経理業務を自動化する5つの方法!活用事例や成功のポイントも解説

人手不足の状態が常態化し、経理担当者の負担が大きい。
ヒューマンエラーによるミスがなくならない。

このような悩みをお持ちの企業も多いのではないでしょうか。

しかし、労働人口の減少により、新たな人材を採用しようとしてもすぐに見つかるとは限りません。また、賃金引き上げによる人件費の上昇も企業にとって大きな負担になっています。

そこで注目されているのが、経理業務の自動化です。定型業務を自動化することで、経理担当者の負担を軽減でき、さらに正確かつスピーディーな処理が可能になります。

この記事では、自動化できる経理業務やそのメリット、活用できるツール、成功のポイントをご紹介します。

経理部門の負担を減らし、業務効率化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください。

経理業務の自動化が必要な理由

経理 自動化
ここでは、経理の自動化が必要な理由について見ていきましょう。

まず、経理業務は多くの企業で慢性的な人手不足が続いていることが挙げられます。

Sansan株式会社が行った、請求書関連業務に携わる1,000名の経理担当者を対象とした「経理の人手不足に関する実態調査」によると、半数以上が人手不足を感じており、そのうち9割が深刻な状況に陥っていると回答しています。

人手不足の原因としては、インボイス制度の導入や電子帳簿保存法対応に伴う業務の増加などが挙げられます。また、経理業務は専門知識が必要なため、人材教育にコストがかかり、新たな経理人材の確保も容易ではありません。

こうした状況が続くことで、経理担当者の業務負担が増え、経理処理ミスや時間外労働の増加を引き起こしているのが現状です。

同調査における「自社に求める人手不足対策」の回答として最も多かったのは、「人員増加のため、採用に力を入れてほしい」(56.1%)、次いで「DXツール導入など、業務の生産性向上に取り組んでほしい」(40.7%)でした。

しかし、採用に力を入れてもすぐに応募があるとは限らず、適任者が見つかるかという点でも不確定要素が多いです。そのため、人手不足解消を採用だけに頼っても解決は難しいでしょう。

そこで人手不足解消の現実的な方法として、「DXツールの導入などによる業務の生産性向上」が挙げられます。経理部門の負担を減らし、業務を効率化するためには、自動化の導入が不可欠といえるでしょう。

参考:Sansan株式会社「Sansan、『経理の人手不足に関する実態調査』を実施~経理の半数以上が『人手不足』、うち9割弱が『深刻』と回答。時間外労働の増加や月次決算の遅れによる経営面への影響も~

自動化できる経理業務とは

経理 自動化
では、自動化できる経理業務にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的にご紹介します。

経理業務は自動化に向いている

経理業務には、請求書の発行や経費精算、伝票入力、データ照合など、繰り返し行われる定型業務が多く含まれます。

これらの業務は、システムや企業のルールに基づいて正確に処理する必要がありますが、人的ミスが発生しやすく、担当者の負担が大きいのが課題です。

このような定型業務においては、自動化の導入が有効です。RPA(※)などのツールを活用することで、反復的な作業を自動化し、人的ミスを減らすことができます。また、業務の処理速度も向上し、全体の効率化が可能になります。

※RPA(Robotic Process Automation)とは、ソフトウェアロボットを活用して、人が行っている定型的な業務を自動化する技術のこと。

自動化できる具体的な経理業務

自動化できる経理業務には、下記のようなものがあります。

  • データ入力・仕訳処理
  • 売掛金・買掛金管理
  • 現金・預金管理
  • 請求書発行・入金管理
  • 経費精算
  • 給与計算・支払い
  • 決算業務
  • 固定資産管理
  • 税務関連業務(年末調整・消費税計算)

