事業拡大を促進する「ひとり人事」のパートナー
株式会社日本農業 管理部長 重松幸希様
株式会社日本農業 人事チームリーダー 藤田あみ香様
インタビュアー 株式会社ニット 森田茉美
スタートアップやベンチャー企業で多い「ひとり人事」や「ひとり採用担当」。担当者の裁量で仕事を進められる一方で、特に採用を強化するフェーズでは業務負荷が大きくなることが課題となるかもしれません。
株式会社日本農業 人事チームリーダーの藤田様も同様の課題を経験しました。一人目の人事採用担当として入社した藤田様は、会社の成長とともに増える応募者対応に追われ、定型業務を外注する必要性を感じたそうです。そこで、採用業務のアシスタントとしてオンラインアウトソーシングサービスHELP YOUを導入しました。
現在、同社には、採用業務ではなく、コーポレート全体の労務・総務・経理業務でHELP YOUを活用いただいています。
「事業推進のスピードを保てているのは、HELP YOUのサポートのおかげ」と評価してくださる管理部長の重松様と、導入時に業務をご依頼いただいた藤田様に、HELP YOU導入後の具体的な効果や変化を伺いました。
日本の農業の収益性を改善し、全世界に魅力を発信
ー日本の農業の衰退を止めるために、さまざまな取り組みをされているそうですが、日本農業様の事業内容について教えてください
重松様:私たちは、日本の農業の変革を目指しています。現在の日本の農業には、高齢化と担い手不足による生産量の減少や、収益性の低さといった課題が存在します。しかし、日本にはもともと高い農業技術があり、農産物の味も美味しく、高品質なものが多いという強みもあるのです。これらをもっと活かして収益構造を改善すれば、若者にとっても魅力的な産業になるでしょう。
私たちは、主に、生産と流通の二つの課題を解決し、業界の活性化を図りたいと考えています。
一つ目の生産については、海外に比べて生産技術がアップデートされていないという課題があります。例えばリンゴで言うと、日本で一般的な栽培方法と海外で一般的な栽培方法を比べると、 日本の面積あたり収穫量は、海外の3分の1ほどしかありません。もともとは同程度の生産性だったのに、海外が最新の栽培方法を取り入れているなかで、気づいたら遅れを取ってしまっているのです。
そこで、当社は海外の先進的な栽培方法を取り入れ、日本の土壌や気候条件に合わせて大規模に栽培することで、生産効率を向上させ、コストの削減を実現しています。
二つ目の流通の課題では、市場や仲買を通さず、スーパーなどへの直接販売を進め、効率化をはかっています。また、海外の最先端の選別ラインを導入し、複数品目にわたる効率的な大規模選果場を運営中です。
ー新しい生産技術や最新鋭の機械を積極的に導入して、高い品質を保ったまま、より効率的で収益性の高い農業を実践されているのですね
重松様:はい。自社だけでなく、他の農家の方や農業に参入したい企業にも効率的な栽培技術やインフラを提供し、農業の拡大を支援しています。このような取り組みで、業界全体によりスピーディーにインパクトを与え、日本の農業の魅力と収益性を高めていきたいです。
加えて、成長著しい海外市場への輸出を強化し、競争力のある農産物でグローバル展開を目指しています。世界中に日本の農作物の魅力を発信し、ブランド力を高めることができれば、農業はより収益性の高い産業になると考えています。
「ひとり人事」の採用サポート役としてコミュニケーションの取りやすさを重視
──オンラインアウトソーシングサービスの導入を考えた背景について教えてください
藤田様:私は、約2年前に、一人目の人事採用担当として当社に入社しました。当時は、採用活動が拡大し、候補者対応が増加しているタイミングで、私は、労務も兼任していたため業務負荷が非常に大きい状態でした。そこで、応募者対応やスカウトメール送信などの業務を外注することになり、たどり着いたのが、HELP YOUです。
──採用業務のサポート役を探されていたのですね。HELP YOUはネット検索で知っていただいたのですか?
藤田様:いいえ、HELP YOUは、当社の経営企画室長から紹介されて知りました。何でも室長の知人の方がHELP YOUを利用していて、「良いらしいよ」と。導入に際しては、他社のサービスとも比較検討しました。最終的にHELP YOUに決めた理由は、「時給ベースに換算したときのコスト」「実務担当者とのコミュニケーションのとりやすさ」の二つですね。
──最初はどのように業務をご依頼されたのでしょうか?
藤田様:私の業務の中で、一日数時間、毎日発生するルーティン業務を中心に切り出しました。マニュアルらしいマニュアルもなかったので、簡単なマニュアルを作って、それをもとに引継ぎを行いました。最初の1か月くらいは、週次でMTGも行っていたと思います。でも、本当にキャッチアップが早いアシスタントさんですごく助かりました。
実は今年の2月からは、導入当初に依頼していた採用業務とは別の業務を担当してもらっています。アシスタントの方が採用業務を離れる際の引継ぎで知ったことですが、当初私が作成したマニュアルに、変更があった点やイレギュラーな対応などを追記して、とてもわかりやすくブラッシュアップされたマニュアルを完成させてくれていました。こちらの期待以上の仕事をしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
採用業務にとどまらず、コーポレート全体の業務を支援してほしい
──担当アシスタントが採用業務から、別の業務を担当することになった経緯を教えていただいても良いでしょうか?
藤田様:私の立場から説明すれば、あまりにも優秀なアシスタントさんだったので、引き抜かれてしまった、という感じですね。
最初は、採用業務を中心にサポートしてもらっていましたが、その後、労務専任の社員が入社して、その労務担当からも業務を依頼していました。HELP YOUのアシスタントさんの仕事ぶりに、私も労務担当の社員も感心していて、3人でコミュニケーションを取りながら、人事労務の仕事が上手くまわっていました。
そんななか、私たちのアシスタントの方に対する絶大な評価が、重松の耳にも届き、「コーポレート全体の業務支援に、ぜひHELP YOUのアシスタントさんの力を貸してほしい」と言われたのです。個人的には、このまま採用業務のフォローを続けてほしかったのですが、会社の全体最適を考えたらその方が良いだろうと考え「アシスタントさんが了承されるなら……」と、承諾しました。
──そのように言っていただけて、担当アシスタントも喜ぶと思います。具体的にアシスタントのどのような対応が良いと感じられたのでしょう?
藤田様:先ほども触れたキャッチアップの早さもですが、過去の対応履歴などを調べて、それを参考にご自身で対応方法を考えて行動してくれる点が素晴らしいと思いました。なるべく私に時間を取らせないようにと気遣ってくださっているのだと思います。対処方法も的確で、ミスがありません。
また、「過去のこの事例を参考に、このような対応をしておきました」と必ず報告をしてくれるので、安心して業務を任せることができます。
労務では、勤怠チェックをお願いしていますが、打刻エラーがあった社員に直接連絡をしてもらう時のコミュニケーションの取り方もすごく洗練されていると感じます。
柔軟な業務サポートで事業成長を支える
──嬉しいお言葉をありがとうございます。現在は、どのような業務を依頼されているのでしょうか?
重松様:労務の勤怠チェックは引き続きお願いしていて、それに加えて、コーポレート全体の総務や経理業務を手伝ってもらっています。業務比率としては、労務20%、総務40%、経理40%といったところでしょうか。
総務では、新規の取引先情報の確認やシステムへの登録作業、反社チェックなどを依頼しています。その他は、請求書の支払い申請に漏れがないように各事業部にアラートを出してもらう業務や、名刺作成の管理などです。
経理業務では、支払い申請があった請求書の金額や内容を確認し、複数人いる経理の担当者ごとに仕分けしたうえで、処理依頼を進めてもらっています。あとは、振込内容のチェックもお願いしています。
──HELP YOUを利用してみての感想をお聞かせください。また、導入後に感じた御社内の変化があれば教えてください
重松様:先ほど、藤田からもお話ししたように、すごく助かっていて、本当にHELP YOUにお願いして良かったです。コミュニケーションが取りやすいし、こちらのことを考えて先回りして行動してくれているのが伝わってきます。期限をしっかり守って、正確に業務を進めてくれる点も、とても信頼しています。
私たちはIPOに向けて事業拡大を進めていますが、このスピードで成長できているのも、私たちがコア業務に集中できるようにHELP YOUがサポートしてくれているおかげです。
藤田様:社内の変化については、フルリモートの経理やHR担当を採用することができました。今まで、出社できる方に限定した採用活動をしていましたが、HELP YOUを利用したことで、業務の切り出し方次第で、オンラインでも問題なく仕事を進めることができると気付けたことが大きかったです。
ありがたいことに、HELP YOU導入時と比べて、社員数は4倍に増えました。しかし、今後も、柔軟な雇用形態や、アウトソーシングサービスを上手く活用しながら、事業をさらに成長させていきたいと思っています。
最後に
HELP YOUは、当初、採用業務のサポートとして導入していただきました。担当アシスタントのコミュニケーション能力、キャッチアップの早さ、先回りの対応が評価され、今ではコーポレート全体の業務をお手伝いしています。
重松様からは、「担当アシスタントさんがもっと働きやすさを感じてくれるなら、業務以外でもコミュニケーションをとって、当社の状況や今後の方針なども共有していきたい」と、自社の社員に対するような温かいお言葉を頂戴しました。
組織が拡大していくときは、いろいろな部門で業務負荷の不均衡が発生することがあります。その解決策のひとつとして、アウトソーシングサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
日々発生する定型業務のアウトソーシングには、専任のアシスタントが御社の事業内容や業務内容を深く理解して毎日の業務をサポートするHELP YOUの「1名専属プラン」がおすすめです。アシスタントの経歴や稼働時間帯から、御社の依頼業務にぴったりの「パートナー」をご指名いただけます。
いろいろな業務を幅広くアウトソーシングしたい場合には、HELP YOUの「チームプラン」。窓口担当のディレクターが、御社の依頼業務を整理し、適任のアシスタントを集めてチームを作り業務を遂行します。
御社の状況やご要望をヒアリングのうえ、担当者が最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください!
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オンラインアウトソーシングはHELP YOU
800以上のクライアント様が導入
人手不足が深刻な状況で、業務を外注する企業が増えています。
特にオンライン上のアウトソーシングサービスは、下記の点で多くのお客様に選ばれています。
【HELP YOUが選ばれる理由】
1.厳しい採用プロセスをクリアした「優秀なアシスタント」が業務を担当
2.チーム制だから人材が退職して業務が滞るリスクなし!長期的な依頼が可能
3.専属ディレクターがつくため、様々な業務をまとめて依頼できる
日々の雑多な作業を外注し、重要な業務に集中して生産性を上げたい方は
ぜひこの機会にHELP YOUの導入をご検討ください。
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