【ライティング】熱量あふれる記事で、自治体で働く魅力を発信

株式会社パブリックコネクト 代表取締役 平田祐太郎 様
インタビュアー 株式会社ニット 中野由莉子

スタートアップ企業にとって、自社のビジョンに共感し、かつ特定の技術やスキルをもつ人材を確保するのは容易なことではありません。

大阪府に本社を置く株式会社パブリックコネクトは、今年8月、官公庁に特化した人材採用プラットフォーム「PUBLIC CONNECT(パブリック コネクト)」の提供を開始しました。

サービス開始から1ヵ月半で、70を超える自治体が導入を決定。急拡大する需要を見越して、オンラインアウトソーシング(※1)「HELP YOU」を導入し、自治体のインタビュー記事の執筆を依頼しています。

「PUBLIC CONNECT」において、自治体やそこで働く人たちの魅力を伝えるインタビュー記事は、主要コンテンツのひとつです。主要コンテンツづくりのパートナーとしてHELP YOUを選んだ経緯や導入後の感想を、パブリックコネクト代表取締役の平田祐太郎様に伺いました。

※1 オンラインアウトソーシング:インターネットを活用し、リモートで業務サポートを行うサービス

多くの自治体が抱える「人についての課題」を解決する

──御社の事業内容についてお聞かせください。

私たちは、「公共の可能性をひらく」ことを事業目的に掲げ、官公庁に特化した人材採用支援サービス「PUBLIC CONNECT」と、公務員からの転職に特化したキャリア支援サービス「Gov2Career(ガブトゥーキャリア)」を提供しています。

──官公庁やそこで働く方に特化した人材サービスを開始しようと思ったきっかけは何でしょうか。

私は当社を設立するまで4社に在籍し、全ての企業で一貫して自治体と関わる業務を担当してきました。

日本の自治体数は1700ほどあります。私は、延べで言うとその半数以上と接点を持ってましたが、多くの自治体で共通していたのが「人についての課題」です。それは、人材を採用するうえでの課題だったり、今働いている職員の幸福度についての課題だったりです。

確かに自治体の採用体制や、職員との向き合い方には変わるべき部分が多くあるかもしれません。しかし一方で私は、官公庁が地域や住民に果たす役割の尊さや、その仕事のおもしろさ、働く職員の方の魅力を知っています。そこで、「多くの人に官公庁で働く選択肢と魅力がきちんと伝われば、より多くの人が自治体で働く選択肢を選ぶのでは?」と思うようになったのがきっかけです。

──日本では、就職活動における公務員人気は根強い印象があります。実際に、自治体からの採用支援のニーズはあるのでしょうか?

今までは、自治体の採用といえば、困っていないところが多かったかもしれません。特にコロナ禍では、民間企業が採用を控えたことや景気不安の影響で、公務員人気が高まりました。しかし、少子化が進み、民間企業で人材確保の重要性が増す中で、自治体の応募倍率は年々低下しています。

また、コロナ禍以降浸透した「リモートワーク」で、就職してからも地元に住み続けたい人には、民間企業の選択肢が大幅に増えました。

少子化により新卒の採用母集団が減るにつれ、中途採用にも力を入れていく必要がありますが、これまで公務員求人は人気があり、採用に困っていなかったからこそ、組織としての採用活動に対する理解や、ノウハウ、体制が追いついていない自治体が多いのです。

新卒だけでなく、民間企業で働く優秀な人材も含めたあらゆる人材にとって、次のキャリアとして自治体が当たり前の選択肢となるように、官民の隔たりをなくし、新たな繋がりを創ることが私たちの使命だと思っています。

各自治体が持つ魅力を生かし採用活動をプロデュース

──御社のサービスの特徴について教えてください。

パブリックコネクトは、自治体の採用担当者にとって「求人サイト」ではなく「採用」のプラットフォームです。自治体の採用担当者が当社のプラットフォームを使うことで、効果的で効率的な採用活動ができ、結果として求職者にとってもメリットがある状況を作りたいと考えています。

私たちのプラットフォームを通じて、自治体に就職したい人の動機を「公務員になりたい」から「この自治体で働きたい」に変えることが目標です。

そのために当社のサービスでは「リクルーティングプロデューサー」が、各自治体の採用活動をプロデュースしていきます。具体的には、求人情報の掲載だけでなく、各自治体のブログ記事やPR動画など、自治体で働く魅力が伝わるコンテンツを作成し、発信しています。

──HELP YOUにアウトソーシングしているのは、自治体ブログの執筆ですね。

はい。自治体ブログでは、当社が各自治体で働く職員の方にインタビュー取材を行い、その記事を掲載しています。どのような記事にするかの企画構成、および取材は、全て当社のリクルーティングプロデューサーが行い、その音源をHELP YOUに提供し記事化してもらっています。納品された原稿はリクルーティングプロデューサーがチェックし、自治体に最終確認を取り掲載する流れです。

