RPOとは?そのメリット・デメリットと任せられる業務をご紹介

日本は現在深刻な働き手不足の状態に陥っています。

この背景には、超高齢化、少子化が急速に進んでいること、東京オリンピックを前に人員を必要とする事業が多いことがあります。

この人手不足はほとんどの業界に及んでいて、帝国データバンクの2019年の調査では、実に53%もの企業が正社員が足りないという現状を訴えています。

しかも、この数値は年を追うごとに上昇していて、2019年で最高値を更新しています。

こうした深刻な人員不足を解決する助けとなるのが、RPOです。

この記事では
RPOとはいったいなにか、どんなメリット・デメリットがあるかを紹介します。
自社の経営に取り入れられるかどうかを検討する一助になれば幸いです。

 

RPOとは

圧倒的な人員不足が進んでいる企業を助けるために役立つのが、RPOと呼ばれるサービスです。

このサービスの内容を知り上手に活用することで、企業活動を躍進させることができます。

 

採用代行サービス

PROとは、「Recruitment Process Outsourcing」の頭文字を取ったもので、採用代行サービスのことを意味します。

企業が、新しい正社員や非正規雇用者の採用を行う業務をアウトソーシングするということになります。

  • 具体的なアウトソーシング内容としては以下のようなものがあります。
  • 人材募集の告知や転職サイトの管理
  • 応募要件の作成やチェック
  • 会社説明会の代行
  • 応募者のリスト作成
  • 面接や書類チェックの手配
  • 面接や書類選考などの内定者選定
  • 入社までの一切の手続き

 

ニーズに応じて柔軟なアウトソーシングが可能

上記のような採用業務をアウトソーシングできますが、どこまでの業務を依頼したいかは企業によって異なるものです。

募集手続きや募集サイトの管理、面接手配などの手間がかかる業務は依頼したいものの、やはりだれを採用するかといった決定は自社社員で行いたいと思うところもあります。

一方で、人事採用の経験が豊富なプロの代行業者に一切任せたいという企業もあります。

こうした、それぞれのニーズに合った業務を切り出して代行サービスを依頼することができます。

 

マネージメントやコンサルティングも可能

RPOを提供している会社は、求人募集や採用に関する実績が豊富で、かなりのノウハウを蓄積しています。

そこで、こうしたメリットを生かして、単に業務を代行するだけでなく、採用業務全般のマネージメントやコンサルティングをしているところもあります。

依頼する企業としても、より効率よく、より質の高い人材を集める術を学ぶことができますので大きな力となります。

特にスタートアップ企業にとっては大きなメリットとなります。

 

RPOが盛り上がっている理由

RPOは、人員確保が難しい中小企業だけでなく、大企業でも行われることがあります。

人事採用という大事な業務を代行業者に依頼するだけの、十分な理由があるからです。

 

少しでも多くの応募者を集めたい

就労者の母数が圧倒的に少なくなっている日本では、社員募集をしてもなかなか応募者が集まらないという現状があります。

当然、応募者が少なくなれば、より質の高い人材を見極めて採用することが難しくなります。

そのため、少しでも応募者数を増やして慎重な選定ができるように、より多くの媒体を効果的に活用できるRPOを利用するのです。

 

新しい業務形態の募集をしたい

今まで正社員雇用しかしてこなかった企業の場合、パートタイマーや在宅ワーカーの募集をするノウハウを持っていないことがあります。また、どんな人材を採用するのがベストかの判断が付きにくいこともあります。

その点、RPOサービス提供業者はどんな形態の雇用も行ってきた実績を持っているケースが多いので、スムーズに募集・採用を行えます。

 

業務工数を減らしたい

求人、人材選考、採用手続きというのは多くの人員と業務工数がかかるものです。

そのうちの多くの業務については、自社で行わなくても問題ないとされることがあります。

そこで、RPOを活用することによって、自社における業務工数を削減して、本来業務に集中できるようになります。

また、採用業務は一年に一度程度と、定常的な業務ではありません。

そのために正社員を割くのは人件費を押し上げることにつながります。

アウトソーシングをすることで、コストを削減することにもなるのです。

 

