社員が会社を突然辞めるときの理由や心理状態とは?【対策法あり】

社員を育成しても急に退職したいと言われたり、社員が会社を突然辞めそうで困っている経営者や人事担当の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、社員が会社を突然辞めるときの理由や心理状態をふまえ、経営者や上司の方ができる対策法をお伝えします。

社員が会社を突然辞める理由


社員が会社を突然辞めるときは、必ず何か理由があるはずです。
ここでは、一般的に会社を退職したいと思う人の多くが抱きやすい理由を3つ挙げました。

社員が会社を突然辞める理由1.人間関係に悩んでいた

厚生労働省が調査したアンケート結果では、仕事に強い不安やストレスを感じている人の割合は、約6割近くいることが明らかになっています。

さらに、仕事でストレスがあると答えた人のうち、約4割が具体的な悩みとして「職場の人間関係」を挙げています。
このデータからみても、社員が会社を突然辞める理由の一つとして人間関係は大きな要因と言えるでしょう。

参考:厚生労働省『平成24年 労働者健康状況調』

社員が会社を突然辞める理由2.給料に不満があった

社員が会社を辞めたいと思う理由として、給料や福利厚生に不満があるケースも多いです。

・長年勤めても給料が上がらない
・手取りが少なく、やる気が出ないため転職したい
・福利厚生や給料が、より良い企業への転職活動を検討している

など、給料や福利厚生は生活に直結するものだからこそ、不満が多いと外に目が向きがちです。

他の会社への転職を考えていたり、実際に転職活動をしたりしていて、採用が決まった途端に突然退職するというケースもあるでしょう。

社員が会社を突然辞める理由3.業務量が負担になっていた

いくら給料が良くて人間関係が良い会社でも、業務量が多く社員一人ひとりの負担が大きいと、会社を辞めたいと感じる人が多いのも頷けます。

限界ギリギリまで頑張りすぎて、ある日急にプツンと糸が切れたように会社にいけなくなり、突然退職を申し出る…というケースも。

会社を突然辞めるのは法律的に問題?


会社からすると、育成中の社員が突然辞めるのはコストの面でも労力の面でも辛いものですよね。
社員が会社を突然辞めた場合、法律的には問題ないのでしょうか?

これは、社員と会社とで事前に契約した期間の定めの有無によって異なります。

期間の定めがある場合

雇用期間に定めがある場合、社員がある日突然退職したいと申し出たとしても、やむを得ない事情であることを証明できない限りは、法律上この退職の申し出は無効となります。

ここで言うやむを得ない事情とは、社員自身の疾病や親の介護などを指します。

事情を証明できない場合、会社は退職の申し出を無効とし、社員に対して労務を命じたり、損害賠償請求をすることも可能です。

期間の定めが無い場合

一方、雇用期間に定めが無い場合、社員が2週間前に退職を申し出ればいつでも契約を解消することができます。

例えば、7月17日に今月末に退職したいと申し出があった場合、その社員は8月1日からは出勤する義務がなくなります。

ただし、退職の申し出があった次の日から突然来なくなった場合は、2週間の期間をもって雇用契約が終了となるので、会社はその2週間の期間は出勤するよう求めたり、場合によっては賠償請求することも可能です。

参考:従業員から突然退職の申し入れがあったら -期間の定めのある労働契約 と 期間の定めのない労働契約-

大人しい人ほど突然辞める?


よく聞くのが、大人しい人ほど会社を突然辞めるという言葉です。

普段大人しい人ほど、不満や悩みがあってもなかなか人に相談できない傾向にあります。
一人で抱え込んでしまった結果、何も言わずに会社を突然退職してしまうケースも。

辞めた本人からすると突然辞めた訳ではなく、以前から辞めるつもりだったということもあり得ますが、会社側からすると社員一人ひとりの隠れた心の内を読み取ることは難しいですよね。

特に新人の場合、上司から積極的に「いつでも相談してね」と伝えていたとしても、職場の雰囲気に馴染めず、誰にも本音が言えないまま突然退職することも少なくありません。

誰もが悩みを相談しやすい環境をつくるだけでなく、ちょっとした変化も敏感にキャッチできるよう常に目を配ることが大切です。

会社を突然辞める人の心理


では、会社を突然辞めてしまう人は、どのような心理状態にあるのでしょうか。

マイナビニュースが約3000人を対象に行ったアンケートでは、「迷惑な辞め方をした社員」というテーマで驚きの体験を語る人もいました。

ここでは、特に印象的だったものを3つ挙げます。

●行方不明の末、社長に手紙で直談判
社員がなんの前触れもなく、急に音信不通に。
2週間後、社長あてに届いた封書には、希望部署への配転が認められなかった不満と行方不明だった期間は有給にするようにとの文面が届いた。