経理業務を自動化するメリット

経理 自動化
経理業務を自動化すると、以下のようなメリットがあります。

  • 業務効率の向上
  • ミスの削減
  • コスト削減
  • 経営判断の迅速化

以下で具体的にご紹介します。

業務効率の向上

経理業務を自動化することで、業務効率の向上が見込めます。

経理業務には、繰り返し発生する定型業務が多く含まれています。例えば、データ入力や請求書の発行、仕訳処理などを自動化することで、作業負担を軽減することが可能です。

また、自動化により処理スピードが向上し、業務の遅延を防ぐだけでなく、締め作業の負担軽減や決算業務の効率化にもつながります。

こうした経理業務の効率化により、従業員はコスト管理や財務分析といったコア業務に注力できる環境が整います。結果として、企業全体の生産性向上にも貢献します。

ミスの削減

経理業務を自動化することで、ヒューマンエラーの削減につながる点も大きなメリットです。

人が手作業で行う以上、入力ミスや計算ミスなどのヒューマンエラーは避けられないリスクです。しかし、自動化ツールを活用すれば、システムがルールにしたがって処理を実行するため、ミスを最小限に抑えることできます。

また、入力ミスやデータの不整合を検知するアラート機能を備えたツールを導入すれば、ミスを早期に発見し、修正することも可能です。

一つ一つの経理業務にはルールがあり、正確性が求められます。経理業務を自動化することでヒューマンエラーを防ぎ、正確なデータ処理が可能になります。

コスト削減

経理業務の自動化により、人件費や業務コストを削減できます。

人が行っていた作業を自動化すれば、新たな人材を採用する必要がなくなり、採用費や研修費などの人件費を削減できます。また、作業時間の短縮により残業時間が減るため、残業代の削減にもつながります。

さらに、請求書や領収書などの紙文書を電子化すれば、印刷代や保管にかかる消耗品費、備品費、レンタル費用といった業務コストの削減も可能です。

結果、他の業務へのリソース配分も可能となるため、経営全体の負担を軽減できる点も大きなメリットです。

経営判断の迅速化

経理業務を自動化し、クラウドツールを活用することで、どこからでもリアルタイムにデータを確認・処理できるようになり、経営判断のスピードが向上します。

従来の手作業では、データの集計やレポート作成に時間がかかり、必要な情報が揃うまでにタイムラグが発生していました。

しかし、自動化やクラウドツールの活用により、経理部門だけでなく、経営者や他の部門とも迅速にデータを共有できるため、組織全体での情報連携がスムーズになります。

例えば、営業部門が売上データを即座に確認し、マーケティング施策の調整を行うといった、部門横断的な経営判断のスピードアップも期待できるでしょう。

さらに、AIを活用した財務分析機能を備えたツールを導入すれば、過去のデータをもとに資金繰りや経費の最適化を予測し、より精度の高い意思決定をサポートすることも可能です。

経理業務を自動化する方法・ツール

経理 自動化
経理業務を自動化する方法やツールには、さまざまな種類があります。ここでは各手法の概要やメリット・デメリットについてご紹介します。

1. マクロ(Excel VBA)による経理業務の自動化

マクロ(Excel VBA)を活用すれば、仕訳処理やレポート作成、データ整理などの反復作業を自動化できます。特に、小規模な業務の効率化に適しています。

メリットとしては、既存のExcelを活用できるため低コストで導入が可能な点や、自社の業務に合わせたカスタマイズが容易なことが挙げられます。

一方、デメリットとしては、マクロを組むために知識が求められることや、メンテナンスも自社で行う必要があることです。また、Excelベースのため他のクラウドシステムとの連携には限界があることが挙げられます。

2. 会計ソフトによる経理業務の自動化

最近の会計ソフトは多彩な機能を備えており、仕訳処理や請求書発行、レポート作成など経理業務全般をカバーできます。

特に、クラウド型の会計ソフトはリアルタイムでデータ管理ができ、法改正にも自動対応するため利便性が高いです。また、銀行口座やクレジットカードと連携可能なため、データ入力の手間を大幅に削減できます。

一方、自社の業務フローとソフトの仕様が合わない場合、カスタマイズが必要になる点は考慮すべき点です。また、一部の機能はオプション扱いとなり、追加費用が発生することがあります。

