採用アウトソーシングを徹底比較【2019年度最新情報】

採用のアウトソーシングへの依頼を検討したいがよくわからない
面談のフィードバックや採用プランの策定などにもっと時間をかけたい
採用フロー、社内制度に関する知見を専門家に依頼したい
こんな悩みをお持ちの採用担当者の方はいませんか?
こんにちは。
多くの会社の採用アウトソーシングを受けているHELP YOUで編集長をしている森です。
インターン生の採用やリモートワーカーの採用にも携わる中で、採用アウトソーシングを活用し、一人で1ヶ月約40人の面談をこなしています。
今回は実際に採用アウトソーシングを活用した目線から、採用アウトソーシングについて、ご紹介したいと思います。
採用に関する業務は細々したことが多い上、人を相手にした専門分野であり、非常に時間のかかる業務も多いのが特徴です。
採用アウトソーシングにどこまで依頼できるのか、そもそも費用はどれくらいかかるのかなど、基本的なところから、メリットデメリットを解説しつつ、最後におすすめの採用アウトソーシングをご紹介します。
先におすすめの採用アウトソーシング会社をご覧になりたい方はこちらからリンク先に飛んでください。
採用アウトソーシングとは
採用業務のアウトソーシングはRPO(Recruitment Process Outsourcing)ともいわれ、企業の採用活動を代行してもらうサービスのことをいいます。
一般的な採用活動は、「募集計画→応募者管理→母集団形成→選考→内定」といったプロセスを踏みますが、採用のアウトソーシングではこのプロセスの一部または全部を代行してもらうことが可能です。
採用アウトソーシングの業務内容
採用アウトソーシングに依頼できる業務としては、主に以下になります。
・採用計画の立案
・会社説明会の企画・運営・集客サポート
・求人媒体・応募者管理
・スカウトメール配信代行
・書類選考(スクリーニング)
・電話対応
・面接日程調整
・合否連絡
・採用業務の進捗レポート作成
・内定者フォロー面談
・面接官のトレーニング
このように幅広い業務を委託することができるため、結果的に本来やるべきコア業務に集中することが可能です。
採用アウトソーシングの市場規模
採用アウトソーシングは人手不足や生産性向上の文脈の中で、
最近、話題になっていますが、市場規模としてはどれくらいなのか見ていきましょう。
矢野経済研究所がおこなった調査によると、
予測である2018年時点での人材サービス全体の市場規模(予測)は7兆4571億円、
実績ベースでの2017年では前年度比23.5%増の6兆7,143億円となっています。
採用アウトソーシングのメリット
では、アウトソーシングサービスの導入によってどのようなメリットが自社にもたらされるのか、具体的にご説明します。
採用アウトソーシングのメリット①採用業務にかかわる重要業務に集中できる
採用業務をアウトソーシングすることで、自社の採用担当者は最終面接や採用の判断など、採用活動の重要業務に集中できる環境の創出ができます。
採用担当者が本来行う必要のない煩雑な業務などを委託することにより、業務工数の削減が可能です。
採用アウトソーシングのメリット②採用業務のパフォーマンスを可視化できる
近年では採用活動が営業活動につながるといっても良いほど、採用の成否がビジネスの成長を左右する時代になりつつあります。
営業活動において営業成績の数値が見えない状態は、企業として健全な状態ではないでしょう。それは採用に関しても同様です。
採用活動を可視化するための方法として、今回ご紹介しているアウトソーシングがあります。
採用業務のアウトソーシングサービスの導入によって業務の可視化ができます。適切な採用活動およびパフォーマンスの判断をしていくことが可能になり、結果的にビジネスの成長が促進されることも期待できるでしょう。
採用アウトソーシングのメリット③採用業務にかかる管理コストや手間を削減できる
「アウトソーシングはコストがかかる」というイメージしがちですが、必ずしもそうではありません。
採用にかかるすべてのコストを考えた場合、応募管理ソフトを用意する手間や残業代などの人件費を省けるため、結果的には大幅な管理コスト削減につながる場合があります。
採用アウトソーシングのメリット④高い専門性を活かした採用活動ができる
採用代行サービス業者にはさまざまな企業の採用業務を行ってきたノウハウがあるため、どのようなスキルのある人材をどれくらい欲しいのかなど、自社の採用戦略に合わせた採用活動を行ってくれます。
