能性があります。そのため、税務や法務の知識をもった従業員が慎重に行っている業務でもあります。
▼以下の資料では、オンラインアウトソーシングの「HELP YOU」が実際に対応した経理代行の事例をご紹介しています。ぜひ無料ダウンロードしてご覧ください!
経理代行のメリット(利用者口コミ付き)
経理代行サービスを利用することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?HELP YOUの経理代行サービスを利用した企業の口コミも併せて紹介します。
コア業務に集中できる環境が手に入る
経理代行サービスを利用すると、コア業務に集中できる環境が得られます。それによって生産性が上がることがメリットの1つです。
経理業務は、慎重かつ正確さが求められる業務です。しかし、経理と本業のコア業務を同じ従業員が兼任しているという企業も少なくありません。
コア業務との兼務は、ハードワークになりがちで、ミスのリスクも生じます。
経理代行サービスを利用することにより、従業員がコア業務に専念でき、生産性の向上や企業成長にも繋がっていきます。
デザイン会社【担当者口コミ】
【雑務の軽減で、他の業務に充てる時間が増えました】 以前は、データのアップロードに時間がかかる場合があるなど、処理に時間を取られていました。しかし、経理代行サービスの利用で本業にあてられる時間が増えました。 |
1ヵ月当たりの削減工数 | 10時間25分 |
専門知識を得ることができる
経理代行サービスのスタッフは、経理の専門知識と実務経験のある、経理のプロです。
自社に経理スキルをもつ人材が不足している場合でも、経理代行サービスを利用すれば高品質のサービスが受けられます。
また、経理代行サービスの中には、経理体制の再構築サポートや、経理システムの導入支援、研修などの付加的なサービスを提供する会社もあります。
自社で経理業務を行う場合でも、プロのサポートやアドバイスを受けながら進められるので、スムーズな運用を目指すことも可能です。
人件費などのコスト削減
経理代行サービスは、経理担当の従業員や経理部門などを用意しなくても、必要なときに高品質なサービスを受けることができます。
経理の専門知識やスキルを持つ人材を雇用する場合、どうしても人件費がかかります。経理代行サービスを利用した場合と比較して、年間およそ数百万円の差が出る場合もあります。
経理代行サービスは必要な時に必要な時間分だけ利用することができるので、従業員の残業代と比べても経理代行サービスを利用した方が安価な場合もあります。
また、急な休職や退職などの心配も不要なため、人員不足や人材確保の不安からも解放されることになります。
不動産会社【担当者口コミ】
【従業員の残業が不要に】 ⽉初に偏ったリソースが必要で、社内⼈材に負荷をかけて対処していました。経理代行サービスの導入で残業不要になり⼤変助かっています。他の管理業務にリソースをあてられるようにもなりました。 |
1ヵ月当たりの削減工数 | 25時間(部署内3名で⽉初残業して対応) |
属人化の防止
経理代行サービスを利用すると、特定の従業員がいないと経理がまわらないといった属人化の問題を回避することができます。
経理業務は、知識や経験をもったベテラン従業員が行っている企業が多いため、属人化しやすいといわれています。特に決算期の資料作成や取りまとめは、その従業員がいなければ進まないという声もよく聞きます。
経理業務が属人化すると、さまざまなリスクが生じます。例えば以下のようなものが挙げられます。
- 経理担当の休職や離職などで、その期間の経理業務が止まってしまうリスク
- 品質チェックがしづらくなり、ミスが放置されるリスク
- 経理がブラックボックス化し、不正のリスク
経理のアウトソーシングを活用すれば、業務の属人化を防ぎ、財務の健全性や透明性を保つことが可能です。
経理代行サービスに依頼できない業務もある
経理代行サービスには依頼できない業務もあります。それは財務関連の業務です。
以下の業務は、税理士や公認会計士でしか依頼できない業務で、経理代行サービスの対応外となります。
財務会計業務:財務諸表の作成、会計帳簿の作成・管理、最終決算業務など
資金調達業務:現金流動量予測、資金調達・運用計画など
予算管理業務:予算作成、実績分析、コスト計算、利益分析など
もし、これらの業務を経理代行会社が行った場合、「税理士法違反(非税理士により行うことが禁止される税理士業務)」に抵触する恐れがあります。
経理も財務関連も、お金を扱う内容のため混同しがちですが、財務関連と経理は別のものとして扱われていますので、依頼の際は注意が必要です。
もし、財務関連の業務も依頼したい場合、税理士と連携している経理代行サービスや、会計事務所による経理代行サービスなどを利用すると良いでしょう。
どちらも、記帳業務や給与計算代行などの基本的な経理業務も一緒に代行してくれます。
経理代行サービスの種類と料金相場
