「HELP YOU」の活用で社員の意識改革!メンバーのポテンシャルを引き出し生産性が向上したチーム体制 アディッシュ株式会社さま

アディッシュ株式会社
https://www.adish.co.jp
取締役 兼 管理本部長 杉之原明子さま
インタビュアー 弊社代表 秋沢崇夫

今回はソーシャルメディアでのコミュニケーション課題の解決を支援するアディッシュ株式会社さんに、どんな課題があったのか、依頼している業務、どういう使い方をしているのか、どういう効果があったかなど、HELP YOUの評判をインタビューしてきました。

たった4人の管理本部 メンバーは全員お母さん

秋沢

「HELP YOU」のサービスを導入するにあたって、当時お困りになっていたことは何ですか?

管理本部が立ち上がったとき、チームは私と3人のお母さんの4人でした。採用担当ひとり、労務担当ひとり、総務担当ひとり、以上でした。例えば子供が熱出す、しかし誰もフォローできない・・。チームの拡張性がないことが悩みでした。もうひとつは、リーダーの元、日々ルーチンワークをするという、彼女たちのそれまでの働き方でした。ルーチンをこなすだけで1日を過ごす、というのは、自分の時間のコントロール権を上司に渡してしまうことになると思うのです。その2つが、大きな課題でした。

秋沢

その時に解決方法として、新規採用とか他の部署から人を移動させるとか、いろいろあったと思いますが、「HELP YOU」のサービスを導入しようと思った経緯を教えてください。

そもそも、管理本部は間接部門ではあるので、なかなか人が増やしづらい。且つ、管理本部にまだ実績がなかったので人を採用するというプレゼンもしづらくて。そこでまず、全員に業務一覧を作ってもらい、自分たちでなければできない仕事か、外に出せる仕事かといった業務整理を行いました。それプラス、全てを自分一人で抱えるのではなく、他の人の力を借りることを考えてもらいました。他のチームメンバーのリソースを使うためには、自分がリーダーとして動かなくてはならず、メンバーとして仕事を黙々とこなすのではなく、仕事を渡すための設計をする、そういう考え方に切り替えてもらったのです。そんな中ちょうど「HELP YOU」の話を聞いて、「あぁ、これで彼女たち、ひとりひとりのチームができる」と思ったんです。家庭の状況で突然休まなければならなかったとしても助け合える、彼女たちひとりひとりのチームです。

痒い所に手が届く 仕事ってこうあるべき

秋沢

「HELP YOU」にどんな業務を依頼していただいてますか?

調査系が多いです。採用の媒体とか、助成金の調査とか。他には営業資料のブラッシュアップや、展示会に使うチラシのデザインとかですね。

秋沢

業務範囲はいかがですか。狭いですか、広いですか?

専門性はさておき、まず、とにかく話を聞いてくれます。困った時、とりあえず話してみようという(笑)。聞いてくれる、受けてくれる、何とかしようとしてくれる。その姿勢が素晴らしいです。

秋沢

対応スピードはいかがですか?

感動レベルで早いですし、相談なく納期が遅れたことが一度もないので、メンバーが自分でやるよりも安心なくらいです。「週明けの確認でいいですよ」という依頼でも、土日に返信が来るので、「ちゃんと休めてるかなぁ」とこちらが逆に心配になるくらいです。

秋沢

品質はいかがですか?

痒い所に手が届く感じです。私は、業務を依頼させていただくとき、「何のために必要なのか」といった背景を依頼時に必ず伝えるようにしていますが、そうすると調査依頼時など、依頼内容が微妙でも、その背景を汲み取って、備考という形で実際いちばん欲しかった情報を載せてくれたりするんです。

秋沢

なるほど。そういうプラスアルファが助かっている部分もありますか?

