インスタ競合調査とは?比較ポイントと分析の手順!分析ツール3選
「Instagram(インスタグラム)を効果的に運用するにはどうすればいいのか?」
「Instagramの投稿にいいね!がなかなか付かない…」
このような課題を解決する施策がインスタグラムの競合調査です。競合SNSアカウントと自社SNSアカウントを比較することで、ユーザーに支持されるコンテンツや目指すべき指標が分かります。
本記事では、Instagramの競合調査を初めて行う方向けに
- インスタグラムの競合調査をする目的
- 競合との比較ポイント
- 分析の手順
- おすすめ分析ツール
を紹介します。
記事に掲載した手順を踏むことでインスタグラムの競合調査を正しく実施でき、自社SNSアカウントを上手に運用できるでしょう。ぜひ、参考にしてください。
インスタ競合調査とは
インスタ競合調査とは、競合企業のInstagram(インスタグラム)アカウントを分析し、自社アカウントと比較することです。
- フォロワー数の推移
- 投稿内容
- エンゲージメント率
など、調査すべき項目は多岐にわたります。
インスタ競合調査を行うとSNSアカウント運営の課題や修正ポイント、効果的な投稿の特徴を発見できます。Instagramマーケティングの成果を上げるため、インスタ競合調査は重要な施策といえるでしょう。
Instagram競合調査の目的
この章では、Instagram(インスタグラム)競合調査の目的を詳しく解説していきます。
自社アカウント指標の目安を知る
一つ目の目的は、自社SNSアカウント指標の目安を知ることです。競合SNSアカウントはターゲットが類似しており、効果を上げるためのヒントがたくさんあります。
(ヒントの例)
- 週に何件投稿すると良いのか
- どんなハッシュタグを選択しているのか など
さらに、
- フォロワー数の増加率
- 自社ホームページへの遷移率
- 1投稿の保存数
といった指標(KPI)の設定も可能です。
※KPI…「重要業績評価指標」のこと。目標達成までのプロセスで達成状況を計測するために設定する
つまりインスタ競合調査によって、目指すべき客観的な数値が分かるのです。
ユーザーが好きなコンテンツを知る
また、ユーザーやフォロワーが好きなコンテンツを知ることもインスタ競合調査の目的の一つです。競合の人気投稿記事を分析し、ユーザーやフォロワーのインサイトを仮設立てします。その要素を取り入れることでターゲットユーザーに好まれる、エンゲージメント率が高い投稿記事を作成できます。
Instagram(インスタ)は、エンゲージメント率が高いコンテンツの表示率を上げるアルゴリズムを採用しています。
よってユーザーやフォロワーに支持されている、いいね!や保存数、コメント数が多いコンテンツを調査し、自社投稿のエンゲージメント率を高めることは大事なポイントです。自社アカウントのフォロワー数の増加や認知度拡大につながるでしょう。
※エンゲージメントについては、次章でくわしく解説します。
インスタ 競合調査の比較ポイント
では、実際のInstagram競合調査において、どの数値を比較すると良いのでしょうか。比較ポイントを具体的に見ていきましょう。
フォロワー数
フォロワー数はアカウントの影響力を伝える重要な数字です。フォロワー数が多いと閲覧数の増加が見込め、発信力があるとみなされます。
競合企業はどのくらいの期間で何人集めているのかを調査しましょう。
くわえて、
- どの投稿によってフォロワー数が増加したか
- フォロワー数が急増した時期やその原因
などの分析も運用のヒントとなるのでおすすめです。
投稿数
基本的に記事投稿数とフォロワー数は比例するケースが多くみられます。よって、競合アカウントとの比較により、どの程度の投稿数でどれくらいフォロワーを得られるのかを把握できるでしょう。
例えば競合アカウントより記事投稿数が多いにも関わらず、フォロワー数が少ない場合は記事コンテンツに改善の余地があるということです。
その他、以下の投稿数を比較することでも自社の課題を割り出せます。
- 保存された投稿数
- インプレッションの多い投稿数など
投稿記事の傾向
他社の投稿記事の傾向も比較し、自社にない傾向の記事があれば取り入れていきましょう。投稿記事の内容はエンゲージメント率やフォロワー数に影響するからです。
具体的には、
- 投稿記事のテーマ
- タイトルやデザイン
- 文章の書き方
などを比較してみましょう。特に、いいね!数が多い投稿やフォロワー数が増加した期間の投稿内容を分析すると、ターゲットに響く投稿記事の傾向がつかめるはずです。
投稿頻度や時間
投稿頻度や時間も大切な比較ポイントです。競合SNSアカウントと自社SNSアカウントの1日や週の投稿頻度、投稿のタイミング(曜日や時間)を比較します。
Instagramの検索上位に投稿記事が表示されている競合アカウントは、インサイト分析をしていることが多いため、ターゲットが活発にInstagram(インスタグラム)を利用している曜日や時間帯に投稿することが多いと予想できます。
参考にすれば、より多くのターゲットに自社の投稿を見てもらえるようになるでしょう。
ハッシュタグの選定
Instagramではハッシュタグの選定も重要です。ハッシュタグはInstagram内での検索に使用されています。
つまり、ターゲットとなるユーザーが好むハッシュタグを付ければ、まだ自社アカウントと出会っていないターゲットにも投稿記事が届きやすくなるのです。競合アカウントがよく使用するハッシュタグと、自社が利用しているハッシュタグを比較してみてください。