経理代行サービスにはいくつかの種類があります。税理士や会計士など国家資格者が在中している事務所もあれば、経理業務の経験者のみで運営している経理代行業者もあります。
利用料金が異なるので、依頼したい業務や予算に合わせて検討してみましょう。ここでは各サービスの概算料金を紹介します。
税理士や公認会計士
税理士事務所や会計事務所による経理代行サービスは、税理士や公認会計士が経理業務を行ってくれます。
税理士は税の分野のプロですから、経理関係の仕事以外にも税務の諸問題にも対応してもらえるというメリットがあります。同様に会計事務所であれば会計の諸問題に対応してもらえます。
費用については士業による業務のため、他の経理代行サービスよりも高めです。料金は企業の年商によって料金が違う場合もあります。
例えば年商3~5千万円の場合は記帳代行のみで1万円~、仕訳業務の相場は100仕訳1万円~が相場になっています。
ただし、記帳代行はオプションとなっている場合が多く、利用するには顧問契約や申告書作成契約を結ぶ必要があります。
項目 | 税理士や会計士事務所 |
作業担当者 | 国家資格取得者 |
申し込みからの対応 | 対面での申し込みや打ち合わせが必要 |
業務の範囲 | 経理、財務の範囲 |
代行コスト | △ |
経理代行会社
経理代行会社は経理に特化した業務を代行する会社です。
国家資格を取得している税理士や会計士が在中している会社もありますが、多くは経理の知識とスキルをもつ人材が業務を代行します。
経理代行会社の仕訳業務の料金は、月額基本料金と仕訳数が予め決まっているケースが多く、相場は1ヵ月 1,000仕訳 4万円~となっています。
必要なプランを組み合わせれば、高品質なサービスを低コストで受けられます。
項目 | 経理代行会社 |
作業担当者 | 経理経験者 |
申し込みからの対応 | 対面での申し込みや打ち合わせが必要 |
業務の範囲 | 経理の範囲 |
代行コスト | 〇 |
オンラインアウトソーシング会社
オンラインアウトソーシングは、アウトソーシング会社の登録人材がリモートで経理業務を行うサービスです。
依頼から納品まで全てオンラインで完結できるため、社会情勢と相まって需要が増えています。経理の知識やスキルをもった経験値が高いスタッフが対応してくれます。
オンラインアウトソーシング会社の料金は、基本的には1ヵ月の作業時間数で料金が決まる仕組みになっています。
中には税理士事務所や会計士事務所、経理代行会社のように仕訳数などで料金を決められるケースもありますが、詳細は会社によって異なるため、問い合わせて比較検討しましょう。
項目 | オンラインアウトソーシング会社 |
作業担当者 | 経理経験者 |
申し込みからの対応 | オンラインで完結 |
業務の範囲 | 経理以外の作業も対応 |
代行コスト | ◎ |
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おすすめの経理代行サービス
経理代行の内容や種類を解説したところで、おすすめの経理代行サービス4社を紹介します。
HELP YOU
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
優秀なスタッフがクライアントをトータルサポートし、社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。
【HELP YOUのプラン】
<チームプラン>
お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チーム制でサポートするプランです。
2.チーム制なので欠員があっても業務が滞る心配なし!長期的な依頼が可能
3.さまざまな業務の依頼でも窓口は一つで簡単!頼れる「専属ディレクター」
4.海外在住の日本人スタッフによる時差を活用した夜間帯業務も可能
チームプランの主なサービス内容
HELP YOUには、さまざまなスキルを持った優秀なメンバーが多数在籍しているため、幅広い代行業務の依頼が可能です。
■総務業務:出張手配、スケジュール調整、名刺作成、データ整理など
■経理業務:入金管理、支払業務、請求書発行など
■人事・採用業務:求人票の作成、書類審査管理、セミナー会場手配など
■営業サポート業務:会議資料作成、データ収集、KPI管理、経費申請など
■マーケティング業務:SNS投稿、メルマガ作成、アンケート集計など
■ECサイト業務:売上管理、商品管理、サイト管理、ニュースリリース作成など
※各サービスは、お客様のご要望によって組み合わせが可能です。
チームプランに加え、固定の専属アシスタントが業務を柔軟にサポートする「1名専属プラン」など、お客様のニーズに合わせたプランをご提供しています。
「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが適しているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にご相談ください!
