クラウドソーシングを使いこなしている企業は、どう良い人材を見つけているのか

仕事を外注する際にクラウドソーシングサービスを活用している企業も多いのではないでしょうか。

今回は、4つのクラウドソーシングサービスを使った経験のあるタイムクラウド株式会社/ラフノート株式会社 代表取締役 西小倉 宏信さまにそれぞれの特徴や使い分けについてお話を伺いました。

サービスによる棲み分けが魅力。日本と海外でも対応が違うことも

-これまで利用したクラウドワークス、ランサーズ、Upwork(アップワーク)、ジョブハブについて各サービスを活用するに至った背景について聞かせてください。

西小倉さま(以下、西小倉):弊社は2007年に創業し、縁故採用で自己資本でお金をかけずに内製する会社でした。新しい案件を受けるたびに学習コストがかかっていたのでアウトソーシングできる、経験者に頼めるのがいいなと。

-各サービスにはどのような違いを感じましたか?

西小倉:クラウドワークスはエンジニアに強いイメージでした。リリース時にmasuidriveというトレタのCTOをやっているようなエンジニアに仕事を発注できると言うエッジなブランドだった。

一方でランサーズは2008年から1番長い老舗で、例えばコンペとかロゴのデザイナーが集まりやすいのはランサーズ。サービスによって棲み分けがある。

 

Upwork(アップワーク)はスピード感が凄いです。細かな要件定義をする前に「とりあえずできました」みたいな(笑)。プロジェクトによってはがっちり組んで失敗は許されませんみたいなものもあるからそれは日本のクラウドソーシングが向いていたり、ちょっとふわふわしているけれども考えたいみたいなものは海外が向いていることもありますね。

 

-国内サービスを2つ、海外サービスを1つ利用して、さらにジョブハブも活用し始めたのは何故ですか?

西小倉:間口を広げるためですね。ランサーズ、クラウドワークス、ジョブハブに同じ仕事を出したんです。でも、納期がないことを売りにしたプロジェクトだったので、ジョブハブでは掲載できないと言われました。ジョブハブはパソナという老舗の人材派遣会社が運営し、人の目が介在して、きちんとスクリーニングされています。納期がない案件は掲載できませんなど制約もあります。

 

スクリーニングやチーム対応してもらえるのは不安が少ない

-クラウドソーシングサービスを活用する前後でギャップはありましたか?

西小倉:クラウドソーシングってワーカーと直接やりとりできるので安いけどマネジメントが大変というイメージを持っている人が多いですが、僕たちはかなりクラウドソーシングを使っています。1~2人発注して期待外れだった、と思われがちだけど、持論ではめちゃくちゃ良い人は10人に1人いればいいなと思っているので、ある意味冷静に捉えています。

身銭を切って9人も発注しようとするから無駄金になりそうというイメージがつきやすいのではないかと。一方、オンラインアシスタントサービスのHELP YOUはスクリーニングされた人たちがいるので、フルに頼めるからそこがいいですね。

 

-「失敗したくない」という心理が発注者として働くのでトライ&エラーしづらいこともありますよね。効率的にこんな見分け方をしているんだというのはありますか?

西小倉:海外は単価とクオリティが比例しますが、日本はそうではありません。単価が高いからいい仕事してくれると言う法則がないし、ふっかける人とか能力あるのにすごく単価が低い人が混在しているのでそこはわかりにくいですね。レビュー機能も100%信じるということはしていないです。ただ、ワーカーさんがポートフォリオを提示してくれれば、クオリティはある程度担保できますね。

-応募者の選び方を運用の工夫として聞いてみたいです。

西小倉:集め方って2つしかない。案件を登録してそこにプルで応募してもらうのを待つかプッシュで送るか。プッシュで送るほうは人材のキーワードを工夫するとかあると思うが、プルの方は単価が安くて納期がきついといい人が応募してこないから、そこの違いですよね。

ある程度単価が融通効くようにすれば応募が来るが、そもそも何を応募しても募集しても来ないこともあります。売り手市場の中、今日から40時間いけますか、みたいなのは何かがあるわけじゃないですか(笑)。それは1つのフィルタリング要素になりますね。

-HELP YOUでは社員であるディレクターがアサインするメンバーを選びます。大企業だったら費用を払って管理からお願いする方が楽だよねみたいな感じがあると思っていて。

西小倉:ベンチャーはお金がないからリスクがあっても少しでも安いのが作りたいとあるが、企業ベースだったら直接よくわからない人に発注するリスクを一担当者が負うよりも企業発注して、窓口の人が負ってくれる状態の方がいいと思います。

クラウドソーシングは仕入れですよね、海で魚釣ってそのまま食べる人もいるけど、大体は市場に下ろすので流通させてコンビニで並ぶみたいな。海に行って魚が取れないこともないがいろんなリスク、コストがかかるから、そういう感じですよね。

-クラウドソーシングって個人と個人が繋がったり小さい個人でも仕入れができたりするけど実際はそうじゃないですよね。パッケージングして、中間コストが必要なのかなっていうのはありますか?

