オンラインチームビルディングで生産性を上げる!4つのチーム構築ステップ

オンライン上で行うチームビルディングが注目を集めています。その理由は、オンラインチームビルディングには大きなメリットがあるからです。

リモートワークの普及でオンラインでのチームビルディングを研修に取り入れる企業も増えています。実際に効果を上げている企業の事例も紹介します。

メンバー同士の信頼関係の改善、これまで交流がなかった社員同士の交流ができたことで、連携しやすくなり、チーム全体の生産性アップにつながったといいます。

この記事ではオンラインチームビルディングの効果や事例を紹介します。オンラインチームビルディングを成功させるために知っておきたい4つのステップについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

オンラインチームビルディングとは

チームビルディングとは、より生産性の高いチームを作り上げるために取り入れられる、組織づくりの方法です。

さまざまなワークを通してメンバー同士の信頼関係を構築し、それぞれがもつ個性や能力を発揮しつつ一丸となって共通の目的に向かうチームを築きます。

チームビルディングをオンライン上で実施するのが、オンラインチームビルディングです。一般的には、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどのコミュニケーションツールを使用して行うことが多いとされています。

オンラインチームビルディングが注目されている理由

オンラインチームビルディングが注目されている理由に、リモートワークの普及があります。リモートワークを実施する企業の増加に伴い、リモートワークの問題点が浮上してきました。

対面でのコミュニケーションが取れないことで、チーム内で信頼関係を構築することが難しくなり、業務に支障をきたすケースも出てきたのです。

リモートワークの問題点にはどんなことがあるのでしょう?リモートワークの課題について、次の章で具体的に解説していきます。

オンラインチームビルディングに求められるリモートワークの課題

リモートワークの課題には、次のようなものがあります。

  • コミュニケーション不足
  • テキストコミュニケーションの問題
  • 生産性の低下

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コミュニケーション不足

リモートワークの課題の一つに、企業やチームのメンバー間のコミュニケーション不足があります。

株式会社スタジオテイルが実施したアンケート調査では、リモートでは「関係者とのコミュニケーションが取りづらい」という意見が41%を占め、1位となりました。

スタッフが接触する機会が減ったことで、意思の疎通がスムーズにいかなくなったと感じている人が多いということです。

毎日出社していた頃は、廊下で顔を合わせたり給湯室で出会ったりした際に、業務には関係のない会話をする機会がありました。

ところがリモートワークが増えた昨今は、会議の席での話し合いや、報連相など業務上のやり取りのみになりがちです。コミュニケーションが薄くなると信頼関係を築きにくく、気軽に連絡や相談をしにくくなります。

分からないことがあっても「今連絡して大丈夫だろうか」「こんなことを質問してもいいのかな」などと気後れしてしまい、業務をスムーズに進行できなくなってしまうケースも見受けられます。

リモートワークでのコミュニケーション不足は大きな課題となっています。

参考:みんなの転職体験談「テレワークへの移行で、私たちの働き方はどう変わった?288人のアンケートとその考察 」

テキストコミュニケーションの問題

テキストコミュニケーションとは、文字でのコミュニケーションです。チャットやメールでのやり取りが多いリモートワークでは、テキストコミュニケーションの弊害も問題になっています。

文字でのコミュニケーションは誤解を生じやすい、というのがその理由です。

対面でのコミュニケーションなら相手の表情やしぐさなどで気持ちを察知することもできますが、テキストコミュニケ―ションではそうはいきません。

簡潔すぎるメッセージで冷たい印象を与えないように、あたたかい言葉を添えるなどの気配りも必要となります。連絡一つでさまざまな気配りを求められると、連絡すること自体がストレスになる場合もあるでしょう。

相談したいことがあっても連絡を躊躇するようになると、業務も滞ってしまいます。このようなテキストコミュニケーションでの問題が生まれてしまうことも、リモートワークの課題です。

生産性低下

リモートワークの様々な課題に対処できない状態が続いた結果生産性が下がったとする企業も多くあります。

パーソル総合研究所の調査によると、リモートワークの導入後、出社時と同等以上の生産性を保っていると答えた人の割合は、35.2%でした。

つまり6割以上のビジネスパーソンが、リモートワークで生産性が下がったと感じているのです。

メンバー同士の意思疎通がうまくいかなければ、チームでの業務はうまく進みません。当然、チームの生産性は下がることに…。

では、リモートワークの課題解決に効果が期待されているオンラインチームビルディング、具体的にはどんな効果が期待できるのでしょうか。次の章にポイントをまとめました。

参考:パーソル総合研究所「第四回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査(総合分析編)調査結果」11/61

参考:Google re:Work 「効果的なチームとは何か」を知る

オンラインチームビルディングの効果

オンラインチームビルディングに期待される効果とメリットを具体的に解説していきます。

相互理解が深まる

オンラインチームビルディングの効果のひとつに、相互理解の深まりがあります。

オンラインであってもワークやアクティビティーを通してお互いの人柄や考え方などを知ることは可能です。

たとえば簡単なゲームでも、対応や行動パターンに個性が表れます。リーダーシップを発揮する人やサポートに回る人など、メンバーそれぞれの特徴が見えてきます。

業務上の会話だけではつかみきれない各々の個性や人柄を把握できるため、相互理解が深まります。

メンバーそれぞれの個性を活かして適材適所に配置することも可能になります。配置された社員のモチベーションもアップし、1人1人が最高のパフォーマンスを発揮できる可能性は高まります。

心理的安全性の獲得

オンラインチームビルディングによって相互理解が深まることで心理的安全性が獲得されます。

心理的安全性が確保された状態では、メンバー全員がチームや組織のメンバーに非難される不安を感じることなく、自分の考えや意見を発言することができます。

心理的安全性の低い環境では「こんなことを聞いたらバカにされるかも」と発言を躊躇してしまったり、「ミスをしたけど怖くて言い出せない」と報告が遅くなってしまったりすることが起こりがちです。

遠慮なく素直に発言できる環境なしには、心理的安全性は生まれません。チームのメンバー全員がこのチームでは自分の考えを話しても否定されないと認識できる環境が大切です。

チームビルディングでは、お互いの意見や考えを否定せずに聞き合うことをルールとします。自分の考えが否定されずに聞いてもらえた、という小さな成功体験を積み上げることになります。そうすることで、チームのメンバー同士が尊重し合い、助け合える環境ができあがります。

チームのメンバー全員が安心して意見を言える環境ではそれぞれが長所を発揮できるようになり、チームの生産性向上につながるのです。

チームの一体感

オンラインチームビルディングで、安心して所属できている安心感をそれぞれが得ることで、チームの一体感は高まります。同じ目標に向かって協力し合うことができるようになります。

例えばValueはMissionやVisionは目標を達成するための行動指針となります。チームメンバー全員で目的を共有し、達成するために役割を分担し、協力し合うチームへと成長していきます。

オンラインチームビルディングの効果を高めるポイント

次に、オンラインチームビルディングをより効果的に実践するためのポイントを紹介していきます。

楽しく参加できるプログラムを準備する

オンラインチームビルディングのプログラムには、いくつかの手法があります。例えばゲームやイベント、研修やワークショップ、ミーティングなどが一般的です。

チームの課題や目的によって実践する手法が違ってきますが、まずは楽しく参加できるプログラムを準備することをおすすめします。

新入社員研修などで活用されるのが以下のようなゲームです。楽しみながらチーム形成を学ぶことができます。

共通点探しゲーム

共通点探しゲームとは、同じグループの仲間の共通点を探し出すゲームです。この行動を通して仲間の特徴を知り、一体感を生み出すことが真の目的となります。2人以上で実施可能で、参加人数によってグループを作成します。

NASAゲーム

NASAゲームは4人以上で行うコンセンサスゲームです。グループで話し合いながら1つの結論を出すことを目的としています。

宇宙船の故障で母船から離れた場所に不時着してしまった宇宙飛行士という設定です。生還するために話し合いあながら手持ちのアイテムに優先順位をつけていきます。仲間との合意形成を学ぶことができます。

リモ謎

リモ謎は謎解き脱出ゲームです。チームで協力しながら謎を解いていきます。メンバーで共通の目標を達成するための役割分担、コミュニケーションを学ぶことができいます。相互理解の促進にも役立ちます。

顔を出してのコミュニケーションをお願いする

オンラインチームビルディングへは、顔を出しての参加をおすすめします。

なぜならば、オンラインチームビルディングを行う目的は、チームメンバーの個性を深く知りメンバー同士の絆を深めることでもあるからです。

カメラをオフにした状態で音声だけで参加することもできます。しかし、それでは表情がわからず、せっかくのチームビルディングの効果も半減してしまいます。

オンラインチームビルディングを行う際は、できる限り顔を出しての参加をお願いするとよいでしょう。

みんなが気軽に発言できる場を設ける

参加メンバー全員が、気軽に発言できるよう、運営側が取り計らうことも必要です。例えば「ファシリテーター」を配置することをおすすめします。

ファシリテーションとは、会議やミーティングをスムーズに進める技法のことです。つなり、ファシリテーター役が参加者の発言を促しながら、さまざまな意見を整理して重要なポイントをまとめていきます。

具体的には、あいづちを打ったりほかのメンバーに質問を振ったりして、オンラインでのコミュニケーションを活性化させるのです。

次はオンラインチームビルディングを成功させるための4つのステップを紹介していきます。

オンラインチームビルディング4つのステップ

オンラインチームビルディングを成功させるためには、現状を把握しゴールを設定することが重要となります。

そのために知っておきたいのが、ゴールにたどり着くまでの4つのステップです。それぞれの段階で起こる問題をクリアしていくことでチームは成長していきます。

心理学者ブルース・W・タックマンが提唱した「タックマンモデル」4つのステップに沿って、状態と必要な取り組みについて解説します。

チームビルディング:STEP1形成期

まずは形成期です。チームが形成されたばかりの状態を指します。

メンバーのことはよく知らず、どんな人物かお互いに様子見の状態です。メンバーの能力も十分に発揮されず、チームのパフォーマンスは低い時期といえます。

この時期に必要なことは、お互いを知り理解を深め合うことです。

相互理解を深められるゲームやアクティビティ、交流会などを開くことをおすすめします。

チームビルディング:STEP2混乱期

形成期を超えプロジェクトが進行し始めると、混乱期がやってきます。混乱期は、メンバーの間で対立や衝突が起きやすくなる状態です。

個々の役割や責任、方針などについて意見交換する機会が増えると、目的に対する認識のちがいや考えかたの相違が鮮明になりギクシャクすることが多くなります。

この混乱期に大切なのは、チームの目的や役割を明確化すること。また、議論や話し合いを通じてお互いの考えを認め、チームの課題をみつけることです。

この時期には、一歩踏み込んだ会話を楽しめるオンラインランチやオンライン飲み会をおすすめします。意見が完全一致しなくても、否定されない関係であると認識することが求められます。

チームビルディング:STEP3規範期

混乱期を乗り越えると、規範期がやってきます。規範期は役割やチームのルール(規範)が明確になり、情報共有が進む時期です。

メンバーそれぞれがチームの目的やゴールを正しく把握することで、パフォーマンスが向上していく期間です。

対立ではなく前向きな議論ができるようになれば、チームとしての一体感も高まります。

規範期に大切なことは、各自仕事の進めかたや目標を定量的に定めること。そして、チームのルールや目標にメンバー全員が納得していることです。

この時期におすすめの取り組みは、3分間スピーチです。とくに、これまで発言が少なかった人に話してもらう機会を作りましょう。

チームビルディング:STEP4達成期

最終的に訪れるのが、達成期です。

達成期のチーム内は、チームとしての一体感を持ちつつ個々が能力を発揮できる状態。成果につながる成熟した状態です。

チームとしての結束力は強く一体感がありながら、個々が主体的に能力を発揮できる状態。お互いにサポートし合うことでパフォーマンスの精度も高くなり、チームとしての成果につながります。

この時期に必要なことは、それぞれが役割を果たし、フォローしあう関係性の保持。

相互理解を促進するために、雑談を楽しむことをおすすめします。

参考:株式会社中電シーティーアイ「プロジェクト成功のためのチームビルディングと動機づけのすすめ」

オンライン チームビルディング事例

オンラインチームビルディングの成功事例として、実際にオンラインチームビルディングを行っている2 社の取り組みを紹介します。

メルカリ

フリマアプリなどの事業を手掛ける株式会社メルカリでは、オンラインチームビルディングでチーム力アップをはかっています。

取り組みの一つにワークシートを使ったチームコミュニケーションワークがあります。ワークシートに書かれた相互理解を促進するための質問に答えていきます。この取り組みで業務が円滑になったといいます。

またメルカリでは、オンラインランチ会なども開催しています。カメラの前で昼食を取りながらお互いの近況を報告し合うことで、対面でのコミュニケーションに近い、密なコミュニケーションをとることが可能になります。

参考:株式会社メルカリ「リモートでチームビルディング!?メルカリCRE Mobileチームの試みに参加してみた #メルカリな日々 」
参考:株式会社メルカリ「チームビルディングランチをオンラインで開催してみました#メルカリな日々」

株式会社ニット

HELPYOUを運営する株式会社ニットでは、お花見や忘年会、バーチャル世界一周などのオンラインイベントを定期的に実施。オンラインでのチームビルディングに取り組んでいます。

世界中に拠点を持つスタッフが集まってのオンライン合宿なども開催。その結果相互理解が深まり、意見しやすい関係性の構築が可能になっているといいます。

参考:株式会社ニット「相互理解からチーム力を高める、オンライン事業合宿を実施<12月10日開催レポート>」 

アウトソーシングサービスHELP YOU

アウトソーシングサービスHELP YOUは、創業当初よりテレワークによる組織運営を実施しています。テレワーク普及に貢献した功績が認められ、令和2年度の「テレワーク先駆者百選」に選定されました。

テレワーク先駆者百選は、テレワークの導入活用を進めている企業や団体に贈られる賞で、2015年より総務省により実施されています。

HELP YOUは、オンラインイベントや研修の提案から運営までを行っています。

最短契約期間は6ヵ月。月額料金は10万円~。利用可能な工数は30時間~となっています。

参考:株式会社PRTIMES「令和2年度「総務省テレワーク先駆者百選」をニットが受賞!」

まとめ

オンラインチームビルディングの導入は、チームの生産性向上に期待されています。

相互理解の深まりが一体感につながります。楽しみながら個々の能力を段階的に引き出すオンラインチームビルディングという環境づくりが重要となります。

HELP YOは、オンラインチームビルディングの導入をサポートしています。無料相談を実施しておりますので、疑問やご不明点などありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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