HELP YOUの「経理プレミアム」
経理業務について、こんなお悩みはありませんか?
●今の経理担当者が退職したら他に対応できる人がいない
●インボイス制度などの法改正にちゃんと対応できているか不安…
●経理の数値を経営判断に活かせていない
そんな方におすすめなのが、HELP YOUの「経理プレミアム」サービスです。
経理プレミアムでは、経理業務の課題をまるっとお任せいただくことで、経理のプロがお客様の「こうしたい」を実現します。
- 経理コンサルサポート
経理コンサルタントがヒアリングを基に初期構築を行い、継続的に運用できる業務体制の改善・定着化を支援 - 経理業務の実務代行
経理コンサルサポートで構築した運用体制に基づき、実務アシスタントが専任で対応
【Basicプラン】
- 日常経理業務の実務代行
既存の経理業務オペレーションに基づき、実務アシスタントが専任で対応
※別途オプションで経理コンサルサポートも利用可能
ご質問や資料請求はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
HELP YOU申し込みからの流れ
HELP YOU の経理代行サービス申し込みから実稼働までの3つの流れを説明します。
STEP1:現状フローの可視化
お問い合わせ後、弊社ディレクターから連絡を差し上げます。
ご希望の業務や体制などをヒアリングいたします。
遠慮なくお伝えください。
STEP2:業務フローのすり合わせ
ご希望の業務体制とアシスト可能な内容のすり合わせを行います。ご希望に沿った対応が可能かも含め、さらに協力可能な作業範囲などの提案をいたします。
要件内容決定後に、スタッフアサインを行います。
STEP3:実稼働
担当ディレクターが制作した進行表をご確認いただきます。
了承後は、資料を基にスタッフへの教育や指示を行います。スタッフは業務内容を確認した後、実働となります。
NOC経理アウトソーシング
国内最大手の「NOC経理アウトソーシング」は、経理や財務コンサルティングなども手掛ける経理代行サービスです。設立30年の歴史があり、解約率1%を誇ります。
経理はもちろんのこと、庶務業務や給与計算業務も含めたトータルサービスも提供しているため、経理担当者が本来やるべきコア業務に集中することができます。
ほかにも、企業の課題に合わせてサービスをカスタマイズしたり、経費精算システムなどのIT・クラウド環境の整備支援も行っています。
経理経験者のスタッフが業務を設計・代行するので高品質なサービスが受けられるのが魅力です。
【対応業務の一例】
・経理アウトソーシング(売上/売掛金業務、仕入れ/買掛金業務、経費精算、決算等)
・財務コンサルティング(IPO、M&A、PMI)
・業務コンサルティング(システム導入支援、業務可視化等)
【料金】
依頼業務による
▼詳細はこちら
NOC経理アウトソーシング
NTTファイナンス
NTTファイナンスは、NTTグループで培った人事・給与・福利厚生など共通業務に関する多彩なスキル・ノウハウが強みです。
人事・給与業務100社、福利厚生業務160社。製造業から運輸業、放送業など、多岐にわたる業界での導入実績があります。
業務のアウトソーシングだけでなく、業務効率化・内部統制強化コンサルティングや、システム導入コンサルティングなども依頼可能です。
日々の伝票起票から期末決算手続きまで、経理業務に幅広く対応できるうえに、要望に合わせて部分的なアウトソーシングからフルアウトソーシングまで提供します。
【対応業務の一例】
日々の会計業務アウトソーシング(記帳業務、現金出納管理業務、債権債務残高管理業務等)
決算業務のアウトソーシング(月次・年次決算、決算資料作成、開示資料作成等)
税務決算業務(税効果計算・決算税額算定等)
【料金】
依頼業務による
▼詳細はこちら
NTTファイナンス
経理外注・記帳代行センター
経理外注・記帳代行センターは、マクシブ総合会計事務所が運営する経理代行サービスです。
月1日、月額5万円からとリーズナブルな料金で利用できます。
仕訳のみ代行する記帳代行サポートや給与計算代行なども行っており、企業規模に応じてプランを選択できるところも特長です。
その他、クラウド会計ソフトの導入支援や年末調整代行なども対応しています。
【対応業務の一例】
記帳代行サポート
給与計算代行、賞与計算代行
年末調整代行サポート
税務顧問等
【料金】
記帳代行:11,000円~/月、経理代行サービス:5万円~/月
※仕訳数、依頼業務による
▼詳細はこちら
経理外注・記帳代行センター
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経理代行サービスのデメリット
経理代行サービスは、さまざまなメリットがある一方、デメリットもあります。
