【営業事務サポート】月45時間のアウトソーシング導入でコア業務の強化を実現!

株式会社カーセブンデジフィールド 法人事業本部 取締役兼執行役員 法人事業本部長 東野茂人様
インタビュアー 株式会社ニット 森田茉美
多くの企業が直面する人員不足とリソース不足。新たに社員を採用するにも、募集から採用まで時間と費用がかかるうえ、採用後のミスマッチも懸念されます。
全国展開の自動車売買フランチャイズチェーンを運営する株式会社カーセブンデジフィールド様は、オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」を導入し、リソース不足を解消しました。
同社では、現在2つの部門でHELP YOUをご利用いただいています。今回は、そのうちの1つである法人営業本部の東野茂人様にお話を伺いました。
全国約130店舗のフランチャイズ展開と独自システムで自動車売買を丸ごとサポート
──株式会社カーセブンデジフィールド様は、自動車の買取販売フランチャイズ運営とシステム・サービス事業を展開されていると伺っておりますが、主な事業内容について、改めて概要を教えてください。
当社は自動車の販売と買取を行っているフランチャイズチェーンの本部であり、同時に業界向けにASPサービスの提供もしています。当社は自動車の販売と買取を行っているフランチャイズチェーンの本部です。
フランチャイズビジネスでは、「カーセブン」というブランドで、現在130店舗ほどを日本全国で展開しています。単にブランドの看板を貸して、あとは頑張ってください、というチェーン展開ではなく、営業や販売システムの開発と提供も含めた事業サポートが特徴です。特定の業界・業種に特化したSaaS(※1)のことを「バーティカルSaaS」というのですが、当社の場合は、自動車業界に特化したシステムを開発・提供しています。
現在9つのサービスがあり、例えば、車検証のQRコードを利用し、スマホひとつで査定と管理までできるアプリケーション「insmart system (インスマートシステム)」や、ペーパーレス化で業務効率を向上できる、車両買取に特化した電子契約システム「買取smart-sign (買取スマートサイン)」などがあります。近年では電子契約の需要も高まっていて、「買取smart-sign (買取スマートサイン)」は、中古車販売のネクステージ様やWECARS(旧ビッグモーター)様のような競合他社にも採用されています。
また、「一般消費者への安全・安心なサービスの提供」を理念に、消費者が安心して中古車売買できることを目指す「自動車購入協会(JPUC)」という団体があるのですが、その団体の買取契約件数の約50%が当社の電子契約システムを通して行われています。
(※1)SaaSとは「Software as a Service」の略で、「サービスとしてのソフトウェア」のこと。
──中古車販売業からスタートし、その後、なぜSaaS事業を始めたのでしょうか?
我々の業界は手書き書類がとても多く、営業活動後のアナログ作業に追われ、残業も少なくありません。社内会議が夜10時からスタートすることもあります。そんな中、本部が困っていることは、もちろん加盟店でも困っているでしょうし、競合他社でも同じような問題を抱えているはずと考えました。
デジタル化させて業務の効率を図りたいという思いはありましたが、システム会社に開発を依頼すると、開発者は当然売り上げを出さなければならないため、それなりの価格になります。さらに、継続的にシステムの更新も必要になり、そこにも費用がかかります。しかし現場で日々働く我々は、業務効率化のためにシステムを導入し、現場で使っていく必要があったため、自社開発しようという考えに至ったのです。
フランチャイズ事業を持つ当社は、システム開発で売り上げが伸びないと倒産するわけではないので、価格競争では比較的有利な立場にいます。そこで、シェアリングエコノミー(※2)という形で、少しずつ料金をいただきながら良いものを作っていこうという考えで、SaaS事業の展開へとつなげていきました。
(※2)個人間または企業間で活用可能な資産(場所・モノ・スキル等)をシェア(売買・貸し借り等)することで生まれる新しい経済の形。
リソース不足を即座に解消するならアウトソーシング
──システム開発で業務の効率化を図った御社が、オンラインアウトソーシングを導入された「背景」を教えください。
一言でいうと、リソース不足です。我々のメイン業務は法人営業ですが、営業に付随した事務作業も多く、コア業務に集中できない現実があります。営業に特化した職場環境を部下やスタッフに提供する必要があると感じていましたが、社員の採用となると、求人広告を出してから採用まで時間がかかります。そこで、アウトソーシングを検討し始めました。
──数あるアウトソーシング会社の中で、HELP YOUの導入を決めた理由を教えてください。
インターネットで「事務代行」と検索をし、3、4社ほどに問い合わせて話を聞きました。その中でHELP YOUは、RPA(※3)を使った業務にも対応していて、進んだ技術を駆使している印象を抱きました。
何より、営業担当者の方がとても気持ちのいい対応をしてくださり、強く印象に残ったのです。他社の営業担当者の話も聞きましたが、HELP YOUの担当者がダントツで好印象でした!
(※3)RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション):ソフトウェアロボットを使用して、事務処理やビジネスプロセスを自動化する技術
スピーディーかつ正確な業務理解が強み。BPOセンターも活用し、営業事務を多方面からサポート
──ありがとうございます!現在は主に営業事務全般のサポートをご依頼いただいていますが、具体的な業務内容やご依頼状況について教えてください。
査定情報システムの取り込み状況を店舗別にチェックする業務は、土日も含めたデイリー作業としてお願いしています。発生ベースの業務では、契約書作成やアカウント作成、商圏分析、経営管理MTG資料作成など、営業サポートを多岐にわたり対応していただいています。
──普段はどのように業務をご依頼いただいていますか? また、ご依頼の際、オンラインでのやり取りに課題はありますか?