●「私が退職する理由」と書かれた文章を一斉メールで配信
退職日、会社の全社員に向けて「私が退職する理由」というタイトルの文章をメールで一斉配信…メールの中には取引先の業務秘密なども書かれていたとか。

このケースは、損害賠償となる可能性が高いですよね。

●「というわけで辞めます」
上司が少し厳しく指導をした日、社員からメールで「というわけで辞めます」と連絡が…
そのまま会社を突然辞めた。

上記のような極端なケースは稀かもしれませんが、会社を突然辞めた人たちの共通点として、以前から何かしらの不満を抱えていたことが窺えます。

会社を突然辞める人の兆候


会社を突然辞める人の兆候が分かれば、社員の不満を軽減し、退職を回避することができます。
では具体的に、社員がどんな行動をしていたら注意が必要なのでしょうか。

会社を突然辞める人の兆候1.挨拶や口数が減った

どんなに大人しい人であっても、一般的には挨拶をしたら反応があるはずです。

しかし、精神的に追い込まれて退職を考えているような人は、挨拶をしても反応が無かったり、話しかけても口数が少なく相手からも話しかけられなくなったりします。

もともと口数が少ない人もいますが、普段は活発な人の元気が無い場合は、より注意が必要です。

会社を突然辞める人の兆候2.仕事を休みがちになった

どんな人でも体調不良で仕事を休むことはありますよね。
ですが、一度休むとそのまま仕事に行くのが憂鬱になり、そのまま会社を突然を辞めるケースも多いようです。

いきなり出社しなくなるのではなく、少しずつ仕事を休みがちになったり、休む理由が曖昧でダラダラと長期間続いたりする場合は、早めの対策が必要です。

また、転職活動のために仕事を休みがちになった可能性も十分に考えられます。

会社を突然辞める人の兆候3.髪型や服装が変わった

内面の心理状態は、外見にも多かれ少なかれ影響を与えます。

髪型や服装などが突然変わった!という人がいれば、精神的にも何かしらの変化があるはずです。
転職活動を既に始めているという場合もあるでしょう。

このケースでは、周りの人も変化に気が付きやすく対策が取りやすいですね。

会社を突然辞める人の兆候4.デスクや荷物を整理し始めた

特に注意が必要な兆候としては、社員が突然デスク周りや荷物を整理し始めることが挙げられます。
普段から綺麗好きな人なら問題ないかもしれませんが、そうではない人の場合は何かしらの心境の変化があるものです。

なぜデスクや荷物を整理し始めたのか、それとなく窺ってみると良いでしょう。

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優秀な人が辞める理由を職場から分析!退職前の兆候と対策

社員が会社を突然辞めるのを防ぐ方法


ここまでのことを踏まえて、どうしたら社員が会社を突然辞めるのを防ぐことができるのかを解説します。

社員が会社を突然辞めるのを防ぐ方法1.コミュニケーションを取る

会社を突然辞める人の多くが、仕事や人間関係で何かしらの悩みを抱えています。

辞めそうな兆候を感じてから行動するのではなく、常日頃から積極的に話しかけたり、相手の愚痴や悩みを吐き出させたりしてコミュニケーションを取ることで、社員の心理的な負担を軽減できるでしょう。

社員が会社を突然辞めるのを防ぐ方法2.待遇を改善する

転職する人の多くは、給料や福利厚生がより良い会社への転職を求めています。
会社を辞めることを考えたとしても、他の企業の待遇を見たときに今いる会社の方が条件が良ければ、思いとどまる可能性があります。

社員の不満が蓄積しているようであれば、社員にリサーチしながら、より良い待遇にしていくことが必要でしょう。

社員が会社を突然辞めるのを防ぐ方法3.業務量を調整する

待遇ではなく日々の業務量に不満を抱いて、退職する人も多いです。

残業が日頃から多い場合は、仕事を効率化したり外注したりすることで、社員が突然辞めるのを防ぐことができます。

オンラインアウトソーシングの活用

社員の負担になっている業務量を調整する方法として、オンラインアウトソーシングへの業務外注もおすすめです。

オンラインアウトソーシングとは、オンラインであらゆる業務のサポートを行うサービスのこと。社員の業務負担が減るだけでなく、仕事の属人化も防げるので、突然の退職や休暇に備えることができるというメリットもあります。

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まとめ


社員が会社を突然辞めるのは、経営者や上司からしたら困り事が多いものです。
ですが、社員にも何かしらの変化や兆候があります。

優秀な社員が突然辞めるのを防ぐためにも、在籍している社員の負担を減らすためにも、日頃から積極的なコミュニケーションを大切にしつつ、業務改善をしてみてはいかがでしょうか。

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