西小倉:そう思います。技術があるクリエイターを新規営業しないといけないと言うコストが発生しますが、HELP YOUは本業に集中できますね。

-プラットホームにしてしまうとワーカーが自分で営業しなきゃ、継続させていかなきゃいけないみたいなことが発生するが、雇用が安定できると頑張れるますよね。そういう意味で言うと質に集中できるのが違いと言えますか?

西小倉:それはありますね。チームであることがHELP YOUの良いところだと思っていて。チームがどんどん入れ替わったりとかワーカー間のコミュニケーションが希薄な部分はあるが、HELP YOUは1つのチームで1つのプロジェクトに対応するからチームワークが形成されている。そこが良さだと思います。

個人情報・公的対応と管理コストの兼ね合いが肝

-クラウドソーシングでデメリットに感じていたことで、かつオンラインアシスタントサービスでも解消できていないデメリットがあれば教えてください。

西小倉:銀行口座を作るとか、役所に届けるとかリアルが絡むものはできない。部分的にはHELP YOUでできると聞いていますが。大枠の話としては、うちはアウトソーシングできている方だと思う。その中で出来ていないのはパートナーのフリーランスの人が子供を幼稚園に入れたいから就労証明書などの書類が必要な時。社長の直筆や捺印がいるのは工数がかかるしアウトソーシングできないですよね。

難しいのは第三者の個人情報管理。いろんなプロジェクトに携わってクラウドワーカーで進めるぞとなっても本番情報を共有できない。マスキングしたテスト環境ができれば、開発に進むが、ホームデータをマスキングする作業を結構僕がやっているのでそこは残るかなって。

-この人だったら大丈夫という信頼関係が形成されていかないとなかなかアウトソーシングしづらいですか?

西小倉:HELP YOUと弊社で信頼関係があるので、弊社の売上は見せています。信頼関係があって、かつ社内情報だから共有できましたみたいなのはある。ただ、個人情報・法的な情報は難しいですね。

本番データをいかに効率的にマスキングしてワーカーに投げれるかが1つの課題です。テスト環境を効率的に作れるかが今後クラウドワーカーとかリモートワークとか有機的なネットワーク型の仕事の働き方をするにおいて重要なものになると思っています。

-最適な分業をするほど管理する人が必要で、それがクラウドソーシングのデメリットなのかなと思うんですが?

西小倉:ワーカーは仕事が決まらないと他に行ってしまいます。コストもかかるしタイムリミットもあるしできることって微妙に違いますよね。エンジニア単体で業務委託してしまうと、そのエンジニアのために常に仕事を作らなきゃいけないですよね。でもHELP YOUはチームなのでそんなことがない。それそれの分野に特化した人がいるので。

-個人を繋ぎとめておくための維持コストが発生するということですよね?

西小倉:そうですね。正社員も余らせたくないですし。

-ディレクター単価も考えるとトータルでそんなに安くないのではないかと。ディレクションコストって見えづらいですよね。

西小倉:ソフトウェア作るよりも要件定義やマネジメントコストの管理ができていなくて、でも納期があるからワーカーが疲弊したりとか。社内の人間がディレクションコストゼロでやっててくれるみたいな錯覚に陥いることは感じますね。

-今後クラウドソーシングサービスはどうなっていくでしょうか?

西小倉:クラウドソーシングサービスに限らず、弊社のように内製やオンラインアシスタントへの外注といった様々なかたちで業務を遂行していく企業がそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて使い分けをするようになるのではないでしょうか。

HELP YOUに問い合わせをする

オンラインアシスタントサービス
HELPYOUが選ばれる理由


オンラインアシスタントサービスは、雑務をスタッフに任せることでコア業務に集中でき、業務効率の向上に役立ちます。
もしこれからオンラインアシスタントの導入を検討するのであれば、ぜひ価格情報も含めた各オンラインアシスタントサービスを比較してみてはいかがでしょうか。


HELPYOUでは、

・150社への導入実績
・元大手企業のキャリアウーマンが多く所属
・バックオフィス業務からデザインまで幅広く業務サポートができる

といった特徴があります。
無料相談も用意していますので、ぜひこの機会にオンラインアシスタントサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか?