オウンドメディア運用代行会社の選び方!おすすめサービス8選
オウンドメディアは、企業のブランディングやファン作りに非常に効果的な手段です。多くの企業がその高い集客効果を期待して積極的に活用を進めています。
ただし、オウンドメディアで成果を上げることは容易ではありません。成果を生み出すためには、時間と労力、そして専門的な知識が不可欠です。
そこで、外部の専門会社である「オウンドメディア運用代行会社」に依頼することで、これらの課題を克服できます。
この記事では、オウンドメディア運用代行会社の概要や選び方を解説するとともに、おすすめの代行会社を8社紹介します。
また、オウンドメディアが注目される理由や運用するメリット、トリプルメディアとの関係なども詳しく解説していきます。
オウンドメディアの成果を最大限に引き出すために、オウンドメディアへの理解を深め、効率的な運用を図りましょう!
オウンドメディア運用代行とは
オウンドメディア運用代行とは、企業が所有するWebサイトやブログ、SNSアカウントなどの運営を、専門の代行会社に委託するサービスのことです。
オウンドメディアは、自社の製品やサービスに関する情報を発信し、顧客との関係を構築・深化させるための重要なツールです。しかし、その運営には専門知識や多くの労力が必要で、社内のリソースだけでまかなうことは難しい場合もあります。
そこで、これらの解決策として多くの企業に活用されているのが「オウンドメディア運用代行サービス」です。
オウンドメディア運用代行会社は、企業の要求や目標に合わせてオウンドメディアの運営をサポートしてくれます。
オウンドメディア運用代行に依頼可能な業務
まずは、オウンドメディア運用代行会社に依頼できる主な業務を紹介します。
自社のニーズに合致する業務を把握し、効果的なパートナー選びにお役立てください。
戦略設計
「戦略設計」を依頼した場合、オウンドメディアの運営における戦略や目標の設計を行ってくれます。ターゲットの特定、コンテンツのSEOキーワードの選定、成果指標の設定などが含まれます。
コンサルティング
オウンドメディアの運営に関するアドバイスや戦略的なコンサルティングも依頼できます。適切なコンテンツ戦略の立案やターゲットへのアプローチ方法、効果的なプロモーション戦略の改善などについてコンサルティングしてくれます。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングの記事制作を依頼することも可能です。コンテンツマーケティングとは、魅力的なコンテンツを制作・配信することで、ターゲットの興味・関心を引き付け、信頼を構築し、結果としてビジネスの成果へと結び付けるマーケティング手法です。
顧客のニーズに合わせたコンテンツの設計、記事制作、編集、画像や動画の制作、コンテンツの効果測定と分析などを通して、オウンドメディアの運用を実現してくれます。
SEOコンテンツ設計
オウンドメディアの記事コンテンツをSEO(検索エンジン最適化)に適した形で制作してくれるサポートもあります。SEOのキーワードリサーチやタイトルタグ・メタディスクリプションの最適化、内部リンク戦略など、Googleなどの検索エンジンで検索順位を上位表示をさせるための施策を設計します。
コンテンツ制作
オウンドメディアのための各種コンテンツ制作も依頼できます。記事やブログの執筆、画像や写真の編集、動画の制作などさまざまな形式のコンテンツを提供してくれます。
なお、ここで紹介した業務はあくまでも一般的に依頼できる業務内容です。代行会社によって、オウンドメディアの運営全般を任せられるところや、業務単位での引き受けが可能なところなど、サービス体制は異なります。
そのため、依頼にあたっては、自社にとってどういったサポートが必要かを考慮し、最適なサービス形態を選択することが重要となります。
オウンドメディア運用代行会社の選び方
オウンドメディア運用代行会社を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
自社に合った業界実績を持つサービスを選ぶ
代行会社が過去にどのような業界での実績を持っているかを確認しましょう。業界特有の知識やトレンドに精通している会社は、戦略やコンテンツの提案において有利です。同業他社の成功事例や参考になる実績があるかもしれません。
依頼したい業務が得意なサービスを選ぶ
自社が重視する業務を得意とする代行会社を選びましょう。コンテンツ制作やSNS運用、SEO対策など、特定の業務に特化した代行会社もあります。自社が求める業務において高い品質と効果を提供できる代行会社であることが理想です。
費用対効果に見合うサービスを選ぶ
代行会社の料金体系や提供するサービス内容を比較し、費用対効果に見合ったサービスを選びましょう。安価な代行会社であっても、求める品質や成果が得られなければ意味がありません。代行会社の提供するサービスの品質、専門知識、制作実績と料金のバランスを考慮し、最適な選択を行うことが重要です。
おすすめのオウンドメディア運用代行会社と費用
ここからは、おすすめのオウンドメディア運用代行会社を、特徴別に紹介していきます。
まずは、費用対効果が高いオウンドメディア運用代行会社からどうぞ。
費用対効果を優先するならHELP YOU
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービスです。
優秀なスタッフがクライアントをトータルサポートし、社員がコア業務に集中できる環境づくりを支援します。
【HELP YOUのプラン】
<チームプラン>
お客様の窓口となるディレクターが、業務の遂行に必要なスキルを持つアシスタントを集め、チーム制でサポートするプランです。
2.チーム制なので欠員があっても業務が滞る心配なし!長期的な依頼が可能
3.さまざまな業務の依頼でも窓口は一つで簡単!頼れる「専属ディレクター」
4.海外在住の日本人スタッフによる時差を活用した夜間帯業務も可能
【チームプランの主なサービス内容】
HELP YOUには、さまざまなスキルを持った優秀なメンバーが多数在籍しているため、幅広い業務の依頼が可能です。
■マーケティング業務:SNS投稿、メルマガ作成、SEO記事作成、リライト選定、メディア運営代行など
■ECサイト業務:売上管理、商品管理、サイト管理、ニュースリリース作成など
■総務業務:出張手配、スケジュール調整、名刺作成、データ整理など
■経理業務:入金管理、支払業務、請求書発行など
■人事・採用業務:求人票の作成、書類審査管理、セミナー会場手配など
■営業サポート業務:会議資料作成、データ収集、KPI管理、経費申請など
※各サービスは、お客様のご要望によって組み合わせが可能です。
チームプランに加え、固定の専属アシスタントが業務を柔軟にサポートする「1名専属プラン」など、お客様のニーズに合わせたプランをご提供しています。
「どんな業務をどこまで依頼できるか」「自社にはどのプランが適しているか」など、ご質問はメール・電話にて無料で承っております。ぜひお気軽にご相談ください!
オウンドメディア運用業務事例
実際にHELP YOUへご依頼いただいた事例を紹介します。
クライアント:Webメディア運営会社さま
ご依頼内容 :Webコンテンツ記事作成
キーワードリサーチ選定、ライターによるライティング、校正業務を代行しました。その結果、コンテンツ1本当たり5時間35分の工数削減を実現。オウンドメディアの運営効率の向上につながりました。
webメディア運営企業様【ご担当者口コミ】
以前までの工数 | HELP YOU導入後の工数 | 削減できた工数 |
6時間 | 25分 | 5時間35分 |
【担当者の作業工数の変化】※1記事当たりの工数
オウンドメディアの戦略設計・コンサルティング施策に強い代行会社
次に、戦略設計やコンサルティング施策に強い代行会社を紹介します。
株式会社MOLTS
株式会社MOLTSは、戦略設計から施策実行、内製化支援まで幅広く提供しているデジタルマーケティングエージェンシーです。
<サービス内容>
・全体戦略設計
・メディアグロース施策
・編集部体制の構築/教育
・データ閲覧環境の整備 など
<ポイント・強み>
・コンサルティング実績豊富
・内製化支援に強み
・経験豊富な専門コンサルタント
<制作実績>
累計500以上のプロジェクト支援
<費用>
アドバイザー支援:月額40万円~
コンサルティング/インハウス化支援:月額40万円~
運用及び施策代行:最低年間予算1000万円
※フルカスタマイズで各社を支援
株式会社Lunaim
株式会社Luna(ルネイム)は、デジタルマーケティング領域におけるさまざまな施策の戦略⽴案から運用実務までの総合支援が可能なデジタルマーケティングカンパニーです。
<サービス内容>
・Webサイト制作/改善
・デジタル広告
・コンテンツマーケティング
・動画オウンドメディア立ち上げ/運用 など
<ポイント・強み>
・強固なサービス体系
・豊富な打ち⼿(100を超える勝ちパターン)
<制作実績>
株式会社アイリアライズ など
<費用>
運用コンサルティング:月額35万円(税抜)〜
オウンドメディアのコンテンツマーケティング施策に強い代行会社
次は、コンテンツマーケティング施策に強い代行サービスです。
株式会社ライトアップ
