クラウド管理のメリットとデメリット、おすすめ管理ツールも一挙紹介

昨今のテレワークや働き方改革の推進に伴い、DX化(デジタルトランスフォーメーション化)を進めている企業も多いでしょう。

そんなDX化実現に欠かせないクラウド管理。言葉は知っていても、具体的にどんなものか分からず検討を迷っている…ということはありませんか?

今回はクラウド管理とは何か、そのメリットやデメリットを解説。さらに、おすすめのクラウド管理ツールも紹介します。ぜひ参考にしてください!

クラウド管理とは

クラウド管理とは、業務で使うソフトウェアやアプリ、Webサービスをインターネット上で運用・管理することを指します。
ここではクラウドとは何か、クラウド環境システムとクラウドサービスの種類について説明していきます。

クラウドとオンプレミスの違い

クラウドとオンプレミス。何となく認識していても、その違いが明確に分からない方もいるかもしれません。この2つには以下の違いがあります。

クラウド・・・自社内で情報システムを保有せず、インターネット経由で他社システムを利用する形態

オンプレミス・・・自社内に情報システムを保有し、自社の設備によって運用する形態

また、コスト面やセキュリティ面などの違いも図にまとめました。

クラウド オンプレミス
初期費用 低い 高い
導入までの期間 アカウント登録後すぐ 数週間~数カ月
カスタマイズ性 制限あり 自由
セキュリティ
災害時に強い 自社ネットワーク環境で運用

参考:オンプレミスとクラウドの違いとは?メリット&デメリット、移行の注意点も解説

クラウド環境の種類

さらにクラウド環境は「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」の2つに分けられます。

パブリッククラウド・・・複数のユーザーでクラウド環境を共有するサービス

プライベートクラウド・・・自社専用のクラウド環境を構築するサービス

パブリッククラウドの利点は不特定多数のユーザーが場所を問わず利用できる点です。

反対に、プライベートクラウドの利点はカスタマイズ性が高い点。さらにクローズドシステムになるため、パブリッククラウドに比べてセキュリティレベルが高くなります。

クラウドサービスの種類

クラウドサービスには「SaaS」「PaaS」「IaaS」があり、それぞれ以下の特徴があります。

SaaS(サース) 「Software as a Service」の略。
パッケージ提供されていたソフトウェアをインターネット経由で使用できるようにしたサービスのこと。
特徴 インストール不要で、複数人が様々な場所から同じデータを使える。
Google AppsやMicrosoft Office 365など

 

PaaS(パース) 「Platform as a Service」の略。プラットフォームを提供するサービスのこと。
特徴 アプリケーション開発や構築を行える。開発者向け。
Google App Engineやwindows Azureなど

 

IaaS(イアース) 「Infrastructure as a Service」の略。
仮想サーバーやネットワークなどのインフラをインターネット経由で提供するサービス。
特徴 クラウドサービスの中では最もユーザー側の自由度が高く、アプリケーション開発はもちろん、プラットフォームも作成可能。
Google Compute EngineやAmazon Elastic Compute Cloudなど

 

クラウド管理のメリット

クラウドの特徴について理解した上で、次はクラウド管理のメリットを見ていきましょう。

クラウド管理のメリット1.低コストで導入できる

自社でソフトウェアなどを独自に用意する必要がなく、初期投資を大幅に削減できます。
サービス提供側が設定している使用料金を払えばすぐに利用できるので、低コストで比較的スムーズな導入が可能です。

クラウド管理のメリット2.運用負担が軽減される

クラウド管理は運用負担も軽減されます。通常、運用費にはサーバー・ネットワーク機器の管理費、メンテナンス費などが含まれますが、これらはサービス提供側が負担する場合が多いでしょう。

さらに、システム障害のトラブルや不具合が起きた場合も提供側が対応してくれるので安心です。

クラウド管理のメリット3.働く場所を問わない

クラウド管理はインターネット上で行われるため、働く場所を選びません。
インターネット環境さえ整っていれば、遠隔地であってもオフィスと同じようにアクセス可能。テレワークと親和性が高く、出社する必要がありません。

クラウド管理のメリット4.BCP対策につながる

BCP対策とは「Business Continuity Plan」の略。緊急事態が発生した時に、業務を滞りなく続行するための対応策のことです。

クラウド管理はBCP対策にも有効です。地震や火災が起こってオフィスが被害を被った際も重要なデータを失うリスクが低く、比較的速やかに事業を継続できます。

クラウド管理のデメリット

クラウド管理のデメリットにも注目していきましょう。

クラウド管理のデメリット1.拡張性が低い

クラウド管理は提供サービス側のプランや契約内容があるため、オンプレミスと比べると自社に合わせたカスタマイズはしづらいでしょう。

自社に必要のない、使いづらい機能が搭載されている場合もあり、自由度の低い点がデメリットです。

対策:プライベートクラウドを選ぶ

拡張性の低さに対応するには、カスタマイズの融通が利くプライベートクラウドを選ぶのがおすすめです。

カスタマイズ性の低いパブリッククラウドを使用する場合は、各サービスをよく検討し、なるべく自社の目的や使い道に合うサービスを選ぶとよいでしょう。

クラウド管理のデメリット2.導入の手間がかかる

クラウド管理を導入する際は、ある程度の手間がかかります。

例えばどのサービスを使うのか、どこからクラウド化を進めるかといった検討すべき課題が出ます。さらに新システム定着までに時間がかかるため、一時的に業務効率が低下する可能性も否定できません。

対策:導入支援サービスを活用する

導入に際してリソースやスキルがない場合は、支援サービスの活用をおすすめします。

支援サービスでは、希望に合わせたクラウドサービスやシステム構成の提案が可能です。
導入から運用までのアウトソースにより、クラウド管理化をスムーズに実現できます。

オンラインアシスタント「HELP YOU」

HELP YOUは、様々なスキルを持つ優秀なメンバーが業務をサポートするオンラインアシスタントサービス。

業務のDX化に特化した「HELP YOUエンタープライズ」も提供しており、クラウド管理の導入を包括的に支援します。

要望に応じて最適なチームを編成し、クラウドサービスの調査や導入時のデータ移行作業などに幅広く対応します。
自社の従業員に負担をかけることなくDX化を進めることができるため、ぜひ活用をご検討ください。

 

おすすめのクラウド管理ツール

ここからは、おすすめの無料・有料クラウドストレージを紹介しますので、導入時の参考にしてください。

無料で使えるクラウドストレージ1.Googleドライブ

Googleドライブは、Googleが提供するストレージです。
メリットはGoogleアカウントを持っていれば誰でも使えること。また、GoogleドキュメントやGoogleスプレットシートは無料保存容量には換算されません。

保存容量:10GB
接続台数:無制限

無料で使えるクラウドストレージ2.Dropbox

Dropboxは個人向けストレージです。
操作方法が容易で、同期が早い点が特徴。ChatworkやWordPressなど様々なアプリとの連携も可能です。デメリットは、無料版の容量と接続できる台数が少ない点です。

保存容量:2GB
接続台数:3台まで

無料で使えるクラウドストレージ3.One Drive

One Driveはマイクロソフト社のストレージです。Windows 10に標準搭載されているため、面倒な設定が必要ありません。
ワードやエクセルといったマイクロソフトのオフィスソフトであれば、「OneDriveに保存」ボタンからすぐ保存できるため便利です。

保存容量:5GB
接続台数:不明

無料で使えるクラウドストレージ4.box

boxは、世界レベルの高シェア数を誇るクラウドストレージです。

その特徴は、オンラインオフィスによってブラウザ上でファイルが閲覧・編集できること。
ただし、250MBを超えるファイルのアップロードはできないため、写真や動画といった重たい資料は保存が難しいでしょう。

保存容量:10GB
接続台数:不明

企業向けのクラウドストレージ1.NotePM

NotePMは、ナレッジ共有に特化した「社内版ウィキペディア」と謳われるストレージです。
その特徴は、検索に強く情報が整理しやすいこと。登録企業は3,000社を突破しており、無料トライアル(30日間)が利用できます。

企業向けのクラウドストレージ2.Fleekdrive

Fleekdriveは共同作業にフォーカスし、様々な場所にいる社員が同時アクセス・作業できるように設計されています。

共有メンバーは作業後のファイルに「いいね」などの評価を付けることができ、すぐにフィードバックを得ることが可能。多様な働き方を取り入れ、共有作業が多い企業向けのサービスです。
無料トライアル(30日間)が利用できます。

企業向けのクラウドストレージ3.DirectCloud-BOX

DirectCloud-BOXは、ダイレクトクラウド社提供の法人向けに特化したオンラインストレージサービスです。
ユーザー無制限で利用できるため、使用人数が増加しても問題ありません。

部署別の機能制限設定や、多様なアクセス権限機能があるところが特徴です。
ウィルス対策や不正アクセス防止といったセキュリティ対策にも力を入れています。

※無料トライアルあり

企業向けのクラウドストレージ4.セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは、スターティアレイズ社提供の法人向け国産オンラインストレージです。
Windowsエクスプローラーと似た操作で使いやすく、導入前・申込時・導入後の運用サポートをすべて行ってくれる点が特徴です。

まとめ

クラウド管理の概要とメリット・デメリット、おすすめのクラウド管理ツールについて解説しました。

クラウド管理は低コストでの導入と運用を実現し、働く場所を問わず従業員が作業できる点が大きな特徴です。

とはいえ、導入に際しては手間が発生します。
リソースや人員が足りないという方は、ぜひ導入支援サービスも検討してみて下さい。

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