エンゲージメント
エンゲージメントは、ユーザーが投稿に対して行うリアクション(いいね!、投稿の保存、リグラムなど)のことです。
エンゲージメント率は自社とユーザーやフォロワーとの関係性を示す指標です。エンゲージメント率の高い投稿はユーザーのニーズを満たしているといえます。比較する際は、エンゲージメントが高い競合アカウントの投稿をチェックし、自社の投稿とどこが違うのか、何が受けているのかを分析しましょう。
インスタ競合分析の手順
Instagram競合分析の比較ポイントを確認したうえで、分析する際の手順も解説していきます。
競合企業を選定する
まず、Instagramを運用している競合他社を選定しましょう。競合企業の選定基準は以下の通りです。
- 自社のサービスや商品に近いものを扱っているライバル企業
- 投稿のトンマナが似ている
- 自社よりもエンゲージメントが高い、かつ投稿頻度も多い
- 自社と同じくらいの投稿数で、自社よりもエンゲージメントが高い
1はターゲットとなるユーザー層が重なっているケースが多いため。2は自社と類似性が高く、参考にしやすいことが理由です。
また、3を満たすアカウントは作りやすいクリエイティブを使用しており、ユーザーの好みを把握している可能性が高いでしょう。4は自社の投稿と比べ、クリエイティブの質が高い傾向があります。
競合企業のインスタアカウントを探す
インスタの競合企業を選定した後は、競合企業のInstagramカウントを探します。
Instagramアカウントの探し方は、以下の2パターンです。
- Instagramを開いた画面の左下にある、虫眼鏡マークをタップ。上部に表示される検索バーに競合のブランド・企業名を記入し、公式アカウントを検索。
- 企業のHPなどから、公式インスタグラムへ遷移する。
Instagram競合分析ツールを使う
次にInstagram(インスタグラム)競合分析ツールを使用します。競合分析ツールの使用によって、人的リソースをあまりかけることなく、
- フォロワーの増減
- 投稿数
- 投稿時間
- エンゲージメント率の増減
などの分析が可能です。※おすすめのInstagram競合分析ツールは後述します。
自社のインサイト分析をする
最後に自社Instagramアカウントのインサイトを分析しましょう。
Instagram(インスタグラム)競合分析ツールで割り出した、競合企業のデータ結果と自社のInstagramインサイトを比較します。そのうえで改善点を洗い出し、競合の数値を基にKPIを設定してください。
改善策やアイデアを投稿に反映させ、その結果をInstagramインサイトでさらに分析していきましょう。
インスタ競合調査をアウトソーシングする
ここまでInstagram競合調査の比較ポイントと調査方法を解説してきました。競合調査ツールを使用するにしても、自社でインサイト分析を行うにはある程度の知識とリソースが必要です。
リソースに余裕がないときは、競合調査の部分的なアウトソーシングを検討してみましょう。社員の作業を時短でき、大事なコア業務に注力できます。
また、自社にノウハウがない場合は競合調査の全工程をアウトソースすることも可能です。
軌道に乗り、結果が出るまで1年以上は必要といわれるSNS。Instagram(インスタグラム)のアカウント運用は、専門家に任せることで結果が早く出る可能性があります。
今回はそんなInstagram競合調査の委託先として、HELPYOUをご紹介します。
HELPYOUの特徴
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
優秀なスタッフがクライアントをトータルサポートし、社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。
【HELP YOUのプラン】
<チームプラン>
お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チーム制でサポートするプランです。
2.チーム制なので欠員があっても業務が滞る心配なし!長期的な依頼が可能
3.さまざまな業務の依頼でも窓口は一つで簡単!頼れる「専属ディレクター」
4.海外在住の日本人スタッフによる時差を活用した夜間帯業務も可能
チームプランの主なサービス内容
HELP YOUには、さまざまなスキルを持った優秀なメンバーが多数在籍しているため、幅広い業務の依頼が可能です。
■総務業務:出張手配、スケジュール調整、名刺作成、データ整理など
■経理業務:入金管理、支払業務、請求書発行など
■人事・採用業務:求人票の作成、書類審査管理、セミナー会場手配など
■営業サポート業務:会議資料作成、データ収集、KPI管理、経費申請など
■マーケティング業務:SNS投稿、メルマガ作成、アンケート集計など
■ECサイト業務:売上管理、商品管理、サイト管理、ニュースリリース作成など
※各サービスは、お客様のご要望によって組み合わせが可能です。
チームプランに加え、固定の専属アシスタントが業務を柔軟にサポートする「1名専属プラン」、RPAツールを用いて自動化が可能な定型業務をロボットがサポートする「ロボットプラン」など、お客様のニーズに合わせたプランをご提供しています。
「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが適しているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい!