RPOに依頼できる業務内容

採用業務は幅広いため、代行業者も様々な業務に対応する態勢を整えています。

 

求人業務一切

募集をかけるに当たっては、募集要項の作成、募集枠の設定、最終的な採用人数の確定、採用条件の検討などが必要となります。

その後、ホームページや求人サイトなどの媒体を使った告知、応募者への対応、リストの作成などを行います。

こうした求人業務は、企業側、媒体管理会社、応募者とのやり取りが求められ、緊密なコミュニケーションが必要となります。

細かな業務を遂行するだけでなく、その間を上手に渡してくれるのがRPOの役目です。

 

採用業務のコーディネート

応募者が集まったら、履歴書などの書類の受け取りと管理、面接会場の設定などを行っていきます。

そして、内定者への通知や、具体的な待遇の通知や契約書の作成もしていくことになります。

面接自体もRPOで行うこともでき、客観的な観点から優秀な人材を選べるようになります。

 

入社までの手続き

内定者とのコミュニケーションを取り、入社までの細かな手続きをしていくこともRPOに依頼できます。

社員情報の登録や契約書の管理、社員寮を利用する場合のやり取りなども含まれます。

 

総合的なマネージメント

もし、スタートアップ企業ということで、あまり採用業務についてのノウハウがないのであれば、マネージメントもRPOで行っています。

豊富な実績に基づく、効果的な募集方法、人材の採用判定、具体的な手続きなどについて役立つアドバイスを提供することができるのです。

 

RPOのメリット

メリット

RPOをするには様々な面でのメリットがあります。自社におけるメリットを検討して、サービスの依頼を決めることができます。

 

コア業務に専念できる

RPOでは、募集や採用などに関する細かな業務の一切を依頼できます。

その分、企業はコア業務に集中できますので、より効率的な経営ができるようになります。

採用は通年の業務ではありませんので、季節的な業務を正社員に割り振るよりは、アウトソーシングした方が効率が良いのです。

 

より質の高い採用が可能となる

RPOを行っている会社は、この分野での実績もノウハウも豊富に持っています。

そのため、より多くの応募者を集めることができますし、募集媒体の管理や面接会場のセッティングなどもよりスムーズに実施できます。

より効率よく採用業務を進められますし、結果的により良い人材を集めるのに役立ちます。

 

採用業務のノウハウを得られる

スタートアップ企業などは、採用に関するノウハウがあまりないケースもあります。

そんな時、RPOを活用することによって、具体的にどのように業務を進めていくのを見ることができます。

また、コンサルティングをしている会社に依頼することで、自社にマッチした採用業務の手法を習得することも可能となります。

 

RPOのデメリット


RPOにはデメリットも存在しますので、メリットと比較しながら、総合的にアウトソーシングしたらいいかどうかを判断することができます。

 

コストが余計にかかる可能性がある

アウトソーシングということは、当然のことながらコストが発生します。

場合によっては、自社の社員ですべての業務を行った方が安くつくということもありえます。

まずは、見積もりをチェックして、自社で行った場合との比較をすることが肝心です。

 

求めている人材と違う

RPOでは、面接や採用も任せることができます。すると、自社で求めているスキル、人物像とは違う人材が採用されることもありえます。

事前にしっかりと採用したい人材についての話し合いをしておく、採用判断は自社ですることにするといった決定が求められます。

 

社内情報が漏れる可能性

人事に関する情報は、どんな事業を拡大したいのか、そもそも事業を拡大する余裕があるのかなどの判断につながることがあります。

RPOをすることで、こうした社内情報が外部にもれてしまうというリスクも考えないといけません。

もちろん、実績のあるRPO会社は企業情報の管理を徹底していますので、信頼できる会社を選ぶことが肝心です。

 

RPOの費用・相場

お金と時計
アウトソーシングを決定するにあたってのポイントの1つとなるのが費用です。

まずは、どのくらいのコストがかかるかをチェックしましょう。

 