はい。すごく助かっていますし、「仕事って、こうあるべきだよな!」って思います(笑)。「資料を作ってください」と依頼したとして、ただ作るのではなくプラスアルファがとても大切で、そのために背景を知ろうとすることも必要ですし、依頼者ならば、それを導くための背景を伝えることが重要です。メンバーが「HELP YOU」さんへ依頼することは、社内で仕事を依頼する時の練習にもなっています。

緊急じゃないけど重要な仕事が どんどん進むようになった

秋沢

「HELP YOU」を利用してみて、何がどう変わりましたか?

アディッシュでは、「職能タスク(日々やる専門業務)」と「事業タスク(数年後ありたい姿のためにいまやる仕事)」という考え方をしているのですが、緊急じゃないけど重要な仕事である、事業タスクがめちゃめちゃ進むようになりました。事業タスクは数年後のためのタスクなので、基本的に手がつかないものです。例えば、業務改善をするためのツールを選ぶとして、じゃあ世の中にあるサービス一覧を作る必要があるね、でもサービス一覧を調べるための時間がないからできないや。といった具合にいつまでも終わらないのです。でも、「HELP YOU」さんに調査依頼をして、情報をもらっておけば、いきなり動けるわけです。

秋沢

社内で雇っている人材もあると思うのですが、どのように使い分けをしているのですか?

事業タスクにおいては、前に進めるように情報をまとめてくれる人が「HELP YOU」さんで、我々はそれを受け取って進めていく人、というイメージです。一方、職能タスクは、管理本部なので個人情報とか労務情報を扱っていまして、コンプライアンス上なかなか外に依頼しづらいものを内部でやっている感じです。

「HELP YOU」を利用することが リーダーシップの練習に

秋沢

「HELP YOU」を利用したことで、変わった点などをお聞かせください。

すごく良い効果があったと思います。特に採用担当者は、1年半前はアルバイト面接者に日々リマインドの電話をかける、まさに「ルーチンワークでいっぱいいっぱいですから」という状態でした。しかし、自分の仕事をマニュアル化、電話をかけるのは当社別部署のコールチームに任せるようにして、中途採用は媒体や人材紹介会社のリストを「HELP YOU」さんに作ってもらってリレーションを取り、履歴書を社内で共有するツールも「HELP YOU」さんに調査してもらって導入し、と次々と仕事を改善させまして、この半年で、アルバイトと中途を合わせ200人もの採用をたった1人でオペレーションしたんです。しかも、お子さんの慣らし保育期間は自宅で仕事をするということも挑戦した上、時間を作ってセミナーや研修などへもどんどん出向いていきます。日本でいちばん生産性が上がっているんじゃないでしょうか(笑)。もう、本当に驚きです。

秋沢

それだけの仕事をオペレーションできるようになったのは、仕事を「外出し」できるようになったことが大きいのでしょうか?

そうですね、やはりそれがいちばん大きいと思います。それだけのスピード感と生産性を持てるようになったのは、「HELP YOU」さんの支えがあってのことだと思います。

秋沢

「HELP YOU」はリモートですが、マネジメントは大変ですか?

大変かどうかというよりも、リーダーシップの勉強になるんですよ。「このアウトプットに導いたのは、あなたのマネジメントの結果だよ」と、そこは厳しくしていて、「HELP YOU」さんに依頼することでリーダーシップを養う練習をしてもらっていると思っています。

秋沢

「HELP YOU」を今後はこんな使い方をしたいなどあれば、お聞かせください。

現在は、思い描いていた最適な形に落ち着いていると思っています。これからは他事業部にも、なぜ管理本部がこのような仕事の仕方が出来ているのか、止まっている事業タスクがなく進んでいるかということをもっと伝えたいですね。「HELP YOU」をうまく活用することをもっと伝えられたらなと思います。

編集後記

「HELP YOU」の利用は、単にリソースが増えたということに留まらず、メンバーにリーダーシップを学ばせ、ポテンシャルを引き出せた要因になったという杉之原さま。「HELP YOU」活用方法の新たな一面に瞠目しました。