3. ワークフローシステムによる経理業務の自動化

ワークフローシステムを導入することで、経費精算や請求承認など社内のプロセスをオンライン化できます。

メリットとしては、業務スピードの向上が挙げられます。クラウド型のワークフローシステムであればどこからでもアクセスでき、リモートワークにも対応可能です。

ただし、既存の業務フローと合わない場合は、フローの見直しが必要なため、導入が難しく感じることがあります。また、全社員の利用を考慮すると、運用ルールの策定やマニュアル作成が不可欠です。

4. RPAツールによる経理業務の自動化

RPAツールでは、今まで人手に頼るしかなかった業務や高度な作業に、AI技術を活用できます。特に、仕訳処理や請求処理、データ転記などの反復作業の自動化に最適です。

メリットとしては、会計ソフトや経費精算システム、銀行口座など複数のシステムを一元的に扱うことができる点です。また、ノーコードやローコードのツールもあり、専門知識がなくても導入しやすい点も魅力です。

一方、デメリットとしては、大規模運用の場合は導入コストが比較的高額になる可能性があることです。また、適用範囲が明確でないと部分最適に留まってしまい、全体的な業務の改善とはならないことが懸念されます。

★以下の資料では、RPAやAI OCRを活用した「データ入力・連携」の事例をまとめています。RPA活用にご興味がある方は、ぜひ参考にしてください!

5. AIを活用した経理業務の自動化

AI技術を活用することで、データ入力や仕訳、異常検知などの業務を自動化し、ミスを防ぎながらの効率化を実現できます。

OCR+AI

OCR(※)技術にAIを組み合わせたのが、最新のAI-OCRです。紙の請求書や領収書をAI-OCRでデータ化し、会計ソフトと連携するなどの活用方法があります。

手入力による作業を大幅に削減できるため、人的なミスを防止できる点がメリットです。

ただし、OCRは認識精度が100%ではないため、目視によるチェックが必要になる点には留意が必要です。また、手書きの書類や特殊フォーマットでは処理が難しいケースもあります。

※OCR(Optical Character Recognition)とは、画像内の文字を認識し、デジタルの文字データに変換する光学文字認識技術のこと。

AI仕訳

AIを活用した仕訳処理では、取引内容をAIが学習することで、仕訳処理を自動化できます。

メリットは、AIが過去の取引データを学習することで、使用するたびに仕訳の精度が向上する点です。

一方、デメリットとしては、新規事業開始後や新業務発足時に学習データが不十分なことがあり、仕訳精度が低くなる可能性があります。新しい取引や複雑な取引に対応するためには、追加の設定や学習が必要となります。

経理自動化の課題と成功のポイント

経理 自動化
経理の自動化を推進するためには、いくつかの課題があります。これらの課題を把握して解決策を講じることで、経理自動化を成功させましょう。

既存の業務フローとの統合が難しい

経理の自動化を進める際、新たなシステムやツールを導入することになるため、既存の業務フローとの統合が難しいという課題があります。

解決策としては、経理の業務プロセスを整理し、段階的に自動化を進めることが必要です。

具体的には、まず業務フローの可視化と分析を行い、どの業務を自動化できるかを明確にします。次に、システムの統合性を考慮した自動化ツールを選定しましょう。例えば、APIを通じて他のシステムと連携できるソフトウェアなど、既存のシステムとスムーズに統合できるものを選ぶことが重要です。

以上の2点を押さえた上で、段階的な導入に進みます。影響が少ない業務から自動化を始め、その結果を評価しながら次のステップに進むことで、リスクを最小限に抑えつつ、業務フローの改善を図ることができます。