RPOの費用算出

RPOは、たくさんの業務が関係していますし、それぞれの企業で求めることが異なりますので、一概に相場や平均値を出すのは難しいものがあり、条件によって変わってきます。

関係する要素としては以下のようなものがあります。

  • 新卒採用か中途採用か
  • 採用人数
  • 募集期間
  • 業種(特殊な業務だと応募者が集まりにくいため)
  • 依頼する業務の範囲
  • 求人をかける媒体

 

固定報酬か従量単価報酬か

RPOの報酬に関しては、固定報酬制度を採っているところと、従量単価報酬としているところがあります。

固定報酬の場合は、複数の業務をセットにして月額固定料金としているケースが多く見られます。

従量単価報酬では、業務一種類や採用人数に応じて単価が決められているというものです。

 

おおまかなRPO相場

このように、RPOの料金はかなりケースバイケースというところがありますが、ある程度の相場を見ることができます。

固定報酬で採用業務一切を依頼する場合は、月額で30万円から60万円程度となっていて、40万円くらいが平均値となります。

一方で従量単価報酬としては、1時間×4回という条件の面接業務のみだと3万円程度から、会社説明会代行で1名あたり15,000円で請け負っているところもあります。

業務内容によって異なりますので、その都度確認が必要となります。

 

おすすめのRPOサービス


RPOを提供しているところはたくさんありますので、実績があって信頼できるところを選びましょう。

 

HELP YOU

質の高いアウトソーシングを行っているのが特徴のHELP YOUです。

単発の業務依頼から、トータルパッケージでの採用業務依頼が可能となっています。

採用率1%という、とても厳しい選考に残ったスタッフがすべての業務を行っていますので、漏れのないレベルの高い業務が期待できます。

https://help-you.me/
 

 

NOC日本アウトソーシング

年間採用600人という実績とノウハウを生かしたRPOが特徴です。

採用業務のすべてのプロセスを行うことができます。

また、企業の採用状況を分析して、改善できる点のアドバイスを与えるなど、総合的なサポートをしています。

https://www.noc-net.co.jp/
 

アデコ

人材派遣、求人サービスの運営などのノウハウを持ち、多角的なサポートができるのが特徴です。

海外での活動も行っているため、グローバル人材の採用にも携われるというメリットを持っています。

https://www.adecco.co.jp/
 

まとめ

RPOとは、採用業務のアウトソーシングサービスです。

求人募集、面接の設定・代行、会社説明会実施、コンサルティングなどを依頼することができます。

人材不足が深刻になっている現状で、より多くの応募者を効率よく集められるというメリットがあります。

また、定常業務ではない採用業務を依頼することで、コア業務に集中できるのもポイントです。

RPOのコストは、採用規模や募集内容などによって大きく異なるので、まずは見積もりを取るのがベストです。

上手にRPOを活用することによって、全般的な業務を効率化させ、より質の高い人材を登用することができるようになります。

質の高いサービスを提供している会社を見つけて利用するようにしましょう。

アウトソーシングはHELP YOUで

アウトソーシングでHELP YOUが選ばれる理由


人手不足が深刻な状況で、アウトソーシングを活用する企業が増えています。
オンライン上で業務を代行するオンラインアシスタントサービスは下記の点で多くのお客様に選ばれています。


オンライン上での業務代行だから、

・雇用・派遣と比べて圧倒的に費用が安い
・働く場所を選ばないので優秀な元大手企業のキャリアウーマンが多数
・チーム制で1社につくので、複数業務のアウトソースが一括でできる

またHELP YOUの特徴として、
・業務ごとに最適な人材をアサインするので、人を探す手間・コストが0
・専属ディレクターが付くので、一括で依頼をすることが可能
・人材が担保されているので、長期的な業務依頼が可能
となります。

無料相談も用意していますので、ぜひこの機会にアウトソーシングの導入を検討してみてはいかがでしょうか?