当社ではリクルーティングプロデューサーが自治体へプロデュース方針を企画提案し、取材後に、ブログ記事やPR動画を作成します。リクルーティングプロデューサーと、ライター、動画クリエイターの三角形の体制を自治体の数に合わせて増やしていきたいと考えています。

取材時の熱量を反映した記事がコンテンツの魅力度を高める

──コンテンツ作成の重要な部分でHELP YOUを利用してもらえて光栄です。ライティング業務をアウトソーシングしようと思ったのはなぜでしょうか。

先ほどお話した、プロデュース方針の企画提案・記事化・動画作成の三角形で言うと、事業を拡大していくうえで、課題となるのがブログ記事の執筆でした。当初は、自社でライターを雇うことも検討しました。しかし、リクルーティングプロデューサーは採用活動の専門家であって、ライティング業務をマネジメントする専門性は持ち合わせていないので、ライターを育成することは難しいでしょう。

今後当社サービスを利用する自治体が増える中で、質と量を担保しながらブログ記事を作成していくには、社外パートナーを活用する方が合理的だと判断しました。

──実際にHELP YOUにライティング業務を依頼していかがでしたか?

理想的な形でライティング業務を担ってもらっており、今や当社のコンテンツ作成でHELP YOUは無くてはならない存在です。

導入前に不安に思っていたのは、リクルーティングプロデューサーの自治体に対する熱量をどの程度記事に反映してもらえるのか、という点でした。ライティングを依頼する際に提供する音源データから、カットしたい部分や強調したい部分、分かりやすく言い換えてほしい部分など、きちんと汲み取ってもらえるだろうかと、最初は恐る恐る依頼したのを覚えています。

しかし、結果的にその不安は杞憂でした。まず、記事化をお願いする過程で、当社で簡単なガイドラインを作成しました。そのうえで、プロデューサーの「この自治体のこの部分をアピールしたい」「この自治体のここを踏み込んで紹介したい」などの意図を伝達します。するとプロデューサーの思いを形にした原稿が出来上がってくるので、本当に助かっています。

これからもブログ記事はどんどん掲載していく予定なので、10月以降は、契約時間を二倍に増やすことにしました。

HELP YOUで働くメンバーの記事が導入の決め手に

──ありがとうございます! 数あるアウトソーシングサービスの中でも、HELP YOUに決めた理由は何でしょうか?

実は以前から、HELP YOU広報のSNSをフォローしており、そこでサービスのことは知っていました。

そのSNSでは、HELP YOUのオウンドメディア「くらしと仕事」の記事を紹介していて、いくつか読んでいると、国家公務員から個人事業主へ転身したメンバーのインタビュー記事が目に止まったのです。

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国家公務員、地方公務員を経験し、今はHELP YOUで働きながらキャリアコンサルタントとしても開業していて、ゆくゆくは地元に貢献できる仕事がしたい。そのようなキャリアビジョンを持つ方でしたが、当社でもこのような人材に働いて欲しいと思いました。と同時に、このような働き方をしているメンバーがいるHELP YOUは、きっと信頼できるサービスに違いないと確信しました。

ですので、HELP YOUに問い合わせをしてから、他のサービスとは一切比較検討せずに導入を決めました。

──採用活動の一環で運営しているメディアですが、御社の導入の決め手になるとは嬉しいです! SNSもフォローしてくださってありがとうございます。

特に、HELP YOU広報の小澤さんのXについては、個人アカウントなのに、HELP YOUのサービスについても上手くPRされていて、プロデュース力が素晴らしいな、と以前から感じていました。

小澤さんに限らず、HELP YOUには、自社の採用活動やPRに、自ら積極的に関わる社員が多くいることにすごく魅力を感じます。

──最後に、HELP YOUを導入したことで御社に何か変化があれば教えてください。

HELP YOUにブログ記事の執筆を依頼したことで、サービスを拡大するうえでの安心感が持てたのは大きな変化です。

当社サービスを利用してくださる自治体は、今後も右肩上がりに増えていくでしょう。でも、HELP YOUに依頼すれば、少なくともライティング業務は心配いらないと確信できたことはありがたいです。

編集後記

パブリックコネクトでは、官公庁の採用領域にとどまらず、今後、採用後の定着支援や、職員の幸福度に貢献できるような支援も行っていく予定だそうです。

「新しいサービスをスタートする際には、自社のリソースで完結できない部分を真っ先にHELP YOUに相談したい」とありがたいお言葉をいただきました。

HELP YOUでは、御社の主要なコンテンツづくりにも、御社と同じ熱量で携わっていきたいと思っています。ライティング専門のスタッフも多数在籍しており、インタビュー・取材記事のほか、イベントレポート、プレスリリース、ブログ執筆、SNS投稿文作成、などさまざまな文章でご利用いただいています。

ライティング業務のアウトソーシングをご検討の際は、ぜひHELP YOUにお声がけください。

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