株式会社ライトアップは、業種業態を問わず、オウンドメディアの企画から構築、記事コンテンツ制作、運用まで一貫したサポートを提供するコンテンツ制作会社です。
<サービス内容>
・メールマーケティング支援
・記事コンテンツ企画/記事制作
・SNS(ソーシャル)運用代行
・webコンテンツ制作
・CMS構築 など
<ポイント・強み>
・幅広く業種業態を網羅
<制作実績>
東北電力、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 など
<費用>
公式WEBサイトへお問い合せください
サクラサクマーケティング株式会社
サクラサクマーケティング株式会社は、SEOコンテンツ制作を武器に広告に頼らないWebマーケティングにこだわったコンテンツマーケティング会社。常時100社以上の中小企業のSEOコンテンツ・コンテンツマーケティングを支援しています。
<サービス内容>
・SEOコンサルティング
・コンテンツ制作
・内製化支援
・コンテンツマーケティング など
<ポイント・強み>
・SEOコンテンツを知り尽くした記事制作チーム
・高品質なコンサルティングサービス
<制作実績>
・SEOコンテンツ専業17年
・月間500本のWebコンテンツ制作
・1500サイトのWebコンサルティング実績
<費用>
SEOコンサルティング:月額30万円~
記事制作:6万円/本~
コンテンツマーケティング:月額15万円~
株式会社ZERO
株式会社ZEROは、ヒアリングからの分析により攻めのWebマーケティングで「売れる仕組み」を作り上げるWebマーケティング会社です。
<サービス内容>
・ランディングページ・記事制作
・コンテンツマーケティング
・オウンドメディア運用
・SEOコンサルティング
・コンテンツ制作 など
<ポイント・強み>
・美容系、医療系(歯科・医科)、求人系、不動産系、通販系、金融系、飲食系、士業など幅広いジャンルの記事に対応
<制作実績>
・オウンドメディア運営の運用支援実績34社
・延べ1,000以上の記事制作
<費用>
記事制作代行:月額40万円〜
オウンドメディア構築:50万円〜
※別途、初期費用として300,000円
オウンドメディアのSEOコンテンツ施策に強い代行会社
最後は、SEOコンテンツ施策に強い代行会社を2社紹介します。
ナイル株式会社
ナイル株式会社は、独自のSEO技術・コンテンツ制作・データ解析のノウハウと卓越した実行力で、企業のデジタルマーケティングを支援するコンサルティング企業です。
Web集客支援やコンテンツ制作支援の他にも、Applive(アプリ情報メディア)や定額カルモくん(車のサブスクリプションサービス)など自社メディア事業も展開しています。
<サービス内容>
・デジタルマーケティング(SEOコンサルティング)
・Webコンテンツ制作
・SEOコンテンツ記事作成
・SEO内製化支援 など
<ポイント・強み>
・SEOコンテンツ制作、マーケティングの専門家集団
・丁寧なヒアリング
<制作実績>
・2,000以上の企業支援実績
・運営するメディアのユーザー数月間1,000万人以上
<費用>
公式WEBサイトへお問い合せください
株式会社PLAN-B
株式会社PLAN-Bは、SEO・ADプランニング・Webサイト構築・コンテンツマーケティングなど、独自のデジタルマーケティング技術を駆使して企業をサポートするデジタルマーケティングカンパニーです。
<サービス内容>
・Webサイト制作
・コンテンツ記事作成・インフルエンサーマーケティング
・SEOコンテンツ記事作成 など
<ポイント・強み>
・SEOコンサルティングサービス
・膨大なキーワードデータや施策の成功ノウハウを保有
<制作実績>
・累計取引社数5,200社超
・SEO設計歴16年
<費用>
コンテンツ記事作成:5万円/本
SEOコンサルティング(スタンダードプラン):40万円/月~
SEOコンサルティング(プレミアムプラン):60万円/月~
オウンドメディア外注費用
オウンドメディア運用の代行費用は、さまざまな要素によって異なります。一般的な範囲としては、月額数万円から数十万円以上となることがあります。
以下は、代行費用の変動に関わってくる要素の一例です。
- プランやパッケージの選択
- 業務内容の範囲
- プロジェクトの規模と頻度
- カスタマイズや追加オプション
具体的な価格については、各代行会社に問い合わせて見積もりを依頼することが重要です。自社のニーズや予算に合わせて、複数の代行会社の価格を比較し、最適な選択を行いましょう。
オウンドメディアが注目される理由
ここでは、現在オウンドメディアが注目を浴びる理由を探り、その重要性を認識していきます。
ユーザーアクションの変化
近年、ユーザーのオンライン行動に変化が見られています。
デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスが、20代以上の男女360名を対象に行った、「リスティング広告に関するユーザー意識」によると、約7割が「広告を意識的に避ける」ことが判明しました。
ユーザーは広告が表示されることを煩わしく感じ、広告を無視したりブロックしたりするようになりました。このため、従来の広告手法だけではユーザーの集客に繋がりにくくなっています。オウンドメディアを活用することでより効果的にユーザーにアプローチする必要が生じているのです。
また、Cookie規制の導入により、ユーザーのプライバシー保護が強化されたこともユーザーアクションに変化を及ぼしています。CookieはWebサイト訪問時に収集されるデータであり、個人のオンライン行動を追跡するために使用されます。しかし、ユーザーのプライバシーに対する懸念から、多くの地域や国でクッキーの使用に関する規制が導入されました。
これにより、企業は従来の広告のターゲティングやパーソナライズに頼ることが難しくなったのです。
パーソナライズとは、ユーザーの興味や行動履歴に基づいて、個別のユーザーに合わせた情報やオファーを提示することです。以前はCookieを使用してパーソナライズを実現していましたが、規制の影響によりその方法が制約されました。そのため、オウンドメディアを活用してユーザーとの関係を構築し、ユーザーが関心を持つ有益なコンテンツを提供することが重要となったのです。
出典:QUERRY「約7割が広告を意識的に避けることが判明!リスティング広告に関するユーザー意識調査」
SEOの進化
SEOの進化もオウンドメディアの注目度を高めています。Googleなどの検索エンジンは質の高いサイトやコンテンツを評価するようになります。その結果、ユーザーに有益な情報を提供するWebサイトや記事コンテンツの検索順位が上位にランクされる傾向があります。
オウンドメディアは自社の専門知識や情報を発信する場です。独自のコンテンツを提供することでGoogleなどの検索エンジンの評価を上げやすくなります。これにより、多くのユーザーが検索結果からオウンドメディアにアクセスし、ブランドやサービスに関心を抱く可能性が高まるのです。
SNSとの連携ができる
オウンドメディアのSNSとの連携による拡散効果も、オウンドメディアが注目される要因の一つです。オウンドメディアはSNSとの連携が容易であり、SNSを通じてコンテンツが拡散されやすい特徴があります。
具体的には、ユーザーがオウンドメディアの記事コンテンツをSNS上でシェアしたり、コメントや「いいね」をすることで、他のユーザーに拡散され、広く知られる機会が増えます。
また、SNS上で影響力のあるインフルエンサーやキュレーションメディア(特定のテーマに絞った情報を収集・整理したサイト)がオウンドメディアのコンテンツを取り上げることもあります。これにより、オウンドメディアの知名度や影響力が広がり、多くのユーザーにアクセスされる機会が増えるのです。
オウンドメディア運用の目的
オウンドメディアの運用目的は企業や組織によって異なります。
ここでは、代表的なものを3つ紹介します。
自社や商品、サービスを見つけてもらうこと
オウンドメディアを活用することで、自社の商品やサービスがユーザーにより多く見つけられるようになります。
いくら優れた商品やサービスだとしても、ユーザーに知ってもらわなければ意味がありません。オウンドメディアは情報を発信するプラットフォームとして機能し、ユーザーが関心を持つ情報を提供することで、自社の存在や価値をアピールできます。
また、オウンドメディアはコンテンツマーケティングの手段としても利用されます。有益なコンテンツを提供することで、ユーザーの関心を引きつけ、ユーザーの問題やニーズに対する解決策や価値を提供します。こうした記事コンテンツは、オウンドメディアのユーザーにシェアされることで、更なるユーザーに自社や商品・サービスの存在を知らせる機会を増やすことができます。
ユーザーとのつながりを強化すること
オウンドメディアの運用では、ユーザーとのつながりを築くことも重要な目的とされます。
オウンドメディアを通して企業はコメントやシェア、直接の対話などの形でユーザーとのコミュニケーションを図り、信頼関係を構築することが可能です。
また、オウンドメディアは個別のユーザーに対してパーソナライズされたコンテンツを提供することも可能です。ユーザーの興味や行動履歴に基づいて最適な情報やオファーを提示できれば、個々のユーザーとのつながりを強化できます。