また、最近ではインターネットの求人媒体だけでなく、SNSを通じた新しい採用手法が周知されるようになってきたため、そういった最新の動向もプロに委託することで導入できるようになりました。
採用業務のデメリット
次に、採用業務を代行会社に委託するデメリットについて見ていきましょう。
前述のメリットとデメリットを比較しながら、導入の検討をおすすめします。
採用アウトソーシングのデメリット①採用した人材と自社との間にミスマッチが発生する
採用業務をアウトソースする場合、自社の求める人物像にあった人材を採用するために、委託先とは詳細な条件など細かい部分までの連携が必要になります。
綿密な連携がうまくいっていないと、「どのような人材を求めているのか」委託先の理解が得られず、採用したい人材を獲得できない可能性もあります。
そのため、委託業者とは密な連絡のやり取りが大切です。
採用活動を成功させるためには、「依頼された業務だけを単純にこなす業者」ではなく、「企業の成功をともに目指すパートナー」として、ビジネスの成功を一緒に考えてくれるベンダーを探すことが重要になります。
採用アウトソーシングのデメリット②自社に採用のノウハウが蓄積できない
採用をアウトソースすると自社では採用業務を行わないため、細部の重要なノウハウが蓄積されにくくなり、採用担当者の育成ができません。
今後自社で採用活動を行うことになった場合、同様のプロセスをスムーズに進めていくのは難しいといえるでしょう。
代行サービスを利用している間は順調であっても、契約を解除した後、同じように採用活動ができないので注意が必要です。
採用アウトソーシングのデメリット③委託コストがかかる
短期間であっても採用をアウトソーシング委託するとなれば必然的にコストが発生します。
ただし、採用された人材が今後企業にもたらす利益や、逆に採用代行サービスを利用しなかった場合にかかるコストなどと比較することが必要です。
自社で行う場合と委託した場合、それぞれにかかる費用のシュミレーションをあらかじめ行ってから導入するか判断するのもよいでしょう。
採用アウトソーシングのデメリット④アウトソーシング先の選定が重要になる
日本において採用業務のアウトソーシング(RPO)は、まだ新しいサービスです。
増えてきている代行業者にも得意な業界や実績などに大きな差があります。
採用活動を行うにあたり、事前のヒアリングだけでは委託するか否かの判断が難しい場合が少なくありません。
採用活動を成功させるためには、それぞれの代行サービス業者のサポート体制やビジネスモデルをしっかり把握したうえで契約することがとても大切です。
また、採用能力や人材紹介会社以外における採用リソースを幅広く持っているかも重要な判断基準となるでしょう。
採用アウトソーシングの料金
採用アウトソーシングの利用をする場合に、外せないポイントとして料金が挙げられます。
料金体系は企業によって様々ですが、新卒採用と中途作用では業務内容と採用活動期間が異なるので費用も少し異なります。
トータルでサービスを利用すると月額で料金を設定する企業が多いです。新卒採用と中途採用に分け、料金と相場についてご説明しましょう。
採用アウトソーシングの料金①新卒採用
新卒採用の場合、採用アウトソーシングを一式で依頼すると、月額30~60万となります。
利用するサービスにより内容業務は様々ですが、採用計画から母集団形成、応募者管理や選考、内定者フォローまでお任せできる企業もあります。
新卒採用は限られた期間内で効率よく採用活動を行い、求める人材の応募者を増やすこと、内定辞退者を減らすことが重要となります。
採用のプロが効率的な採用業務を行い、学生へ丁寧に対応する代行サービスで、予算内に利用できないか相談するといいでしょう。
採用アウトソーシングの料金②中途採用
中途採用の場合に一式で依頼すると月額40万~70万となります。
新卒採用と異なる点は、人材の採用が短期間で決定すれば費用が少なくなることです。
また内定者フォローといった新卒に特化した業務は発生しません。
内定まで効率よくスピーディに採用活動を行える代行サービスを選択すれば、費用を抑えられるでしょう。
<h3>採用アウトソーシングの料金③各業務別料金</h3>
各業務を一部のみ代行することも可能です。
次のような料金を一例として上げます。
応募者管理月額5万円~
合否連絡月額2万円~
管理システム月額5万円~
内定者フォロー1日5万円~
説明会1日5万円~
