経理代行とは?活用前に必ず知っておくべきメリット・デメリット

(この原稿は2021年8月にリライトしています)

経理代行サービスを利用する企業が増加しています。

経理代行サービスを実際に利用した担当者からは
「⽉初の忙しい時に本業の時間がとれるようになった」
「本業の営業活動に専念でき、売上がアップした」

経理代行サービスの利用で、業務が効率化されたという声が挙がっています

経理代行サービスの利用を決断した背景には、仕事量の多さがありました。
本業となるコア業務と経理を兼務している人が多く、処理能力を超える仕事量となっていました。

この記事では、経理代行について詳しく解説します。実際に経理代行サービスを利用した人の口コミも紹介します。
経理代行サービスの活用を考えている経営者や従業員は参考にしてください。記事は約5分で読めます!

目次

1分でわかるHELP YOU経理

経理代行とは

経理代行とは、自社の経理作業を経理代行業者にアウトソーシングすることです。

経理代行業者にはいくつかの種類があり、税理士や会計士など国家資格者が在中している事務所もあれば、経理業務の経験者のみで運営している経理代行業者もあります。

経理は企業のお金の出入りを管理する業務です。企業の売上や社員数によって業務内容や作業量が違ってきます。

例えば、大企業であれば、給与計算チーム、出納作成チームなどの役割分担があり、大勢で経理業務を行います。

一方で中小企業の場合は、仕訳や記帳業務、給与計算、会計事務、在庫管理などと、1人がいくつもの業務を担当しているケースは少なくありません。

そのため、仕事の幅も量も多くなり、経理担当者の負担になっているケースが見受けられます。このような悩みを解決してくれるサービスとして、経理代行業者が注目されています。

経理代行のサービス内容

経理代行サービスの利用を検討する際に気になるのが、自社に必要なサービスが受けられるかどうか。経理代行に含まれる主なサービス内容を見てみましょう。

業務種類 作業内容
日次業務 帳簿作成、領収書整理、在庫管理、現金管理、入出金管理など
月次業務 給与計算、売掛金・買掛金管理、試算表作成など
年次業務 年末調整、決算書作成、申告業務など

 

日次業務

経理作業として日々発生する業務です。伝票整理や仕訳、記帳業務、在庫管理、経費精算、入出金管理などがあります。

帳簿作成

帳簿作成は経理業務のメインとなる作業です。
会社の取引を科目と金額に仕訳し、現金出納帳、預金出納帳に記載していきます。以前は帳簿に記入していましたが、会計ソフトへの移行が進んでいます。

月次業務

日次業務を1ヶ月にまとめた作業が月次業務となります。月次決算とも言われています。

日時業務で仕訳したものを総勘定元帳に記帳し、貸借対照表、損益計算書、残高試算表などを作成していきます。
この他にも毎月発生する業務としては、請求書の発行や給与計算などがあります。

給与計算

給与計算には、給与の振込業務と仕訳業務があります。給与を仕訳ける作業には控除項目の確認、社会保険料や所得税の計算などが含まれます。

年次業務

年に1度発生する決算業務などが年次業務に当たります。年次決算とも言われています。
この他にも、給与計算事務の社会保険算定基礎届け、税務申告などの作業があたります。

決算書の作成

月次業務で作成した試算表を基に決算書を作成します。決算書は税務署や株主などに対し、企業の財務や経営状況を報告する書類です。経理業務で最も重要な業務でもあります。

経理代行のサービス内容に含まれないこと

経理代行サービスは、お金に関する業務の全てを請け負うわけではありません。

経理代行サービスの対応可能な内容は「経理」に特化しています

そのため、経理に無関係となる書類整理や逸脱する業務については利用ができない場合があります。

例えば、資金運用業務や資金調達業務、予算管理業務など財務に関する業務です。対応が可能かどうかを事前に確認する必要があります。

経理代行サービスの種類と料金

経理代行サービスにはどのような種類があるのでしょうか。どのくらいの料金で依頼することができるのでしょうか。確認してみましょう。

項目 税理士や会計士事務所 経理代行会社 オンラインアウトソーシング会社
作業担当者 国家資格取得者 経理経験者 経理経験者
申し込みからの対応 対面での申し込みや打ち合わせが必要 対面での申し込みや打ち合わせが必要 オンラインで完結
業務の範囲 経理、財務の範囲 経理の範囲 経理以外の作業も対応
代行コスト