社内のITリテラシーにばらつきがある

従業員一人ひとりのITリテラシーにばらつきがあると、自動化を導入しても十分にシステムを活用できないことも考えられます。

システム部門ではITについて学ぶ機会が多くありますが、総務や経理部門ではITの知識が十分でない従業員もいるかもしれません。

このような状況では、社内でのIT研修を実施したり、マニュアルを活用したりすることが有効です。

研修内容には、基本的なITスキルや特定ツールの使い方を入れましょう。マニュアルは定期的に更新し、システムの変更に対応することも重要です。

また、従業員が疑問を持った際に相談できるよう、ITに詳しい人材によるサポート体制を構築するのもおすすめです。

自動化ツールの導入・運用に専門知識が必要

経理を自動化するためのツールの導入や運用には、専門的な知識が必要です。社内にシステム部門がない場合や、あってもリソースを割く余裕がないと、自動化の導入自体が大きな課題となるでしょう。

そこで活用したいのが、自動化導入サポート実績がある外部サービスです。具体的には、自動化できる業務の可視化、自社に合ったツールの選定、マニュアル作成などのサポートを提供しています。

ツールの導入時には、こうした専門知識を持つ外部サポートを活用することで、時間やコストを抑えながらスムーズに自動化を進めることができます。

経理業務の自動化はHELP YOUにおまかせ

HELP YOU

経理業務の自動化は、業務の可視化やツール選定、導入後の定着支援まで、多くのステップを伴います。HELP YOUでは、導入前の業務分析から、導入後の運用支援まで一貫したサポートを提供し、企業の負担を軽減します。

HELP YOUの特徴

HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。

人手不足や業務効率化などの課題に対し、専門知識を持つスタッフがトータルサポート。社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。

特徴 ・AIやRPAツールを用いた業務の自動化に対応
・経理、人事・労務、マーケティングなど、幅広い業務を依頼できる
・チーム制の「チームプラン」と専属アシスタントによる「1名専属プラン」を選べる
・最短3日で優秀な人材を確保できる
主な対応業務 ・経理
・人事・労務・採用
・営業事務
・秘書・総務・翻訳
・マーケティング・広報
・ECサイト
・資料作成 など
※各サービスはご要望に合わせて組み合わせが可能
料金 <チームプラン>
月額:10万円~(税抜)/実働時間:30時間~<1名専属プラン>
月額料金:10万円~(税抜)/実働時間:30時間~

RPAツールやAIを用いた業務の自動化はもちろん、余った契約時間で経理や人事・採用業務を依頼するなど、お客様の課題や要望に合わせて柔軟に活用できます。

★詳しいサービス詳細はこちらの資料をご覧ください。

▼HELP YOUのユーザーレビュー・口コミ
管大輔さんのHELP YOUに関するレビュー|ミナオシ

「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが合っているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!

経理業務自動化の導入事例(請求書の発行・送付)

経理 自動化

経理業務自動化の導入事例として、請求書の発行・送付業務についてご紹介します。

毎週・毎月の定例業務である請求書の発行・送付は、自動化しやすい業務の一つです。自動化が行われると、自社で定めた特定の日付でツールが起動し、請求管理データベースから対象のデータを取得してきます。

その後、帳票発行システムなどと連動し、請求書の雛型に合わせて請求書が自動的に発行されます。経理担当者による内容確認後、メールやチャットでの送信も自動化が可能です。

請求書の発行・送付業務の一部が自動化されることで、経理担当者の業務は最終確認だけになります。このプロセスにより、約50%以上の業務効率化が見込めます。

経理業務自動化の導入事例(紙文書のデータ化)


続いて、請求書や領収書などの紙文書のデータ化を自動化する事例についてご紹介します。

AIを活用したOCR技術のAI-OCRを使用することで、既存のOCRよりも高い精度で請求書や領収書などの紙文書をデータ化することが可能です。

HELP YOUでは、アシスタントによる目視でのデータ確認・修正も可能なため、より精度の高いデータを作成できます。経理担当者は紙文書をスキャンするだけで、精度99%以上のデータが希望したファイル形式で納品されます。

RPAやAI OCRを駆使した「データ入力・連携」の事例をまとめた資料を公開中!経理業務の自動化推進にお役立てください。

経理業務の自動化ツールに関するFAQ

経理 自動化
最後に、経理業務を自動化する上でよくある質問を紹介します。

経理業務の自動化にリスクはありますか?

