コア業務の成果が2倍に!月465時間のノンコア業務を外注化

株式会社ユニヴァ・ペイキャスト小野塚様
課題
・統合前後に人員が8名→6名へ減少、業務逼迫でサービス提供遅延のリスクが高まっていた
・採用・教育の余力がなく、即戦力確保が困難な状況
決め手
・厳格なセキュリティ要件に柔軟に対応してもらえた
効果
・審査処理能力が月300件→600件に倍増
・月465時間のノンコア業務削減でコア業務に集中できるように
・アウトソーシング活用により社員のマネジメント力が向上

株式会社ユニヴァ・ペイキャスト 営業推進部 部長 小野塚悟様
インタビュアー 株式会社ニット 森田茉美

企業が抱える問題でしばしば挙げられるのが、リソース不足や人員不足。昨今はAIなどによる業務の自動化が進んでいますが、属人性が避けられない業務も数多くあり、人の手を離れさせることが一概に問題解決につながるとは言い切れません。

決済代行サービス「UnivaPay」を提供する株式会社ユニヴァ・ペイキャスト様は、オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」を導入したことで、コア業務に集中できる環境を整えることができました。

同社では、現在3つの部門でHELP YOUをご利用いただいています。今回は、そのうちの1つである営業推進部の小野塚悟様にお話を伺いました。

ユニヴァ・ペイキャスト様ご依頼業務内訳

あらゆる決済手段に対応する決済代行サービス「UnivaPay」を提供

ユニヴァ・ペイキャスト様公式サイト

──株式会社ユニヴァ・ペイキャストさまの事業内容について教えてくださ

当社は、クレジットカード決済や電子マネー決済などに対応する決済代行サービスUnivaPay」を提供している会社です。決済代行業はまだまだニッチな業界になりますので簡単に例を挙げると、店舗がECサイトを立ち上げた際、販売における決済手法を設定する必要があります。口座振込にしてもクレジットカード決済にしても、仮に返品や返金を伴うようなトラブルが発生した場合、購入者・店舗間で直接やり取りするのは双方にとって非常に不便です。そこで、当社のような決済代行会社が間に入ることで、消費者は安心して購入でき、店舗にも決済の安全性が担保され、売上向上やオペレーション上のコスト圧縮などのメリットを提供できます。

──HELP YOUに業務をご依頼いただいている部署の1つである営業推進部は、どのような役割をされている部署でしょうか

当部署では、UnivaPayに新規お申し込みいただいた店舗の審査を行っています。この審査では、クレジットカードの使用にあたってすでに悪評が立っていたり、お客様からの問い合わせに対応しないなど、クレジットカード利用規定に見合っていなかったりする店舗を適切にブロックする必要があります。この辺りの見極めを誤ると、契約した後に当社の損失となる事態に陥る可能性も十分にあり得ます。当部署では業務において基本的にマニュアルを用意していますが、この審査業務は状況に応じた判断力が求められるためマニュアル化が難しく、属人性の高い業務となっています。

属人的業務の多さと人員不足を外注で解消

──まさにその「属人性の高さ」が、HELP YOU導入前に御社が抱えていた課題といったところでしょうか?

そうですね。先ほどお話しした通りニッチな業界なので、一定の業界経験があるプレイヤーの数はまだ少ないと思います。当社は基本的に法人とお取り引きしているため法人営業などの経験が活かせる要素はありますが、こと審査においては決済業界ならでは、当社ならではの判断を求められる部分が多いです。

また、さらに細かく内情をお話すると、営業推進部は2つの部署が統合してできた部署で、私は元々審査前の情報の不備を回収する、いわば営業事務の部署に所属していました。2024年度に審査を担当していた部署と統合することになったのですが、この審査部門は元々5人いたところ2人抜けてしまい、3人で業務が逼迫していたなかでの統合でした。統合したことで計8人に増えたものの、その後さらに2人抜けて6人になってしまったので、統合したけれども業務が回らない状況に陥っていました。例えば、当部署で業務に遅れが生じると、営業より「契約後このくらいの期間でサービスが利用できます」と店舗へ説明していたのに、実際はそれ以上の時間を要してしまうということになります。これは、サービス品質に関わる非常に重要な問題です。この問題を解決する手段として選んだのが、オンラインアウトソーシングでした。

──新たに人を雇い入れるのではなく、アウトソーシングサービスを利用しようと思った理由は何だったのでしょうか?

もちろん最初は中途採用やパート・アルバイト採用も検討したのですが、こういった採用活動はどうしても時間的コストが発生します。上手くいけば良い人材が見つかるかもしれませんが、何よりもスピード感を優先させたかったので、上手くいかなったときのデメリットが大きすぎると思いました。また、新たに人材を採用する場合、入社からしばらくは教育期間を設ける必要があります。とはいえ教育担当にアサインできるような余裕のある社員もいない状況だったので、そういった意味ではいわゆるPM(プロジェクトマネージャー)のような方に業務の全体像を説明して、PMから作業担当者に業務を振って管理してもらうチーム制のアウトソーシングの流れが当部署としてはとても魅力的に映りました。

──アウトソーシングサービスを検討するなかでHELP YOUを知ったきっかけと、外注先としてHELP YOUを選んだ決め手を教えてください

アウトソーシングサービスについてのリサーチを進めていくなかで、HELP YOUのことはインターネット検索を通じて知りました。最終的に3社の中でどれを選ぶか迷っていたのですが、比較的安価な料金形態とセキュリティに対する対応の2つがHELP YOUとの契約に至った大きな決め手でした。特に当社は個人情報を多く扱うため、万が一情報が流出してしまった際の補填の範囲など、セキュリティ体制に非常にシビアになる必要があります。契約に至るまで1〜2週間ほど御社とやり取りさせていただいたのですが、そのなかでセキュリティに関する当社の譲れない部分を伝えたところ柔軟に対応していただき、HELP YOUなら安心して業務を依頼できると判断しました。

月465時間・社員2人分の労働力で審査業務をサポート

──現在HELP YOUにご依頼いただいている業務の内容について教えてください

月465時間のチームプランで、お客様からのUnivaPayの利用申し込みがあった際に行う審査業務(提出書類、店舗様の商材資料、情報一致の確認・修正、書類や情報に不備があった際のお客様対応)を依頼しています。お申し込みいただいた店舗様のWebサイトなどの確認は必ず行わなければいけないのですが、Webサイトは形式や構造、デザインが多岐にわたるため、画一的な自動化は困難であり、目視での確認が不可欠です。申し込みが増えれば増えるほど時間が取られていく業務になるので、この辺りをお任せできるのは非常に助かっています。

他にも、クレジットカード決済、電子マネー決済など様々な決済方法があるため、各銘柄に対して審査依頼をする必要があります。その審査を依頼するためのメールやデータを提出をする業務もHELP YOUに依頼しています。キャッシュレス時代の今、決済手段は非常に多岐にわたっているため、この審査提出を少人数の部署だけで回すのはかなり無理がありました。審査後の結果通知の反映も、併せてHELP YOUに依頼しています。

HELP YOUとの業務連絡

部署統合時の8人でも厳しかった業務が今6人で回せているのは、社員2人分の業務量をHELP YOUがこなしてくれているから。教育や採用コスト、さらには社会保険料などもコストカットできているため、さまざまな側面から見てHELP YOU導入による大きな効果を感じています。

──ありがとうございます!御社の窓口となるディレクターは海外在住のため時差があると思います。オンラインでのコミュニケーションの取りやすさはいかがですか?

オンラインでのやり取り自体は、HELP YOU導入前から慣れていたので特に不安はありませんでしたし、物理的な距離もあまり関係ないだろうとも思っていました。ただ、ディレクターさんとの顔合わせの際に「アシスタントも海外に住んでいる方が多い」という話を伺ったので、時差が全く気にならなかったわけではありません。しかし、いざサポートが始まってみれば、実際のやり取りの中で時差による不都合が生じたことは一度もなく、チャット上でのコミュニケーションもいつも迅速に対応いただいています。

──「HELP YOUに依頼してよかったな」と感じた具体的なエピソードはありますか?

HELP YOUに業務を依頼する際は、事前にフローを言語化して整理したうえでお渡しするのが通常の流れです。ただ、「こんな業務もお願いしたいのですがまだ内容の整理ができていなくて漠然としているので、来週まで待ってもらえますか?」とディレクターさんに相談したところ、「良かったら今、簡単にでもお伺いしますよ」と言っていただき、ざっくりとした状態でも業務を任せることができた時は、こういった依頼にも対応してくれるんだと驚きました。ノンコア業務を臨機応変に巻き取っていただいているので、ディレクターさんの優秀さにいつも助けられています。

コア業務に集中し、マネジメント力の形成も実現

──ディレクターの対応に満足いただけて嬉しいです!HELP YOU導入後、社内の動きに変化があれば教えてください。

コア業務に集中できるようになったのは大きな変化です。社員には、業界に特化した高度な動きをしてもらいたいというのが会社の本音なので、ノンコア業務に割く時間が減っているのは非常に意味のあることだと思います。具体的な数値で言えば、月にさばける量が300件だったコア業務が600件に増えるまでリソースが拡大しました。

また、今までは自分の手を動かすのが当たり前でしたが、「これはHELP YOUに依頼してみようかな」とメンバー1人ひとりの意識も変わっているように見受けられます。依頼するためには業務フローを整えてから連携する必要があるため、業務を俯瞰で見て言語化するマネジメントに近い経験を自然と積めているのも良い効果だと感じています。

──最後に、株式会社ユニヴァ・ペイキャスト様の今後の事業展開や、注力する領域等があれば教えてください。

展望として大きく掲げているのは海外展開です。現在は国内の事業者が国内向けサービスを展開する際の決済手段を提供するのが事業の柱なのですが、流通高の観点から見ると国内と海外展開には歴然とした差があります。海外企業が日本での販売を検討した際の決済手段や、仮想通貨やブロックチェーンも含めた送金、Fintech(フィンテック)の攻略など、決済代行会社の海外展開は非常に大きな可能性を秘めていると感じています。今後もし海外展開を進めていく場合、今よりもさらにコア業務に集中する必要があるため、やはりHELP YOUの存在は当社にとってなくてはならないものだと言えます。

(※)FinTech(フィンテック)とは、「金融(Finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせた言葉で、IT技術を使って新しい形の金融サービスを生み出す動きのことを指します。

まとめ

リソース不足や人員不足により業務が逼迫していた株式会社ユニヴァ・ペイキャスト様は、オンラインアウトソーシング「HELP YOU」を導入した結果、コア業務への注力人材採用に伴うコストカットを叶えられただけでなく、業務フローの可視化を通じて社員それぞれがマネジメント力を培うこともできました。

同社の営業推進部は、お客様の窓口となる担当ディレクターが一括して依頼を受け、それぞれの業務に適したアシスタントが複数名で業務対応するチーム制プランをご利用中です。HELP YOUには、多種多様なスキルや経験を持つ600人以上のメンバーが在籍しており、あらゆる業務をサポートいたします。

「アウトソーシングに興味はあるけれど秘匿情報を扱うから難しい」「リソース不足を解消したいのに採用活動が上手くいかない」など、貴社状況をお伺いし、最適なプランをご提案いたしますので、依頼できるか分からない業務でもまずは気軽にご相談ください。

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特にオンライン上のアウトソーシングサービスは、下記の点で多くのお客様に選ばれています。

【HELP YOUが選ばれる理由】


1.厳しい採用プロセスをクリアした「優秀なアシスタント」が業務を担当
2.チーム制だから人材が退職して業務が滞るリスクなし!長期的な依頼が可能
3.専属ディレクターがつくため、様々な業務をまとめて依頼できる

日々の雑多な作業を外注し、重要な業務に集中して生産性を上げたい方は
ぜひこの機会にHELP YOUの導入をご検討ください。

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