 

税理士や会計士事務所

税理士や会計士事務所は、国家資格をもった税理士や会計士が経理代行業務を行ってくれるサービスです。

税理士は税に関する分野のプロですから、経理関係の仕事以外にも税務の諸問題にも対応してもらえるという特徴があります。同様に会計士事務所であれば会計の諸問題に対応してもらえます。

費用については他の経理代行サービスよりも高めです。料金は企業の年商によって料金が違います。

例えば年商3~5千万円の場合は記帳代行のみで1万円~が相場になっています。ただし、記帳代行はオプションとなっている場合が多く、顧問契約や申告書作成契約を結ぶ必要があります。
仕訳業務の相場は100仕訳1万円~です。

引用:税理士ドットコム経理・決算

引用:経理COMPASS

経理代行会社

経理代行会社は経理に特化した業務を代行する会社です。

国家資格を取得している税理士や会計士が在中している会社もありますが、多くは経理の知識とスキルをもつ人材が業務を代行します。

相談や申し込みは、対面となる場合があります。
仕訳業務の料金は月額基本料金と仕訳数が予め決まっているケースが多く相場は1ヵ月1,000仕訳4万円~となっています。

経理代行とは?活用前に必ず知っておくべきメリット・デメリット

オンラインアウトソーシング会社

オンラインアウトソーシングは、アウトソーシング会社の登録人材がリモートで経理業務を行うサービスです。

出産や育児に専念するために退職した人や、家族の転勤で退職した人など多く在籍しているという特徴があります。

そのため、経理の知識やスキルをもった経験値が高いスタッフが揃っています。
依頼から納品まで全てオンラインで完結できるため、社会情勢と相まって需要が増えています。

オンラインアウトソーシング会社の料金は、1ヵ月の作業時間数で料金が決まる仕組みになっています。
税理士事務所や会計士事務所、経理代行会社のように仕訳数などで料金は決められていません。詳細は会社によって違うため、問い合わせをする必要があります。

【調査】経理代行の費用相場とは? 気になる業務別の目安

経理代行サービスのメリットと口コミ(オンラインアウトソーシング編)

経理代行サービスの利用には、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

経理代行サービスのメリット1.本業へ専念することが可能

経理代行サービス利用のメリット1つ目は、本業へ専念することが可能になるということです。
経理の業務は、事業を運営するうえで重要な業務なため、正確さを必要とします。

本業であるコア業務と経理を兼任している場合、本業に集中する時間が奪われがちです。特に決算期などは、ノンコア業務である経理業務を優先しなければなりません。

経理代行サービスを利用することで、負担が軽減され、本業に専念することが可能になります。

デザイン企業【利用者口コミ】

【雑務の軽減で、他の業務に充てる時間が増えました】
以前は、データのアップロードに時間がかかる場合があるなど、処理に時間を取られていました。しかし、経理代行サービスの利用で本業にあてられる時間が増えました。

 

1ヵ月当たりの削減工数 10時間25分

 

経理代行サービスのメリット2.従業員の人件費を削減

経理代行サービス利用のメリット2つ目は、経理従業員の人件費を削減できるということです。

経理の知識やスキルをもつ人材を雇用した場合と、経理代行サービスを利用した場合を比較してみると、年間およそ数百万円の差が出る場合もあります。

経理代行サービスは必要な時間分だけ利用することが可能だからです。従業員の残業代と比べても経理代行サービスを利用した方が安価な場合もあります

また、急な休職や退職などの心配も不要なため、人員不足や人材確保の不安からも解放されることになります。

不動産会社【利用者口コミ】

【従業員の残業が不要に】
⽉初に偏ったリソースが必要で、社内⼈材に負荷をかけて対処していました。経理代行サービスの導入で残業不要になり⼤変助かっています。他の管理業務にリソースをあてられるようにもなりました。