業務の引継ぎが完了しているものはBacklogで、デイリーの報告や新規の相談にはSlackを使っています。当社もコロナ禍は在宅勤務に切り替えオンラインでのやり取りをしていたので、オンラインコミュニケーションには特に問題を感じていません。
導入当初は、郵便物送付などの物理的な業務は対応できないとのことでしたが、現在はHELP YOUのBPOセンター(※4)が福岡に開設されたので、その点もクリアしています。
(※4)HELP YOUがBPO業務を担うHELP YOU 福岡センターのこと。HELP YOU福岡センターでは、強固なオフィスセキュリティ環境でコールセンター業務や発送・封入作業、機密情報を扱うデータ作業も対応可能。
──BPOセンターでは、どういった業務をご依頼いただいていますか?
フランチャイズ加盟店に、毎月MVPの表彰状を送付する作業をお願いしています。平均して毎月70枚ほどの表彰状を40店舗に送るのですが、以前は担当者が1人で一日かけて印刷から郵送準備までをしていて、それが結構大変でした。その負担をHELP YOUに請け負ってもらえて、だいぶ楽になりましたね。
──HELP YOUへ業務をご依頼されている中で、特に「依頼してよかった」と思われた業務はありますか?
率直にいうと、どの業務もHELP YOUに依頼してよかったです。外注しない方がよかったと思うことが一切なく、悪かったことはないですね。
特によかったと思う点は、実務スタッフの業務に対する理解度の早さと深さです。当社からは、業務依頼の窓口となるディレクターに業務内容を説明して、それをHELP YOU内で説明をして展開していくわけですよね。そこの連携がとてもスムーズで、長けていると感じています。
例えば、店舗分析に使用しているテラマップという外部システムに関わる業務を依頼した際、設定が少し複雑なのですが、作業目的の理解も結果の提出も早かったです。
そしてもう一点、依頼したことを過不足なく適切にピッタリとやってくれるところが素晴らしいですね。アウトソーシングの場合、過不足なく対応することが100点満点だと個人的には思っているので、大変満足しています。
1人平均7時間のノンコア業務を外注化。コア業務に集中し顧客満足度もアップ
──御社のマーケティング部でもご契約いただいているとお伺いしていますが、複数部署で契約に至った経緯を改めてお聞かせいただけますか?
マーケティング部も人員不足とのことで話を聞くと、HELP YOUで対応できそうな業務内容だったので、我々から紹介しました。マーケティング部の仕事が滞ると営業部も困るという内部事情もあります。実際に利用してみて、マーケティング部も満足していると聞いています。
──ご紹介いただきありがとうございます!HELP YOU導入後に、社内の動きに変化があれば教えてください。
リソース不足を解消でき、電話対応や資料作成など、本質的な営業活動に注力できるようになりました。HELP YOU導入後は、ノンコア業務に費やしていた時間を、1社員あたり平均して7時間ほど短縮できています。HELP YOUの利用時間が、そのままコア業務に使える時間の確保につながっているわけです。今後、他にも依頼したい業務があり、今年に入ってから利用時間を30時間から45時間に増やしました。
HELP YOUの導入は単なる人員・リソース不足の解消だけでなく、コア業務に集中してより充実した営業提案につながるので、我々のお客様にとっても喜ばしいことだと思っています。また、アウトソーシングでも精度の高い仕事をしていただくことによって、最終的にはお客様の満足度もあがると感じています。当社の代表は、アウトソーシングできる業務は積極的に外に依頼していこう、という方針を持っていますが、社外に依頼するより社内でやった方が早い、と考えている企業も多いと思います。我々が他社にもHELP YOUを勧めるとしたら、大概の業務はアウトソーシングで対応できる人に頼んだ方が早い、ということをお伝えしたいですね。
──最後に、株式会社カーセブンデジフィールド様の今後の事業展開や、注力する領域等があれば教えてください。
今後、大きく方向転換することは考えていません。現在展開しているフランチャイズ事業とSaaS事業の2つで、スパイラル状に相乗効果を生み出すことを目指しています。
もう一点は、アウトソーシングと形態は異なりますが、我々もHELP YOUのような存在となって、加盟店が直面している人員・リソース不足の課題に対応できるようにしていきたいと考えています。例えば、店長やマネジメント人員、営業人員を本部から派遣する、あるいは、看板とスタッフは用意してもらうけれど実際の運営は本部が担うといった形態に、今年の春からチャンレンジしています。
当社にとって、「人」が大きなテーマとなっています。我々が今HELP YOUに支援していただいているように、加盟店への人員サポートから、お客様の事業サポートまでを実現していきたいです。
まとめ
リソース不足でコア業務に注力できなかった株式会社カーセブンデジフィールド様の法人営業本部は、オンラインアウトソーシング「HELP YOU」を導入した結果、リソース不足の解消だけでなく、アウトプットの品質の高さから、お客様の満足度向上にも貢献していると実感されています。
同社は、お客様の窓口となる担当ディレクターが一括して業務依頼を受け、それぞれの業務に適した実務スタッフを集め、複数人で対応するチーム制プランをご利用中です。HELP YOUには、多種多様なスキルや経験を持つ600人以上のメンバーが在籍しており、あらゆる業務をサポートいたします。
「どんな業務をアウトソーシングできるのかわからない」「RPAにも興味があるが具体的に何ができるのかわからない」など、貴社状況をお伺いし、最適なプランをご提案いたしますので、まずは気軽にご相談ください。
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1.厳しい採用プロセスをクリアした「優秀なアシスタント」が業務を担当
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ぜひこの機会にHELP YOUの導入をご検討ください。
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