ユーザーとの結びつきが強くなるにつれて、そのユーザーは自社のファンやリピーターになる可能性が高まります。リピーターの増加は、継続的な売り上げにつながるでしょう。
見込み顧客(リード)を獲得すること
見込み顧客(リード)を獲得することも、オウンドメディアの運用目的の一つです。
魅力的なコンテンツを通じてユーザーの関心を引きつけ、彼らの興味やニーズに合わせた情報を提供することで、リードとなるユーザー(見込み顧客)を獲得できます。
オウンドメディアは、記事コンテンツに関心を持ったユーザーが自発的にアクセスする場であり、リード獲得の効果的な手段として活用されます。オウンドメディアの運用によって、見込み顧客を集め、ビジネスの成果につなげることが可能です。
オウンドメディアとホームページとの違い
オウンドメディアとホームページは、それぞれ異なる役割と特徴を持っています。
ホームページは企業の事業内容や概要などをまとめたオンライン上のページです。主に企業の取引先や既存の顧客がアクセスし、企業に関する基本的な情報を得ることが目的です。ホームページは短期間では変化しない情報を提供し、企業のブランドイメージや信頼性を伝える役割を果たしています。
一方、オウンドメディアは企業や組織が所有し、運営するメディアのことです。オウンドメディアはまだ企業を知らないユーザーも対象にしています。
主な目的は、コンテンツマーケティングによってユーザーに有益な情報を提供し、ユーザーの関心を引きつけることです。ユーザー主体のコンテンツを提供し、問題解決や興味に応えることで、企業の認知度を高め、信頼関係を構築することができます。
つまり、ホームページは既存の関係者に向けて情報提供やブランディングを行う場。一方、オウンドメディアは既存・新規ユーザーに向けてコンテンツマーケティングを通して企業の認知度を向上させる役割を果たす場。
両者は異なる目的とターゲットを持ち、組織のオンラインプレゼンス(Webにおける存在感)を補完する役割を果たしています。
トリプルメディアの関係性
「トリプルメディア」とは、企業と消費者をつなぐためのメディアを3つのカテゴリ(「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」)に分けたマーケティング手法です。
各メディアはそれぞれ、コンテンツの発信者(=オウンドメディア)、仲介者(=ペイドメディア)、拡散者(=アーンドメディア)として、相互に関係しています。
オウンドメディアはオリジナルコンテンツを配信する発信者。
ペイドメディアはWeb広告などを使い、コンテンツをユーザーへ宣伝する仲介者です。
そして、アーンドメディアはコンテンツの評判やレビューを発信する、拡散者の役割を担います。
以下は各メディアの特徴です。
メディア | 特徴 | 目的 | 掲載場所 |
オウンドメディア | 自社が管理、統制するメディア | ユーザーに価値を提供し、教育しながら育てること | 自社ブログ 自社Web・モバイルサイト 自社SNS |
ペイドメディア | お金を払って、露出するメディア | 自社の商品、サービスの露出を促進すること | ディスプレイ広告 リスティング広告 SNS広告 |
アーンドメディア | 消費者やユーザーが情報の起点となるメディア | ユーザーのリアルな声を確認する | 口コミサイト 個人ブログ 個人SNS |
トリプルメディアは、それぞれの長所を生かしながら連携させることで、効果を最大限に発揮できます。
実際に、世界的半導体メーカーのインテルは、トリプルメディアの連携戦略によって、110万以上のソーシャルメディアの反応を、たった121個のコンテンツで達成。多くのユーザーへのアプローチに成功しています。
トリプルメディアの連携において、コンテンツの発信源であるオウンドメディアは強固な基盤です。オウンドメディアがしっかりと構築されていると、ペイドメディアとアーンドメディアとの連携がより円滑に進められ、企業のブランド認知度や顧客の関与度を高めることができるのです。
出典:成功事例で学ぶ!トリプルメディアの特徴と連携戦略のポイント
まとめ
オウンドメディアの運用は企業にとって重要な要素であり、ブランディングやファン作りに効果的です。
しかし、その運営を成功させるには、多くの時間と労力、そして専門的な知識やスキルが必要です。
自社でリソースをまかなうことが難しい場合には、外注の検討をおすすめします。
社内のリソースを有効活用しつつ、オウンドメディア運用のプロによるサポートの元、オウンドメディアの運用を成功させましょう!
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