 

1ヵ月当たりの削減工数 25時間(部署内3名で⽉初残業して対応)

 

経理代行サービスのメリット3.プロによる的確な作業

経理代行サービス利用のメリット3つ目は、経理のプロによる的確な作業が期待できることです。
経理代行サービスの利用は、経理の業務から解放してくれるだけでなく、正確で的確な作業を期待することができます。

経理代行サービスで業務を担当するスタッフは、経理の知識と経験をもつプロフェッショナルだからです。スピーディかつ、正確な作業で業務をアシストしてくれます。

Webサービス運営会社【利用者口コミ】

【請求漏れが防げるようになりました】
⽉に⼀度の作業なので、以前はうっかり忘れてしまうことがありました。決まった⽇に⾃発的に作業してくれるので、抜け漏れが防げて助かっています。最終的な確認作業だけで済むので作業時間も削減できるようになりました。

 

1月当たりの削減工数 1時間30分

 

経理代行サービスのデメリットと口コミ(オンラインアウトソーシング編)

経理代行サービスの利用は、さまざまなメリットがある一方、デメリットもあります。しっかり理解しておく必要があります。

経理代行サービスを利用するうえでしっかりと見極めたい注意点を確認してみましょう。

経理代行サービスのデメリット1.情報漏えいの不安

経理代行サービス利用のデメリット1つ目は、情報漏えいへの不安です。

業務をアウトソーシングする場合、内部資料や情報を必要に応じて開示、または渡す必要が出てきます。

情報漏えいなどのリスクを回避するためには、委託先をしっかり見極め、セキュリティの確認や契約書などの準備も必要となります。

情報漏えいのリスクを回避する確認ポイント

  • プライバシーマークを取得している企業である
  • 秘密保持契約(NDA)の締結を必須としている
  • 担当スタッフの業務環境とセキュリティの確認ができる

経理の業務をまるごと委託、依頼するということは財務状況がすべて丸わかりになるということにもなりますから、事前準備をしっかり行いましょう。

経理代行サービスのデメリット2.自社にノウハウを蓄積することが難しい

経理代行サービス利用のデメリット2つ目は、自社にノウハウを蓄積することが難しいことです。

経理代行サービスを依頼した業務は、社内の従業員が経験を積むことはできなくなります。そのため、自社にノウハウを蓄積することも難しくなります。

また、経理を担当する従業員への教育などは、経理代行サービスの業務に含まれていない場合がほとんどです。
ですから、経理を担当する従業員に育成が必要な場合は、仕事を経験する機会を失うことになります。
すでに社内で知識や作業のノウハウが継承されている場合は問題がありません

経理代行サービス依頼前の4つの確認ポイント

経理代行サービスへの依頼する前に、どんなことを確認すべきなのでようか。4つの確認ポイントを整理してみましょう。

現在の業務フローやタスクの確認

経理代行サービスを利用する場合、さまざまな情報共有が必要になります。
業務フローも大事な共有事項です。何となく日々行っている作業を棚卸してみてください。

日時業務、月次業務、決算業務と大まかな流れに沿ったタスクも可視化します。どんなことをどのタイミングでアシストしてもらいたいのかが見えてきます。

コミュニケーションツールの確認

経理作業を円滑に行うために、理想的なコミュニケーションツールを使用する必要があります。
どのツールを使うのか、閲覧権限はどうするのか、などからも依頼できる業務の範囲が見えてきます。

過去データの共有

過去のデータの共有も必要です。依頼する業務内容や範囲から必要なデータを揃えます。前任者が退職してしまい、必要な情報がわからない…という場合もあります。そのような場合は遠慮せずにその旨伝えます。

理想の体制・ビジョンの共有

フローやタスクの可視化、情報共有の範囲の確定後は、理想の体制や今後のビジョンを伝えます。以下のような例をヒントに内容を考えてみましょう。

  • 現在の業務体制の中で課題になっていることは何か?
  • 理想的なコア・ノンコア業務のバランスは?
  • 業務内容の中で手放したい範囲はどこか?