経理代行サービスを利用する上でしっかりと見極めたい注意点を確認しておきましょう。
自社内にノウハウの蓄積ができない
経理代行サービスに自社の経理業務を任せることで、自社にノウハウを蓄積することが難しくなります。
少なくとも経理代行サービスに依頼した業務は、社内の従業員が経験を積むことはできなくなります。そのため、自社内に経理のノウハウを蓄積することが難しくなるのです。
また、経理を担当する従業員への教育などは、経理代行サービスの業務に含まれていない場合がほとんどです。
そのため、経理を担当する従業員に育成が必要な場合は、仕事を経験する機会を失うことになります。
すでに社内で知識や作業のノウハウが継承されている場合は問題ないと考えてよいでしょう。
コストがかかる
経理代行サービスは、サービスやプランによっては別途オプションが必要となり、追加コストがかかる場合があります。
ホームページ等で公開されている料金は基本料金であることが多く、必要なサービスはオプションに設定されていることがあります。必要なオプションを複数合わせてみたら、予想外に高額になってしまうというケースも少なくありません。
場合によっては、派遣社員やアルバイトを雇用したほうがかえってコスト削減になる可能性もあります。
自社にとって必要なサービスを確認し、数社と比較検討してみると良いでしょう。
情報漏えい
経理代行サービスの利用で懸念されるのが、情報漏えいへの不安です。
業務をアウトソーシングする場合、内部資料や情報を必要に応じて開示、または渡す必要が出てきます。
情報漏えいなどのリスクを回避するためには、委託先をしっかり見極め、セキュリティの確認や契約書などの準備も必要となります。
また、経理代行サービスを選ぶときは以下の項目を確認しましょう。
- プライバシーマークを取得している企業である
- 秘密保持契約(NDA)の締結を必須としている
- 担当スタッフの業務環境とセキュリティの確認ができる
経理の業務をまるごと委託する、依頼するということは、財務状況がすべて丸わかりになるということにもなります。信頼性、実績、セキュリティ対策などを考慮し、適切な代行会社を選ぶことが重要です。
経理代行サービスの選び方
経理代行サービスにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
経理代行サービスを選ぶときは、以下の項目をチェックしましょう。
専門性
経理業務は多岐にわたるので、どこまで専門性を求めるか、社内でよく検討しましょう。
例えば、経理の業務サポートを望むのか、士業への依頼が必要か、どこまで専門性を求めるかによって依頼先や最適なサービスが変わってきます。
実績
サービス内容や料金だけでなく、過去の実績や現在契約している会社名や契約年数なども可能な範囲でリサーチしてみると良いでしょう。得意な業種や企業規模なども見えてきます。
料金
コスト削減を期待したのに、かえって高額になることのないよう、費用対効果の塩梅をよく考えましょう。税理士や公認会計士と連携している経理代行サービスでは、経理の他に財務関連も委託できますが、士業への依頼はどうしても料金が高くなります。
サポート体制
経理代行サービスには、チームでサポートを行う会社もあります。複数人で業務にあたるため、チェック体制が整っていることや、欠員が出ても業務が滞らないなどのメリットがあります。
経理代行サービス依頼前の4つの確認ポイント
経理代行サービスへ依頼する前に、どのようなことを確認すべきでしょうか。4つの確認ポイントを整理してみましょう。
現在の業務フローやタスクの確認
経理代行サービスを利用する場合、さまざまな情報共有が必要になります。
情報を共有するためには、業務フローやタスクの確認が必要となります。何となく日々行っている作業を棚卸することで、整理しされ、見えてくることもあります。
日次業務、月次業務、決算業務と大まかな時間の流れに沿ったタスクの可視化も行います。どんなことをどのタイミングでアシストしてもらいたいのかが見えてきます。
コミュニケーション方法の確認
経理作業を円滑に行うためには、コミュニケーション方法の確認も必要となります。どのツールを使うのか、閲覧権限はどうするのか、などからも依頼できる業務の範囲が見えてきます。
過去データの共有
過去のデータの共有も必要です。依頼する業務内容や範囲から必要なデータを揃えます。前任者が退職してしまい、必要な情報がわからない、という場合もあります。そのような場合は遠慮せずにその旨を伝えましょう。
理想の体制・ビジョンの共有
フローやタスクの可視化、情報共有の範囲の確定後は、理想の体制や今後のビジョンを伝えます。以下のような例をヒントに内容を考えてみましょう。
- 現在の業務体制の中で課題になっていることは何か?