HELPYOUの導入事例
HELPYOUは、SNSマーケティングのBtoBコンサルティング企業や、キャリア開発支援サービスの業務を代行しています。
主な代行業務内容:ライティング、レポート作成、リサーチ、Web関連のデータ入力、メルマガの配信、コンテンツ制作など
HELPYOUの導入後は、「コア業務に集中できる」「自分たちで行うよりも確実に良いものが上がってくる」とコメントをいただいています。ぜひ下記の事例をご覧下さい。
「 絶対に助けてもらえる安心感。HELP YOUのサポートも含めて、ひとつのチーム」 ガイアックスSOC事業部 吉田さん
Instagramおすすめの運用・分析ツール
この章では、おすすめのInstagram(インスタグラム)アカウント運用ツール・分析ツールをご紹介します。Instagramに利用できるツールには、データ分析が中心のものと運用サポートが中心のものがあります。
Instagram インサイト
最初に紹介するツールは、Meta社の公式ツールであるInstagram(インスタグラム) インサイトです。Instagramのアカウントをプロアカウントに切り替えると、インサイトを確認できるようになります。
ツールの特徴 |
|
料金プラン | 無料 |
参考:Meta社「クリエイタービジネスヘルプセンタースタジオのInstagramインサイトについて」
aumoマイビジネス
aumoマイビジネスはアウモ株式会社が提供する、実店舗向けのマーケティングツールです。
SEO、SNS、MEO(Map Engine Optimization、マップ検索エンジン最適化)に対応しており、同社が運営している国内最大級のおでかけ情報サービス「aumo」に店舗や企業情報を掲載。
運営サポートツールの側面が強いですが、SNSアカウントの分析も可能です。
ツールの特徴 |
|
料金プラン | 月額:5,000円(税別)~開始可能 |
SINIS
SINISは、Instagram(インスタグラム)のインサイトをパソコンで管理できる、データ分析ツールです。初心者でも見やすく、利用しやすい点が特徴。
プランは有料版と無料版に分かれており、無料版でもInstagramのフィード・ストーリーズ・リール投稿の分析が可能です。※競合アカウントの分析は有料版のみ可能。
また、サポート体制が充実している点も特徴でメルマガやWebセミナー、サポートページなどで問題や悩みを解決できます。
ツールの特徴 |
|
料金プラン |
※無料プランあり |
まとめ
本記事では、
- Instagramの競合調査をする目的
- 競合との比較ポイント
- 分析の手順
- おすすめ分析ツール
を徹底解説しました。
Instagram(インスタグラム)の競合調査によって適切なKPIの設定や、ユーザーに支持されるコンテンツ作成を行うことができます。記事で紹介した比較ポイントや分析手順を参考に、効果的なInstagram運用を行ってみてください。
「Instagramの競合調査を行いたいけど、リソースが足りない」、「マーケティングを包括的にサポートしてほしい」場合は、ぜひHELPYOUにお問い合わせ下さい。企業のパートナーとして細やかな調査を行い、コア業務に集中できる環境を作ります。
関連記事:
マーケティング作業はHELP YOUへ
「作業が立て込み、パンク寸前…」
「作業効率を上げる方法がわからない…」
HELP YOUはマーケティング作業に追われて、お困りの皆様を迅速にサポートいたします。
HELP YOUの3つの特徴
HELP YOUはオンライン上での業務代行だから、
【特徴1.】直接雇用や人材派遣と比べて圧倒的に費用が安い!
業務ごとに最適な人材をアサインするので、人を探す手間もコストもかかりません。
【特徴2.】働く場所を選ばないので優秀な元大手企業のキャリアウーマンが多数在籍!
人材が担保されているので、長期的な業務依頼も可能です。
【特徴3.】チーム制だから複数業務のアウトソースの一括対応が可能!
専属ディレクターが付くので、複数の業務を一括で依頼をすることができます。
これまでに800以上のクライアント様に導入いただきました。
相談は無料です。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
※導入費用は0円。月額費用のみで、無駄なコストは発生しません。
お電話での無料相談はこちらをご利用ください。050-3187-5599(平日10~18時)