 

おすすめの経理代行サービスHELP YOU

HELP YOU は、経理代行業務をサポートしてくれる、オンラインアシスタントサービスです。依頼可能な業務は、経理代行だけでなくマーケティング、メディア運用、その他さまざまな種類に及びます。

スタッフは、採用率1%の狭き門をくぐり抜けた高度な専門知識とスキルをもった人が多く、経験豊かな人を揃えています。安心して経理業務を任せることができます。

HELP YOU スタッフ記事

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  • 専属のディレクターが窓口業務を集約
  • 人件費・採用コストが不要に
  • 選ばれたスタッフがチームを組んでサポート
  • 採用率1%の人材がサポートする正確性とスピード

 

経理代行サービスHELP YOUご利用料金

時間ごとのプランがあり、幅広い業務の依頼が可能です。

【ご利用料金】100,000円~

【実働時間】月30時間/1ヶ月~

経理代行サービスHELP YOU申し込みからの流れ

HELP YOU の経理代行サービス申し込みから実稼働までの3つの流れを説明します。

STEP1:現状フローの可視化

お問い合わせ後、弊社ディレクターから連絡を差し上げます。
ご希望の業務や体制などをヒアリングいたします。
遠慮なくお伝えください。

STEP2:業務フローのすり合わせ

ご希望の業務体制とアシスト可能な内容のすり合わせを行います。ご希望に沿った対応が可能かも含め、さらに協力可能な作業範囲などの提案をいたします。

要件内容決定後に、スタッフアサインを行います。

STEP3:実稼働

担当ディレクターが制作した進行表をご確認いただきます。
了承後は、資料を基にスタッフへの教育や指示を行います。スタッフは業務内容を確認した後、実働となります。

次月以降の流れは以下のとおりです。

経理代行サービスHELP YOUよくあるQ&A

HELP YOU の経理代行サービスよくある質問を集めてみました。

Q.1:経理代行スタッフはどのようにして決めるのですか?

窓口専属ディレクターが、ご依頼内容に合った専門スキルをもつスタッフを推薦します。
HELP YOUのスタッフは、高度な専門知識とスキルをもったエキスパートです。

厳しい採⽤過程(⼀次⾯談・書類・実務テスト・⼆次⾯談・仮採⽤・本採⽤)を通過した人材です。⼀定以上のスキルレベルのスタッフのみで構成されています。これは経理代行に限らず全ての分野に共通することです。

Q.2:給与計算の依頼を考えています。地域制限などはありますか?

基本的にリモートでの対応となりますので、地域制限はございません。日本全国だけでなく海外からのご依頼にも対応可能です。
現在、世界33ヵ国にスタッフが滞在し、海外企業からのご依頼にも対応しています。

Q.3:年度の途中でも経理代行サービスを利用することはできますか?

年度の途中でも問題はありません。依頼内容にもよりますが、ご希望のご依頼日から対応いたします。

Q.4:資料の受け渡しはどうような方法を採用していますか?

資料の受け渡しは、郵送、宅配便、メールで承ります。ご希望の受け渡し方法を担当ディレクターへお伝えください。

まとめ

経理代行サービスを利用する企業が増加している背景には、

経理業務を兼務している人が多く、業務がひっ迫し、担当者に負荷がかかっているという状況がありました。

経理代行サービスには大きく3つの種類があり、料金相場もそれぞれ違っています。

利用者の口コミから、3つのメリットもわかりました。

  • 本業に専念することが可能になる。
  • 人件費などのコストが削減が可能になる。
  • 生産性が上がり、成績や売上が向上する

みなさんも経理代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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