面接、選考会1日5万円~
一部のみもしくは何点か選択してアウトソーシングできるサービスが多いため、企業に確認して見積もりをしてもらうといいでしょう。
採用アウトソーシング5社比較
これまで採用代行サービスの内容やメリット・デメリットをご説明してきましたが、本格的に導入したい!という際にお勧めの会社企業をご紹介します。
採用事務のアウトソーシング
HELP YOU
HELP YOUは継続利用率が97%以上の実績を持ち、採用率1%を難関をクリアした優秀なアシスタントがチームでサポートを行ってくれます。
応募受付から面接日程の調整までといった単発の業務から、トータルパッケージでの採用業務依頼も可能です。
厳選されたスタッフがチームですべての採用業務を行うため、漏れがなくレベルの高い業務が期待できます。
・窓口担当に依頼するだけで業務が完了する
・事務作業もすべて任せられるので、コア業務に集中できるようになる
TSUNAGU SOLIUTIONS
2007年の創業以来、TSUNAGU SOLIUTIONS(ツナグ・ソリューションズ)は、日本で初めてのアルバイト・パート専門の採用代行サービス会社です。
アルバイトとパートにサービスを特化しているため、正社員や派遣社員とは違った採用の難しさの理解とノウハウがあります。
そのため、応募受付や求人募集の支援などをメインに行い、アルバイト・パート人材の採用をサポートしてくれます。
・365日稼働の応募者対応コールセンタ―完備
・100万人のデータベースからマッチングさせる紹介サービスや、派遣サービスも提供
採用人事のアウトソーシング
株式会社ウィルオブ・ワーク(旧セントメディア)
多拠点で展開しており、地域ごとにあわせた採用代行を行ってくれます。
セントメディア内で育成したスタッフが対応してくれるため、品質も安定してます。
総合的な人材サービスとして、保育士や医師の紹介も手掛けている幅広さも特徴です。
・豊富なデータベースで幅広い人材に対応可能
・自社育成のスタッフを派遣するので、品質が安定している
採用アウトソーシングの大手
パーソルテンプスタッフのアウトソーシング採用
人材派遣40年、業務委託18年の経験あり。
長い歴史が証明するたしかな実績で、幅広い要望に対応可能です。
業務を実施する環境・設備や、業務を実施する人員の人件費などさまざまな見積もりを実施してくれます。
・業務委託の際は、テンプグループの複数の運用施設や依頼主の企業で稼働を選択可。
・プライバシーマークとISMSを取得済み
株式会社ディスコのアウトソーシング採用

・上流から下流まで幅広いサポート内容
・採用だけでなく、教育も含めてサポート
まとめ
「自社で求める人材を獲得する」=「採用を成功させる」ためには、「質」「量」「スピード」をそれぞれをバランスよく満たす必要があります。
母集団の形成として、まず一定の「量」を確保しなければなりませんが、「量」を求めすぎてしまうと「質」がおろそかになってしまいかねません。
求人倍率が高水準となっている現在の「売り手市場」では、他社よりも早い採用活動における「スピード」のも求められるようになってきました。
また、転職市場が変化し続けるこの時代、今後はその変化に対応し同時に戦略を立てるのも難しくなっていくでしょう。
自社ですべてをまかなうには厳しい状況のもとでは、高い専門性のある代行業者に採用業務を委託することもひとつの手段といえます。
欲しい人材を獲得するために「委託する部分と自社で厳選する部分」を明確にし、本来社内でやるべき業務を見直してみてはいかがでしょうか。
アウトソーシングはHELP YOUで
アウトソーシングでHELP YOUが選ばれる理由
人手不足が深刻な状況で、アウトソーシングを活用する企業が増えています。
オンライン上で業務を代行するオンラインアシスタントサービスは下記の点で多くのお客様に選ばれています。
オンライン上での業務代行だから、
・雇用・派遣と比べて圧倒的に費用が安い
・働く場所を選ばないので優秀な元大手企業のキャリアウーマンが多数
・チーム制で1社につくので、複数業務のアウトソースが一括でできる
またHELP YOUの特徴として、
・業務ごとに最適な人材をアサインするので、人を探す手間・コストが0
・専属ディレクターが付くので、一括で依頼をすることが可能
・人材が担保されているので、長期的な業務依頼が可能
となります。
無料相談も用意していますので、ぜひこの機会にアウトソーシングの導入を検討してみてはいかがでしょうか?