経理業務の自動化には、いくつかのリスクが伴います。例えば、予期しないエラーが発生したり、システムの異常を検知できない場合があります。

また、セキュリティ対策を万全にしても、データ漏洩や不正アクセスのリスクを完全にゼロにすることは難しいでしょう。

さらに、経理業務を自動化するとシステムやデジタルツールを活用することになるため、システム障害のリスクも考えられます。システムが故障した場合、一時的に業務が停止する可能性も考慮しておくべきです。

経理自動化ツールの費用相場は?

経理業務の自動化ツールの導入費用は、ツールの種類や必要な機能によって大きく異なります。また、使用するアカウント数によって価格が設定されることもあるため、企業の規模によっても変わってきます。

RPAを導入する場合、初期費用が高めになる傾向がありますが、複数のシステムを横断して使用でき、専門知識がなくても使用できるというメリットがあります。長期的には業務効率化によるコスト削減が期待できるでしょう。

一方、シンプルな経理・会計ソフトは比較的安価なものも多いため、経理業務自動化の第一歩として気軽に導入できます。

どのツールを使う場合でも、企業規模や業務内容に応じてツールを吟味し、自社に合った選択をすることが重要です。

自社に合った経理自動化ツールを選ぶためのポイントは?

経理自動化ツールを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。

  • 業務内容を整理する
  • 総コストを把握する
  • 機能と連携性を比較する
  • サポート体制をチェックする

まず、どの業務を自動化するかを明確にし、必要な機能を洗い出しましょう。業務内容を整理することで、自社に適したツールが見つかりやすくなります。

次に、導入予算を決めておくことも重要です。初期費用だけでなく、運用コストやオプション費用も考慮しましょう。総コストを把握することで、無理のない導入が可能になります。

そして、機能と連携性の比較です。既存システムとデータ連携できるか、自動化の範囲はどこまでかを確認しましょう。拡張性やカスタマイズ性もチェックすると、将来的な運用がスムーズになります。

最後に、サポート体制も確認しましょう。経理の自動化は長期的な取り組みです。導入後のトラブル対応やサポートの手厚さも、選定時に重要なポイントとなります。

経理自動化ツールの導入後に必要なことは?

経理の自動化はツール導入した後が本番です。継続的な運用と改善を意識しましょう。

処理時間の短縮やエラー率の低減など、具体的なKPI指標を設定し、定期的に運用状況を確認・改善していきます。

また、従業員のトレーニングとサポート体制の整備も重要です。適切なトレーニングを実施することで、ツールを最大限に活用し、業務をスムーズに進められます。トラブル対応や機能の追加・調整がしやすい体制を整え、長期的な業務効率化を図りましょう。

自動化ツールの導入には専門知識が必要ですか?

専門知識が必要になるかどうかは、使いたいツールの種類や導入方法によって異なります。

例えば、初期費用を抑えてエクセルのマクロを活用する場合、基本的な操作自体は比較的簡単です。しかし、マクロの設定やVBAを使ったプログラミング、継続使用のためのメンテナンスには専門的な知識が必要になります。

一方、RPAではプログラミングの専門知識がなくても利用できるものが多いため、経理担当者が簡単に自動化を実現できる可能性があります。

ただし、初期設定やシナリオ作成には一定の知識が求められることもあるため、ノウハウを持つ人材や企業に導入サポートを依頼するのもおすすめです。

経理自動化のまとめ

経理 自動化
経理業務の自動化についてご紹介しました。経理自動化を推進することで、コスト削減やミスの低減、業務効率化といった効果が期待できます。

経理自動化を成功させるためには、自動化したい業務を明確にし、自社に合った自動化の手法を選ぶことが大切です。

もし自社だけでの導入や継続的な運用が難しい場合は、アウトソーシングなど外部サービスのサポートを活用するのも良いでしょう。適切な業者に依頼することで、専門的なサポートを受けながら、経理自動化をスムーズに進めることができます。

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