生産性向上とは|測定方法からメリットまで

そもそも生産性とは?


生産性には3つ種類があります。

1.労働生産性
労働の視点から捉えた生産性

2.資本生産性
資本の視点から捉えた生産性

3.全要素生産性
投入した生産要素すべてに対して産出がどれくらい生み出されたかを示す指標

この中で最も多く使われるのは労働生産性です。労働生産性とは、労働者1人あたりが生み出している成果、あるいは労働者が1時間で生み出す成果を指標化したものです。

労働生産性は、output(付加価値額または生産量など)をinput(労働投入量※)で割ることにより算出できます。
※労働者数または労働者数×労働時間

生産性の向上とは|測定方法


「生産性が向上した」「生産性が高い」というのはどういう状態を指すのでしょうか。
生産性を定量的な数字で表す方法は3つあります。

1.付加価値労働生産性
成果(output)に付加価値(企業が新たに生み出した金額的な価値)をおきます。成果を生み出すために 労働者がどれだけ効率的に働いているかを意味します。
付加価値とは、生産額(売上高)から原材料費や外部から購入した費用を指しい引いたものです。通常、企業は原材料など外部から購入したものを加工したうえで製品を販売します。その際に手を加えることによって新たに付け加えた価値を金額で表したものが付加価値になります。

2.物的労働生産性
成果に生産量や販売金額などをおきます。労働者がどれだけ効率的にモノやサービスをつくっているかを意味します。
生産物の価格は、物価の変動や技術の進歩など外的要因に左右されやすいので、純粋な生産効率を測るときは金額ではなく物量を単位としています。

3.全要素生産性
労働、資本、原材料などのすべての生産要素(全要素)に労働生産性を測定する際の労働と同じ役割を持たせたもののことを言います。全要素生産性の向上が経済成長の一翼を担っています。

一方、生産性の測定方法は「感覚地で良い」と語るのはユニリーバの島田氏です。

昨年7月に、社員が働く場所と時間を自由に選べる制度「WAA(Work from Anywhere & Anytimeの略。“ワー”と読む)」の導入を主導したユニリーバの島田さんは、「WAAで生産性が高まっているのかどうか?」を測定する方法をいろいろと考えた結果、 「社員本人の感覚値でいい」という結論に達したそうです。
WAA導入後は3ヶ月毎に社員にアンケートを取り、「導入前を50としたときに、今のあなたの生産性は0から100のどこですか? 数字を入れてください」という質問をしています。3月時点までの回答の平均値は65。そこから「(50に対してプラス15ポイントなので)生産性は30%向上した」と判断しているそうです。
さらに島田さんが注目しているのが、68%の人が「WAAが始まってから、毎日の生活に何かしらポジティブな変化があった」と答えていることです。

島田さんは、「世の中で『生産性』について語る時、アウトプットという会社側の視点に偏り過ぎている」と語ります。アウトプットがあるのはインプットあってのこと。そのインプットを支えている社員側の視点をもっときちんと捉えなければいけないというのです。そして、中でも大事だと考えている要素として次の5つを挙げました。
「 マインドセット、健康や体力、モチベーション――ここにはパッションみたいなものも含まれます――、それから 幸福度、ハッピーかどうか、満たされているかどうかですね。そしてどんな気持ちで仕事をするのかという 感情です」
これらの要素がインプットになり、アウトプットに影響する。そのアウトプットがまたインプットに返っていく、そういう循環を表すのが上の図です。人事としては、右側の社員視点でのインプットの内実をもっと見ていく必要がある、と島田さん。だから、先に挙げた「WAAが始まってから、毎日の生活に何かしらポジティブな変化があった」と答える社員が多いことを重要視しているわけです。

(引用:人事、テクノロジー、脳の専門家が語る「生産性」と「ハッピー」の関係【前編】

生産性を上げる3つのメリット


では、生産性を上げるメリットはどういった点にあるのでしょうか?

1.企業の利益の拡大につながる
少ない投資(労働力)で大きなリターン(成果)を得ることができれば、当然利益も大きくなります。

2.業員の賃金を上昇の原資にもなる
企業が増益すれば、それが賃金に還元される可能性があります。

3.従業員に余暇が生まれる
例えば今まで3時間かけで出したoutputが2時間で出せるようになれば、1時間余暇が生まれます。その時間を例えば休憩時間に充てたり、違う仕事を行う時間にしたり、早く帰宅して趣味を楽しむ時間を確保したりと、自由度高く活用することが出来ます。

まとめ


生産性の向上は、いち企業内のこととしてとらえがちですが、日本が経済成長を持続させるための推進力になるもつながるものだと言えます。日本経済が活性化することは、生活者としての私たちにとっても恩恵が大きくなるので、そのような視点をもって生産性向上に取り組んでみてはいかがでしょうか。

HELP YOUに問い合わせをする

オンラインアシスタントサービス
HELPYOUが選ばれる理由


オンラインアシスタントサービスは、雑務をスタッフに任せることでコア業務に集中でき、業務効率の向上に役立ちます。
もしこれからオンラインアシスタントの導入を検討するのであれば、ぜひ価格情報も含めた各オンラインアシスタントサービスを比較してみてはいかがでしょうか。


HELPYOUでは、

・150社への導入実績
・元大手企業のキャリアウーマンが多く所属
・バックオフィス業務からデザインまで幅広く業務サポートができる

といった特徴があります。
無料相談・トライアルプランも用意していますので、ぜひこの機会にオンラインアシスタントサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか?