資料作成代行会社の選び方とおすすめサービス比較!料金相場付き
働き方改革の推進により、長時間労働の改善に取り組む企業が増えています。
働き方改革と生産性の向上は、セットで推進していく必要があります。生産性の向上が伴わない労働時間の削減は、さらなる仕事の蓄積を生むからです。それではイノベーションを起こす余裕は生まれません。
経団連「2017年労働時間等実態調査」によれば、長時間労働につながる職場慣行の一つが「資料作成」。
資料作成を効率化することができれば、残業時間の削減に良い効果がもたらされることがわかります。そこで、ぜひ利用したいのが「資料作成代行サービス」です。
とはいえ、資料作成の目的は「プレゼンを分かりやすく伝え、こちらの望み通りに相手を行動させること」。この目的が達成されないクオリティでは、効率化しても意味がありません。
そこで今回の記事では、失敗しないための資料代行会社選びのポイント、おすすめサービス依頼時のポイントをご紹介していきます。
自社に合う適切な資料作成代行会社を選び、生産性の向上を実現するためにも、ぜひご一読いただけたら幸いです。
資料作成の代行会社を利用すべき理由
おすすめの資料作成代行サービスをご紹介する前に、まずはこのサービスを利用すべき理由を見ていきましょう。
相手に伝わるプレゼン資料になる
資料作成代行サービスを利用すれば、相手に伝わるプレゼン資料が完成します。なぜなら、代行会社には伝えるための専門スキルを持った人材がそろっているからです。
たとえ、どんなにすばらしいアイデアや企画があったとしても、それが相手に適切に伝わらなければ実現には至りません。相手に伝わる資料作成のためには、文章力やデザイン力が必須です。
NTTコムリサーチの「ビジネスマンの資料作成に関する調査」よれば、52.1%のビジネスマンが、資料作成スキルを教わることがないまま自己流で対応していることが判明しました。その結果、多くのビジネスマンが資料作成に失敗した経験を持っています。
こうした失敗を未然に防ぎ、より質の高いプレゼン資料を作成するためにも、資料作成の代行会社を利用する価値があるのです。
作業に時間を費やすことは美徳ではない
少子高齢社会により生産年齢人口が減少していく日本では、生産性の向上が必要不可欠な課題となっています。もはや資料作成の作業に時間を費やすことは、時代に逆行した働き方といえるでしょう。
もともと勤勉な国民性を持つ日本では、これまで長時間労働が美徳とされてきました。
その結果、2019年の日本の労働生産性は、OECD加盟37カ国中26位。かつG7の中では1970年以降、最下位が続いている状況です。(公益財団法人日本生産性本部「労働生産性の国際比較 2020」調べ)
コロナ禍でもたらされた働き方のパラダイムシフトは、日本人の美徳を劇的に変化させました。
必要だと思っていた多くの業務は、なくても成り立つ業務もあることが判明。同僚や上司の目を気にした付き合い残業に対する考え方も変わりつつあります。
アフターコロナでは、資料作成代行などのサービスを活用し、生産性の向上を目指していくことが美徳といえそうです。
資料作成の代行会社選び方のポイント
続いて、資料作成代行サービスを選ぶ上で、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。どのポイントを優先するかによって、選ぶべき代行会社が異なってきます。
結果を出すクオリティ
代行会社選びの1つ目のポイントは「結果を出すクオリティ」です。
そもそも資料作成の目的は「プレゼンや提案を通して、望み通りに相手を行動させること」。その目的が果たされなければ、せっかく作成した資料も無意味になってしまいます。
結果を出すためには、アイデアをわかりやすく伝え、相手の心を動かすことが大切。そのためには、資料に盛り込む情報の精査から、構成、デザイン、文章力など、伝えるための専門スキルが必要となります。
結果を出すクオリティを優先するなら、代行会社の資料作成スキルが高いかどうかが最重要項目になるでしょう。
価格の安さ
2つ目のポイントは「価格の安さ」です。質は高いことに越したことはありませんが、出せる予算には限りがあります。
同じ品質のものを、より低価格で作成してもらえるのであれば、そのほうが有利ですね。自社で作成する場合と依頼する場合の費用を比較し、代行会社のほうが高くなる場合は、質とのバランスをよく検討しましょう。
資料作成代行の価格相場は一概にはいえませんが、資料作成の質が高い代行会社ほど価格も高くなる傾向があります。また、資料作成を構成から依頼するのと、原稿を用意した上で依頼するのとでは、かかる金額が異なります。
さらに、1ページあたりの作成単価が安くても、画像作成やアニメーションの追加などにオプション料金が発生する場合もあります。
自社が求めることに対して、より安く対応してもらえる代行会社をしっかり見極めましょう。
納期スピード
3つ目のポイントは「納期スピード」です。資料が早急に必要な場合は、納期スピードが何よりも重要な検討ポイントになるでしょう。
資料作成代行会社の中には、翌営業日納品から対応している企業もあります。しかし、納期スピードが短すぎると、十分に意思疎通を図ることができないため、意図と異なる資料が上がってくる可能性はあります。その結果、修正対応に時間が取られてしまうといった事態になりかねない点には注意しましょう。
資料作成代行サービスおすすめ【結果を出すクオリティ】
ここからは、おすすめの資料作成代行サービスをご紹介していきます。前述の3つのポイントに沿ったサービスをピックアップしました。
まずは「結果を出すクオリティ」から始めましょう。
HELP YOU
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
厳しい採用プロセスをクリアした優秀なスタッフが皆様をトータルサポートし、貴社社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。
【HELP YOUの資料作成プレミアムプラン】
HELP YOUの資料作成プレミアムプランは、伝えたい人に伝えたいことが伝わる特別な資料作成のプランです。
デザインは凝っているけれども、内容が記憶に残らない資料を目にしたことはありませんか?
デザイン性に優れた資料であっても伝えたい内容が読み手に伝わらなければ資料の価値は半減してしまいます。
2)相手に伝わることにこだわった資料作成
3)PowerPointで作成/納品
作成料金:10,000円/1ページ
資料作成プレミアムプランに加え、下記のプランもご用意しております。
■チームプラン
お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チームでサポート
■1名専属プラン
固定の専属アシスタントがお客様に合わせて柔軟に業務をサポート
「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが適しているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にご相談ください!
【HELP YOUのユーザーレビュー・口コミ】
Orifay
■運営会社
株式会社オリファイ
■特徴
Orifayのこだわりは「成果を出すこと」。累計取引社数も多く、幅広い取引実績を活かし、各業界の特性を考慮した資料作成を強みとしています。
■料金プラン
企画構成:50,000円~
テンプレートデザイン:30,000円~
プレゼントークスクリプト:100,000円~
※最低費用100,000円~
DECK
■運営会社
株式会社パンスール
■特徴
DECK(デッキ)は、広告全般の制作を主軸とするデザイン会社の資料作成代行サービスです。
DECKなら、グラフィックデザインやコピーライティングに精通したプロに、資料作成を代行してもらうことができます。そのため、広告や雑誌のようなデザイン性の高さを求める企業におすすめのサービスです。
■料金プラン
スタンダードプラン:19,800円/1ページ
※要素は確定しているが、構成を考えてほしい企業向け
※修正回数2回まで
※最低ボリューム10枚~
PREMIUMプラン:40,000円~/1ページ
※ゼロから考えてほしい企業向け
※修正回数3回まで
※最低ボリューム10枚~
資料作成代行サービスおすすめ【価格の安さ】
続いて、価格の安さに定評のある資料作成代行サービスをご紹介します。
カラくるデザイン
■運営会社
カラくるデザイン
■特徴
カラくるデザインは、山梨県甲府市を所在地とする資料作成代行会社です。
価格の安さが特徴的で、例えばパワーポイント資料の作成は1ページ 3,000円~対応しています。ただし、作成する制作物(ページ)の工数により、単価が異なる点には注意が必要です。
他にも以下のサービスを提供しています。
・イラスト制作、トレース作業
・広告デザイン
・翻訳(英訳、和訳)
・校正、校閲
・ライティング
・撮影、動画編集、画像編集
・データ集計、統計処理
■料金プラン
パワーポイント資料 :3,000~/1ページ
A4資料 :5,000~/1ページ
グラフ、図、表 : 1,500~/1カット
資料サイズや配置の再構成 : 2,000~/1ページ
quickboard design(クイックボードデザイン)
■運営会社
クイックボードデザイン
■特徴
クイックボードデザインは、パワーポイント1ページあたり 1,500円~対応してもらえるサービスです。この価格は業界最安値クラスといっても過言ではないでしょう。
割増料金はかかりますが、数時間~24時間以内の即日納品にも対応しています。個人の依頼も可能です。
資料作成代行の他にも、各種ソフトウェアで作成された資料をパワーポイントに変換するサービスも提供しています。イラストレーター、Photoshop、In Designにも対応可能です。
格安とはいえ、自治体・官公庁・教育機関など1,300社以上との取引実績がある点は、安心材料といえるでしょう。
■料金プラン
作成料金:1,500~3,500円/1ページ
ドキュメントプラス
■運営会社
ドキュメントプラス
■特徴
パワーポイントでの資料作成に特化したサービスです。低価格が特徴的ですが、原稿を提出する必要があるため、レイアウトだけを任せたい企業に、パワーポイントでの資料作成におすすめのサービスです。
■料金プラン
<基本料金>
1~4ページまで無料、5ページ以上5,000円
<作成料金>
1~10ページまで:3,000円/1ページ
11~20ページまで:2,800円/1ページ
21ページ以上:2,500円/1ページ
資料作成代行サービスおすすめ【納期スピード】
ここからは、納期スピードが速い資料作成代行会社をご紹介します。
ビヨンドテック
■運営会社
ビヨンドテック
■特徴
即日対応・翌日納品を行っている資料作成代行サービスです。構成案・デザイン案の制作から対応してもらえます。大手企業の実績も多数あります。パワーポイントでの資料作成に特化したサービスで、付随した以下のサービスが可能です。
・ナレーション、音楽の挿入
・映像ファイルとしての出力
・スライド内にボタンを配置し、メニューで分岐
・eラーニングコンテンツへの変換
・オートスタート、オートリピート再生
・アニメーション作成
■料金プラン
ページ作成 Aプラン:2,500円~/1ページ
※文章、画像、構成が確定した原稿提供が必要
ページ作成 Bプラン:5,000円~/1ページ
※構成が確定した原稿提供が必要
※文章のリライト対応有り
※画像や図の作成対応有り
ページ作成 Cプラン:8,000円~/1ページ
※構成から対応
その他、アニメーションの設定や2回目以降の打ち合わせなどには追加料金が発生。
Virtual Planner
■運営会社
株式会社ストリームライン
■特徴
追加料金なしで、スピード納品に対応しているサービスです。ただし、内容やボリューム、依頼主の確認スピードなどにより、作成期間が変動します。
原稿提出なしで、ヒアリングをもとに企画構成から対応してもらえる点も大きな特徴です。そのため、依頼内容を文字に起こすのが面倒だという方にもおすすめのサービスです。
■料金プラン
<ページ作成費>
スタンダードプラン:15,000円/1ページ
※希望に合わせてオリジナルデザインを作成
<オプションメニュー>
企画構成:50,000円~
グラフ制作:5,000/1点
画像素材手配:10,000円~
アニメーション設定:10,000円~
オリジナルイラスト作成:10,000円~
※最低価格は20万円~
パワポ資料作成代行サービスおすすめ
最後に、パワーポイントの資料作成代行に特化したおすすめのサービスをご紹介します。
パワポエージェント
■運営会社
conceptmart合同会社
■特徴
プレゼン・広報・WEBマーケティング支援を手がける企業が運営する資料作成代行サービスです。納品物に満足できない場合は、全額返金保証制度が適用されます。
他の代行会社では、工数によって単価が変動するケースが多いのに対し、同社は「ページ数×納期」で料金が一律である点が特徴です。
■料金プラン
<作成料金>
標準:10P以内 60,000円(税込66,000円)※5営業日が標準納期
納期短縮(1営業日ごとに発生):10P以内 10,000円(税込11,000円)
※例:10Pを3営業日で納品する場合、66,000円+22,000円(11,000円×2)
※19P以上のパワーポイント作成代行は要問合せ
<提案書おまかせサービス料金>
企画構成費一律220,000円+ページ制作費5,500円/1ページ
※上記料金には、企画構成、ライティング、デザイン費用含む
※制作内容により別途追加料金が発生する場合有り
アイノーツプロダクション
■運営会社
アイノーツプロダクション合同会社
■特徴
パワーポイントの概念を覆す、動画のようなプレゼンスライドが特徴的な資料作成代行サービスです。パワーポイントのアニメーション機能を駆使した印象的な資料が完成します。
■料金プラン
基本料金:50,000円~
制作料金:5,000円~/1ページ
※依頼主から提供される素材や資料により、制作料金が変動
※上記料金に加え、ナレーション録音、動画・イラスト素材などは別途オプション料金が発生
<平均的なケース>
アニメーションプレゼンスライド制作:25万円~ (平均55万円)
PowerPointアニメーションムービー制作:25万円~ (平均48万円)
資料作成代行への依頼を成功させるポイント
資料作成代行サービスへ依頼したものの、納品物が求めていたものと違った…という事態を防ぐために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
作成資料の目的を明確にする
資料作成の背景には、必ず達成したい目的があるはずです。
その目的を明確にし、代行会社と共通認識を持っておくことが、依頼成功のカギです。目的があいまいなまま依頼してしまうと、成果物もぼんやりとした内容になってしまいます。
資料作成の最大の目的は「プレゼンや提案を通して、望み通りに相手を行動させること」。
この目的を実現するためには、相手が誰なのか、どんなことに興味があるのかによって、見せ方や情報の取捨選択を変える必要があります。
また、その資料がどのように活用されるのかも、事前にすり合わせしておきたいポイントです。
例えば、プレゼン後に資料が紙で回覧される場合、動画やアニメーションを多用するよりも「読ませる工夫」が重要となるからです。
プレゼンの成功確率を上げるためにも、資料作成代行会社とのトラブルを未然に防ぐためにも、まずは目的を明確にしましょう。
データを準備する
資料代行会社に質の高い資料を作成してもらうためには、こちらからデータを提供する姿勢も大切です。
なぜなら、目的をきちんと共有しても、データが不足していれば意図を十分に理解してもらうことが難しいからです。ラフ画などでも構わないので、視覚的なイメージを共有すると、より意図が伝わりやすくなるでしょう。
そもそも価格が安い代行会社の場合は、原稿をこちらが準備しなければならない場合もあります。代行してもらえるといっても、丸投げすることはできない点を理解しておく必要があるでしょう。
コミュニケーションツールの確認
質の高い資料作成のためには、資料作成代行会社と密にコミュニケーションを取れるかどうかも重要です。
なぜなら、最初の段階では認識を共有できていたとしても、制作過程で徐々にズレが生じてしまうことがあるからです。
そのため、資料作成が一通り終了してから納品物を確認するのではなく、進捗を定期的に確認するのがおすすめです。
完成後に一からやり直しということになれば、時間もコストも余計にかかってしまいます。この事態だけは絶対に避けたいものです。
問い合わせの時点で対応が遅く、満足にコミュニケーションが取れない業者は避けたほうがよいでしょう。
まとめ
今回の記事では、資料作成代行サービスについてお伝えしました。
より成果にコミットした働き方が求められるアフターコロナでは、コア業務に集中できる環境作りが大切です。
ノンコア業務にあたる資料作成は、代行サービスなどを活用してどんどん効率化していきましょう。
自社に合った資料代行サービスを選ぶためには、質・価格・納期のバランスをよく検討することが大切です。
実際に依頼する際は、資料作成の目的を明確にし、こちらからも情報を提供する姿勢が成功の鍵でした。
ぜひこの記事を参考に、より自社の目的に合う資料作成代行サービスを選定し、生産性の向上を実現させましょう!
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