AIのアウトプットを“使える品質”へ。動画コンテンツの裏側を支える品質の番人

● プロフィール
S. Kiyota

宇宙物理学修士課程修了後、外資系コンサルティングファームで会計コンサルタントとして参画。その後、教育系スタートアップの経営企画として事業運営を支援。海外移住時はフィリピンの語学学校運営や学習サポートに従事。現在はHELP YOUにてAI関連ベンチャーのプロジェクトを担当。ECサイト運営やWebライティングなど多岐にわたる経験を有する。

得意なこと

・業務プロセス最適化 / 改善
・PMO(プロジェクト管理)
・資料作成(Excel / PPT等)
・Webライティング / 編集
・公式LINE運用 / 管理
・ECサイト運営支援
・柔軟なコミュニケーション

資格・スキル

・日商簿記2級
・ビジネス文書 / 各種資料作成:経験7年以上
・PMO / プロジェクト管理実務:経験3年以上

主に使用しているツール

・Word / Excel / PowerPoint
・Google各種ツール
・Chatwork / Slack
・Notion
・Asana
・Gemini / Claude
・Dropbox

HELP YOUで印象に残っているお仕事について教えてください。

ー動画コンテンツの制作・運用を行うお客さまからの依頼業務です。

お客さまからの依頼業務は、まずは小さく試してみるような形で始まりました。その中で、私が一人でその業務を担当することになりました。

業務内容は、動画ファイルを文字起こしし、その内容を確認したうえで、特定の形式に変換するものです。AIを活用して作業スピードを上げつつ、実際には出力内容をそのまま使うのが難しい場面も多くありました。複数人が同時に話している動画や、背景音が大きい動画、話し方にクセがある動画では、精度の調整が必要となり、そのまま次の工程に進めると品質に影響してしまいます。

私が意識していたのは、お客さまに納品することだけでなく、その先にいるエンドクライアントに安心して提出できる状態になっているかどうかです。自分で確認してみると「このまま次の工程に進むと、最終的な品質に影響が出るかもしれない」と感じる部分がありました。

そこで、他の業務に影響が出ない範囲で、動画と字幕を照らし合わせながら、必要な部分はできるだけ自分の手で確認・修正するようにしました。頼まれた作業を終わらせるだけではなく、お客さまが自信を持ってエンドクライアントへ届けられるアウトプットにしたい。そう考えて取り組んでいました。その後、お客さまの経営方針としても、従来の体制から、動画領域により力を入れていく流れになりました。

お客さまから「この取り組みが事業として成り立つ可能性を作ってくれた!」「あの時、品質を担保してくれて助かりました!」といった言葉をいただいたことがあります。自分の作業が、新しい領域に踏み出すうえでの支えになれたのかもしれない。そう感じられたことが、とても嬉しかったです。

仕事をするにあたり、気を付けていることや工夫していることはありますか?

ー意識しているのは、クライアントより先に気づくこと。

スタートアップ企業を担当している現在、特に心掛けているのは、お客さまと同じ目線で仕事ができるように、できるだけ多くの情報を自ら取りに行き、状況を読み取ることです。

特にお客さまの現場は変化がとても多く速いため、担当者や業務フロー、使うツールがどんどん変わります。そういう環境では、誰かから連絡が来るのを待っているだけだと、認識がずれたまま進んでしまうことがあります。
なので、チャットは自分宛てのメンションがなくても、できるだけ目を通すようにしています。AIに処理を任せている間に、関連するやり取りを確認する。少しでも疑問があれば、まず自分で調べる。それでも分からなければ、分かりそうな方に聞く。

そうやって、こちらから情報を取りにいくことを大事にしています。
クライアントも忙しいので、すべてを細かく説明する時間があるとは限りません。だからこそ、こちらが状況を読み取り「これは確認しておいた方がよさそうだな」と先回りして動くことが必要だと思っています。

また業務を続けていると、「この新しいAI機能を使えば、業務フローのこの部分を改善できるかもしれない」「業務フローやプロンプトを少し変えた方が、品質が安定するかもしれない」と感じる場面があります。そういうときは、気づいたことをできるだけ共有するようにしています。
もちろん、最終的な判断はクライアント側にあります。ただ、実際に手を動かしているからこそ見えることもあります。

言われた通りに進めるだけではなく、「もっと安定して回すにはどうしたらいいか」「次に人が増えたときに、同じ品質で進められるか」まで考えるようにしています。
最近は、マニュアルを整えたり、新しく関わる方に業務を共有したりする機会も増えてきました。自分だけが分かっている状態では、業務は広がりません。自分が担当しているうちに、次の人も迷わず動ける状態にしておくことも、大事な役割だと思っています。

働いてよかったと感じることはなんですか?

ーHELP YOUで働いてよかったと感じるのは、「オンラインでも信頼関係は築ける」と実感できたことです。

最初は、完全オンラインでどこまでクライアントやメンバーとの関係をつくれるのか、不安がなかったわけではありません。
でも、先に参画されていたHELP YOUメンバーがとても丁寧にレクチャーしてくださり、困ったときに相談できる環境もありました。自分も同じように、新しく入る方にはできるだけ分かりやすく共有したいと思っています。

また、現在対応しているクライアントも背景や意図を含めて質問すれば、必ず丁寧に答えてくださいます。だからこそ、こちらも遠慮しすぎず、必要なことは確認しにいく。そういうやり取りの積み重ねで、オンラインでも関係は深まっていくのだと感じています。

HELP YOUの利用を検討しているお客さまにメッセージをお願いします。

ー外部に依頼すると、「細かく指示を出さないと動けないのでは」「結局、自分でやった方が早いのでは」と感じる方もいると思います。

現在対応しているお客さまの動画コンテンツ業務も、最初からすべてが整った状態で始まったわけではありませんでした。もともとは別の専門領域が中心で、動画は小さく試してみる段階でした。業務フローや品質基準も、実際に対応しながら見えてきた部分が多かったと思います。
だからこそ、依頼された作業をそのまま進めるだけでなく、「この品質でエンドクライアントに出して大丈夫か」「どこまで確認すべきか」を私自身も考えながら対応してきました。

最初は小さな依頼でも、現場に入り込んで状況を理解し、必要な確認や改善を重ねることで、継続的に任せていただける業務に育っていくことがあります。
「何をどこまで任せられるか」が最初から明確でなくても大丈夫です。まずは今困っていることや、手が回っていない業務を共有いただければ、実際に動かしながら、どこを任せられるか、どうすれば負担を減らせるかを一緒に整理していけます。

HELP YOUのアシスタントは「作業を受けるだけでなく、業務に入り込みながら進め方を一緒に整えていく存在」だと思っています。

※掲載スタッフを直接ご指名いただくことはできません。

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