- 理想的なコア業務・ノンコア業務のバランスは?
- 業務内容の中で手放したい範囲はどこか?
経理代行サービスHELP YOUへのよくある質問(Q&A)
HELP YOU の経理代行サービスで、よくある質問を集めてみました。
Q.1:経理代行スタッフはどのようにして決めるのですか?
窓口専属ディレクターが、ご依頼内容に合った専門スキルをもつスタッフを推薦します。
HELP YOUのスタッフは、高度な専門知識とスキルをもったエキスパートです。
厳しい採⽤過程(⼀次⾯談・書類・実務テスト・⼆次⾯談・仮採⽤・本採⽤)を通過した人材です。⼀定以上のスキルレベルのスタッフのみで構成されています。これは経理代行に限らず全ての分野に共通することです。
Q.2:給与計算の依頼を考えています。地域制限などはありますか?
基本的にリモートでの対応となりますので、地域制限はございません。日本全国だけでなく海外からのご依頼にも対応可能です。
現在、世界33ヵ国にスタッフが滞在し、海外企業からのご依頼にも対応しています。
Q.3:年度の途中でも経理代行サービスを利用することはできますか?
年度の途中でも問題はありません。依頼内容にもよりますが、ご希望のご依頼日から対応いたします。スポット対応も可能です。
まとめ
経理代行サービスについて、依頼できる業務やメリット、おすすめサービスなどを紹介しました。
経理代行サービスの導入は、コストの削減、コア業務への集中など、企業の成長をしっかりと支えるための大きな力となります。
自社にはない専門的なスキルによって、経理業務をよりブラッシュアップできることも利点です。
経理代行サービスは、大企業や経理担当者が少ない企業だけでなく、中小企業やスタートアップ企業にとっても、人手不足や業務効率の向上を実現する有効な手段となる可能性があります。
自社の目的やリソースに合わせて経理代行サービスを上手に活用し、利益拡大を目指してみてください。
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経理業務はHELP YOUにおまかせ
膨大な時間がかかる上に、知識を必要とする経理業務。
毎月・毎年発生する作業に追われて、大事な業務に手が回らなくなっていませんか?
「大量の仕訳作業が大変」
「本当はもっと別のことに時間を使いたいのに…」
「できればプロに任せたいけど、どうやって依頼すればいいの?」
このようなお悩みを抱える方のため、HELP YOUでは経理業務のアウトソーシングサービスを行っています。
HELP YOUに経理業務をアウトソーシングすると
◎領収書のデータ入力や請求書発行など、あらゆる経理業務が片付く
◎現状の課題から最適なフローを導き出し、業務効率化も実現
◎経理業務の負担が減ることで、コア業務に集中できる環境が整う
HELP YOUは一緒に課題を解決するパートナーとして伴走し、貴社の業務効率化を実現します。クライアント様への導入実績は800以上。
この機会にアウトソーシングを導入し、自社の価値創出に注力しませんか?
ご興味のある方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
お電話での無料相談はこちらをご利用ください。050-3187-5599(平日10~18時)